もうひとつの顔
ロバート・キャパ セレクト展

神戸ファッション美術館

  • 開催期間:2022年9月10日(土)~2022年11月6日(日)
  • クリップ数:6 件
  • 感想・評価:2 件
もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展 神戸ファッション美術館-1
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ロバート・キャパ・ポートレート(1951年) ルース・オーキン撮影東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive
共和国派民兵の死(「崩れ落ちる兵士」)(1936年9月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive
避難民移送センターにて(1939年1月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive
パブロ・ピカソとフランソワーズ・ジロー(1948年8月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive
国際旅団(外国人義勇兵旅団)の解散式(1938年10月25日)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive
7フィートの竹の棒の先に木炭をつけて描くマティス (1949年8月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive
カーニバル(1950年2月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive
ツール・ド・フランス(1939年7月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive
焼津(1954年4月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive
ロンドン(1941年6-7月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive
もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展 神戸ファッション美術館-1
もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展 神戸ファッション美術館-1
もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展 神戸ファッション美術館-1
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もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展 神戸ファッション美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

ハンガリー出身のロバート・キャパ(本名アンドレ・フリードマン)は、20世紀を代表する報道写真家です。スペイン内戦の結末を暗示するかのような《崩れ落ちる兵士》や、死線に身を晒し命懸けで撮影したノルマンディー上陸作戦の激戦は、戦争報道写真の傑作とされています。

リアルタイムに映像が届けられることがなかった時代、キャパの写真が紙面を通して人々に与えた衝撃は計り知れません。

一方で、キャパは戦時下の市民の姿もカメラに多数おさめました。不安げに空を見上げる人々や途方に暮れて佇む人など、戦争が日常化した世界とそこに生きる人たちの姿を多面的に捉えようとする意識がうかがえます。

このことは、キャパ自身が写真集を企画刊行する編集的視野をもっていたことと関係しているかもしれませんが、人が見せる鮮烈な感情と向き合うことで「人間」という存在にせまる挑戦であったと捉えることもできるでしょう。

人の内面を浮き彫りにするキャパの「まなざし」は、親交のあったピカソやヘミングウェイらを被写体とした場合にも遺憾なく発揮されます。

本展では、東京富士美術館が誇るロバート・キャパ・コレクションの中から、溢れ出る感情とそれを捉えるキャパの眼を軸に選び出した約100点の作品を展示することで、キャパの「もうひとつの顔」である編集的視点を会場内に構成します。再び緊迫する世界を前に、激動の世紀を駆け抜けたキャパの写真をぜひご覧ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年9月10日(土)~2022年11月6日(日)
会場 神戸ファッション美術館 Google Map
住所 兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
9月20日(火)、10月11日(火)
※9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学生・神戸市外在住の65歳以上 500円(400円)
高校生以下・神戸市内在住の65歳以上 無料
  • ※( )内は有料入館者30名以上の団体料金
    ※神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券(半券)をお持ちの方は割引が受けられます
TEL0788580050
URLhttps://www.fashionmuseum.jp/

神戸ファッション美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

ジャーナリストとしての生き様に感動!

名前だけは知っていた、ロバート・キャパさん、偽名だったとは知りませんでした。戦争写真家として本名を伏せる選択を取り、命をかけて最前線を伝える生き様に感動しました。被写体として写る兵士の表情に臨場感や、そこに生きる人の心を感じる作品ばかりで、心がゆさぶられました。
また、日本での取材の合間に、急遽向かったインドシナの前線で地雷を踏み亡くなったことを初めて知り、衝撃でした。お母様に当てた最後の手紙からまだまだこれから数多くの作品を生み出すに違いないことを感じ、悲しみが膨らみます。ただ、短い人生でしたが、後生の人間は、ロバート・キャパの人生を作品を通して俯瞰で見ると、どの国にもそこに生きる人がいる、人の心があることを感じ、戦争のない世界を戦場で訴えている気がしてなりません。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、micco3216さん

3.0

誰もが知る報道写真家キャパ モノクロ写真が語るもの

報道写真家というよりも、「戦場写真家」と思いを持っていました。
ノルマンディー上陸作戦では、100枚以上撮ってもブレていたりしてまともな写真は10枚にも満たなかったそう。
今と違って、フィルム写真ですから。
しかし、目を向けられたのは、戦場の最前線だけではなく、戦場に行かなかった人たちにもカメラは向けられていました。
1947年の旧ソヴィエト連邦下のウクライナのコルホーズ(集団農場)を撮影した写真に、現在のウクライナをも考えさせられます。
日本を訪れ、また再訪するつもりで故郷ハンガリーの母に書いた手紙が残り、
インドシナで地雷に触れてで40歳にして亡くなってしまいます。
写真というフレームで切り取られたモノクロ画像はヒトを惹き寄せます。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、古那可智さん、さいさん、シンディさん

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ロバート・キャパ・ポートレート(1951年) ルース・オーキン撮影東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive

共和国派民兵の死(「崩れ落ちる兵士」)(1936年9月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive

避難民移送センターにて(1939年1月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive

パブロ・ピカソとフランソワーズ・ジロー(1948年8月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive

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7フィートの竹の棒の先に木炭をつけて描くマティス (1949年8月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive

カーニバル(1950年2月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive

ツール・ド・フランス(1939年7月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive

焼津(1954年4月)東京富士美術館所蔵 The Robert Capa and Cornell Capa Archive

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