横尾龍彦 瞑想の彼方

神奈川県立近代美術館 葉山

  • 開催期間:2023年2月4日(土)~2023年4月9日(日)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:2 件
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《Vision II》1981年 油彩、板 個人蔵
《教会》1965年 油彩、カンヴァス 個人蔵
《隠された真珠》1966年 油彩、カンヴァス 個人蔵
《七つの燈台》1970年頃 ガッシュ、紙 福岡県立美術館蔵
《黝(あおぐろ)い玉座》1972年 ガッシュ、紙 個人蔵
《黙示録 ゴグとマゴグ》1977年 油彩、カンヴァス 北九州市立美術館蔵
《臥龍》1988年 油彩、カンヴァス 神奈川県立近代美術館蔵
《舞踏する混沌》1996年 ミクストメディア、カンヴァス 個人蔵
《アポカリプス》2001年 ミクストメディア、カンヴァス 神奈川県立近代美術館蔵
《白い雲》2005年 ミクストメディア、カンヴァス 世田谷美術館蔵
《聖母子像》1987年 木 東京サレジオ学園蔵 撮影:大谷一郎
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

横尾龍彦(1928–2015)は、日本とヨーロッパを行き来して活躍した画家です。1965年にスイスで個展を開き、以後、聖書や神話に着想を得た幻想画により国内外での評価を確立しました。

ドイツに本格的な拠点を設けた1980年以降は、ルドルフ・シュタイナーや禅の思想に影響を受けて制作に瞑想を取り入れ、書に通じる抽象画へと画風を変化させました。日本の美術館で初めての回顧展として、国内のアトリエに遺された作品を中心に約90点を紹介し、横尾の画業を展覧します。

◆ 横尾龍彦略歴
1928年福岡県福岡市生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科を卒業後、油彩画に転向。1965年以降、ヨーロッパ各国と日本で個展を多数開催し、国内では澁澤龍彥や種村季弘に認められた。1976年より神奈川県逗子市に住み、その後、高橋巖が主宰するルドルフ・シュタイナー研究会に参加。鎌倉の三雲禅堂に参禅する。1980年、ドイツ・オスナブリュックに移る。1993年には埼玉県秩父市にアトリエを構え、晩年まで日本とドイツを拠点に制作を続けた。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年2月4日(土)~2023年4月9日(日)
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 Google Map
住所 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
観覧料 一般 1,200円
20歳未満・学生 1,050円
65歳以上 600円
高校生 100円
  • ※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です
    ※「横尾龍彦瞑想の彼方」展の観覧券で、同日に限りコレクション展「ジョルジュ・ルオーの銅版画」を観覧できます
    ※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:2月5日、3月5日、4月2日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く) で観覧できます。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、同日の会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」は中止します
    ※その他の割引につきましては直接美術館までお問い合わせください
    ※最新情報と来館に際してのお願いは美術館ウェブサイト等を確認してください
TEL046-875-2800(代表)
URLhttp://www.moma.pref.kanagawa.jp/

神奈川県立近代美術館 葉山の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

爽やかなメインビジュアルなのに・・・。

画家の作品を主に年代順に展示してあるため、画業の変遷がわかりやすいです。
・・・って自分で書いてて妙に引っかかるんですよねぇ・・・。
シュタイナーから地獄絵図から禅だよ?
すごい振り幅でびっくりです。

まず、青い海なのか空なのかな?という感じの
爽やかなフライヤーの絵を見て会場に来ると、正直びっくりするんではないかと。
私はびっくりしましたよ。
「地獄絵図で有名」って解説にあるんですよ(笑)
たまげたよ。そりゃたまげるでしょ(笑)
しかも最初期はルオーの影響が、って言われて太枠線で「ほんとだ」って感じの絵。
そこから
写実っぽい?
→いやシュルレア入ってるかな
→ああ、シュタイナーだ、これは色がまさに・・・しかも解説に高橋巌の名前が・・・
→ああ、地獄、なるほど地獄だわ(笑) なんか生き物がうようよしてるし、
 こんなとこに顔が浮き上がってる。・・・うわぁぁぁぁぁぁぁ・・・
→なんか海か空かブルーで、茶色いとこに生き物みたいな、
 顔みたいな、目みたいな、そういうものがうようよしてる感じが・・・
→空(くう)から何かが生まれてくるというか、発生してくるというか・・・
→なんか完全に抽象になってる。背丈位ある長い柄の、コントみたいな
 ぶっとい筆をバケツに突っ込んで、びしゃ~っ!どりゃ~!って
 ストリートで絵を描いてる。

最後辺りになると、ぶっとい筆で描いた、すごい勢いの〇の絵、とかになってる。

確かに見応えあるのは、
シュル・象徴っぽ・シュタイナー的地獄絵図(色彩がもろだ)のあたりかと思う。
だけど、通して見た感想は、
最後辺りの、勢いのある絵の気持ちよさを感じてしまうので、
この画家さん、どんどん幸せな感じに感覚が開けていったのだと思う。

見終わって、何だかすごい人の分厚い伝記を一冊読み切ったように、
どっと疲れた。


で、実はこっちが個人的に本命だった、「ジョルジュ・ルオーの銅版画展」も合わせてご覧いただけます。
一般料金250円で「ルオー展」だけ観ることも可能だそうです。
こっちのコレクション展は、ルオーの版画集「ミセレーレ」を前後期入れ替えで全部見せます、というもの+α。
ルオーの版画って、「油絵みたいじゃない?なんで版画でやろうとするのかな?」 
という素朴な疑問を持っていたのですが、レクチャーの中で質問してみたら、
ルオー自身が版画という表現にすごく興味や愛着を持って積極的に取り… Read More

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4.0

漂うダークファンタジー感

不気味で何か、怖いなぁ。
序盤の画風から受けた、率直な印象です。
神話っぽいと言うか、悪魔的と言うか。見方によっては
ゲームやSFっぽい、と思う方もいるかもしれません。
ですが、それが段々とクセになっていって見慣れてくるのですが、
慣れた頃にまた画風が変わる。そうなんです、まぁまぁ画風が変化していく
画家なんです。テーマは神秘的で幻想的なものの、まだ何を描いているかは
分かります。でも、だんだん抽象的になっていって、後半は書を思わせる画風に
なっていきます。芸大で日本画を学んだ事がここに来て現れたかぁ、と思ってしまいます。
かろうじて人体だな、とか、顔があるな、とか。目を凝らして見るのも良いかもしれません。

尚、本展覧会関連のグッズは何もありませんでした(*T^T)

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komagatayaさん、morinousagisanさん、さいさん、Sukekiyo-Acckermanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

《Vision II》1981年 油彩、板 個人蔵

《教会》1965年 油彩、カンヴァス 個人蔵

《隠された真珠》1966年 油彩、カンヴァス 個人蔵

《七つの燈台》1970年頃 ガッシュ、紙 福岡県立美術館蔵

《黝(あおぐろ)い玉座》1972年 ガッシュ、紙 個人蔵

《黙示録 ゴグとマゴグ》1977年 油彩、カンヴァス 北九州市立美術館蔵

《臥龍》1988年 油彩、カンヴァス 神奈川県立近代美術館蔵

《舞踏する混沌》1996年 ミクストメディア、カンヴァス 個人蔵

《アポカリプス》2001年 ミクストメディア、カンヴァス 神奈川県立近代美術館蔵

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