3.0
この時期だけの楽しみ「燕子花図屏風」
リズム感のある燕子花の屏風は何度見てもいいものです。(そんなことはないと思うのですが)右隻が敗色したように感じました。
雨の日に行きましたが、庭のモミジの緑に生命力を感じ、燕子花もまだ花が残っていて嬉しかったです。
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根津美術館のコレクションの礎を築いた初代根津嘉一郎(1860~1940、号青山)が尾形光琳による「燕子花図屏風」を入手したのは大正3年(1914)。以降、嘉一郎は展覧会や茶会で、惜しみなくこの大傑作を披露しました。本展覧会は、そのうち、昭和12年(1937)5月の茶会で取り合わされた茶道具の名品と共に、国宝「燕子花図屏風」を紹介します。
この茶会は5月5日を初日とし、日に5、6名ずつを招き、約十日にわたって東京・青山の自邸で催されました。友人である実業家・高橋義雄(箒庵)や電力王・松永安左エ門(耳庵)、そして政治家の近衛文麿、細川護立など政財界の名士数十名が、連日根津邸を訪れたのです。
嘉一郎は、まず茶室・斑鳩庵(戦災で焼失)で客人に懐石料理と濃茶を振る舞い、続いて付属する広間では薄茶でもてなしました。そして、その後、五十畳の大広間に「燕子花図屏風」、円山応挙筆「藤花図屏風」、「吉野図屏風」をずらりと並べ、客人を驚嘆させました。そのほか、小堀遠州作「一重切竹花入 銘 藤浪」や「鼠志野茶碗 銘 山の端」などの季節の茶道具の名品も次々に披露しました。この会の取り合わせは、数ある嘉一郎の茶会のうち、ひときわ荘厳にして豪華といえるものです。
満77才を目前にした嘉一郎による堂々たる布陣をご堪能ください。
| 会期 | 2022年4月16日(土)~2022年5月15日(日) |
|---|---|
| 会場 |
根津美術館
|
| 住所 | 東京都港区南青山6-5-1 |
| 時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
| 休館日 | 5月2日を除く毎週月曜日 |
| 観覧料 | オンライン日時指定予約 一般 1,500円(1,300円) 学生 1,200円(1,000円)
|
| TEL | 03-3400-2536 |
| URL | https://www.nezu-muse.or.jp/ |
3.0
リズム感のある燕子花の屏風は何度見てもいいものです。(そんなことはないと思うのですが)右隻が敗色したように感じました。
雨の日に行きましたが、庭のモミジの緑に生命力を感じ、燕子花もまだ花が残っていて嬉しかったです。
5.0
GW中でありましたが、朝1番の枠で伺いました。
朝の庭は燕子花が満開で、お茶もなさっていました。
鳥たちもたくさんきていて、穏やかで静かな時間になりました。
お茶会の再現展示では、応挙の藤を久しぶりに拝見して、空間の作り方、塗り重ねていないのに厚みのある花、何時間あっても足りないぐらいです、感動いたしました。
4.0
週末の10時前に到着したところ、すでに約40人ほどが並んでいました。ただし全員がすぐ展示に行くのではなく、庭園等にばらけていました。展示は茶会の作法に従ってそのときに使用された道具が展示されています。最初の待合席の部分はやはり多少列ができますが、柴田是真のお盆は必見です。今回のメインである燕子花図屏風は次の展示室の正面にありました。この国宝はあまり観ることがありませんでしたが、じっくり観られてよかったです。応挙の藤花図屏風も素敵でした。人は徐々にばらけますので屏風はゆっくり鑑賞できます。庭も相変わらずの美しさでした。
5.0
燕子花図屏風展、良かったです!
根津青山のDNAを受け継ぐ根津美もケチくさい展示はせず
燕子花図と藤花図の両屏風を贅沢に同時公開していて流石だなと。
吉野図は茶会当時は永徳作とされていたそう(現在は不詳)。
永徳、光琳、応挙とスゴイ並びです。
2階にもシレッと国宝重文の詩画軸が出展されています。
茶会の様子や設えを可能な限り再現した展示でとっても豪華です。
是非お天気の良い日に訪問したい展覧会です。
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国宝 燕子花図屏風(左隻) 尾形光琳筆 日本・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵
国宝 燕子花図屏風(右隻) 尾形光琳筆 日本・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵
重要文化財 藤花図屏風(左隻) 円山応挙筆 日本・江戸時代 安永5年(1776) 根津美術館蔵
重要文化財 藤花図屏風(右隻) 円山応挙筆 日本・江戸時代 安永5年(1776) 根津美術館蔵
重要文化財 鼠志野茶碗 銘 山の端 美濃 日本・桃山~江戸時代 17世紀 根津美術館蔵
膳所耳付茶入 銘 大江 膳所 日本・江戸時代 17世紀 根津美術館蔵
重要美術品 雨漏茶碗 銘 蓑虫 朝鮮・朝鮮時代 16世紀 根津美術館蔵
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