オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき

三菱一号館美術館

  • 開催期間:2017年2月4日(土)~2017年5月21日(日)
  • クリップ数:24 件
  • 感想・評価:8 件
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ポール・ゴーガン《「黄色いキリスト」のある自画像》1890-1891年 油彩/カンヴァス © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF
ポール・セリュジエ《タリスマン(護符)、愛の森を流れるアヴェン川》1888年 油彩/板 © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
ピエール・ボナール《庭の女性たち 白い水玉模様の服を着た女性》1890-91年 デトランプ/カンヴァスに貼り付けた紙、装飾パネル © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
ピエール・ボナール《庭の女性たち 猫と座る女性》1890-91年 デトランプ/カンヴァスに貼り付けた紙、装飾パネル © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
ピエール・ボナール《庭の女性たち ショルダー・ケープを着た女性》1890-91年 デトランプ/カンヴァスに貼り付けた紙、装飾パネル © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
ピエール・ボナール《庭の女性たち 格子柄の服を着た女性》1890-91年 デトランプ/カンヴァスに貼り付けた紙、装飾パネル © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
フェリックス・ヴァロットン《化粧台の前のミシア》1898年 デトランプ/厚紙 © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
エドゥアール・ヴュイヤール《八角形の自画像》1890年頃 油彩/厚紙 © Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF
ピエール・ボナール《格子柄のブラウス》1892年 油彩/カンヴァス © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
モーリス・ドニ《ミューズたち》1893年 油彩/カンヴァス © Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF
ポール・ランソン《水浴》1906年頃 油彩/カンヴァス © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

19世紀末のパリで、前衛的な活動を行った若き芸術家のグループ「ナビ派」。ボナール、ヴュイヤール、ドニ、セリュジエ、ヴァロットンらを中心とするナビ派の画家たちは、ゴーガンから影響を受け、自らを「ナビ(預言者)」と呼んで、新たな芸術表現を模索しました。

近代都市生活の諸相を平坦な色の面で表す装飾性と、目に見えないものを描く内面性――日常と神秘をあわせ持つナビ派の芸術は、一見控えめで洗練された画面のうちに、20世紀美術を予兆する静かな革新性を秘めています。

本展は、近年国際的に評価が高まるナビ派の芸術を、日本で初めて本格的に紹介する展覧会です。

オルセー美術館が誇るナビ派のコレクションから、油彩約60点、素描約10点など合わせておよそ70点が一堂に会します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年2月4日(土)~2017年5月21日(日)
設備入替および建物メンテナンスのため、2023年4月10日から2024年秋まで全館長期休館中
会場 三菱一号館美術館 Google Map
住所 東京都千代田区丸の内2-6-2
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は
    20:00まで(最終入場時間19:30)
休館日 月曜日 
※但し、2016年3月20日、5月1日、15日は開館
観覧料 【当日券】
一般 1,700円
高校・大学生 1,000円
小・中学生 500円

【前売券】
一般 1,500円
  • ※大学生以下、ペア(一般/チケットぴあで販売)は前売券の設定はありません
    ※障がい者手帳をお持ちの方と介添人の方1名まで半額。
    ※ペア券はチケットぴあのみ販売します。
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttp://mimt.jp/

三菱一号館美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

三菱一号館美術館 三菱一号館美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

霊感に満たされて

ナビ派の日本での纏まった展覧会は初めて、と言うことで、既に、ヴァロットン展を開催した実績のある三菱一号館美術館でやるのは相応しい。
ナビ=預言者、ということだが、彼らは、自分達を「霊感に満ちた」存在と思っていたようで、しかし、結成グループは、コンドルセの同窓が多く、お互いを「○○のナビ」と呼び合い〜ボナールだったら、「日本かぶれのナビ」とか〜お遊びの面も強い。
曲線を多用して、庭の中の女性と言った話題を好むが、描かれるのは、多くの場合、画家に関係する私的な人物である。
しかし、ボナールのヌード画にはビックリしたし、ドニは6人の子どもに恵まれたが、ボナールや、ヴュイヤールは子に恵まれなかったとか面白い話も。

5.0

ナビ派を堪能できました!

今回観たナビ派の絵は、印象派の絵とはまた違った温かみが感じられる絵が多かったように思います。
ボナールやヴュイヤール、ドニが描いた家族や子供たちの絵は、特に温かみが感じられ印象に残りました。
また、ヴァロットンも「ボール」で子供を描いていますが、彼の絵は子供も描いてもどこか不穏な感じがするところがまた興味深かったです。
印象派の画家たちが日本の影響を強く受けている事は知っていましたが、ナビ派の画家たちもそうだとは今回初めて知りました。
今回の展示は、三菱一号館の雰囲気にとてもあっていて素敵でしたし、新しく知ることもあり、とても貴重な展示会でした。

5.0

ただのヴァロットン好き

ナビ派展とは良い企画だと思い、迷わず伺いました。
オルセーからの作品チョイスも素晴らしい。
個人的にはどストライクゾーンなので、あと1、2回は足を運ぶと思います。

4.0

アフター5女子割で鑑賞しました

三菱一号館美術館の毎月第2水曜日のアフター5(17時〜20時まで)女子割にて鑑賞しました。

お得になるのでその分、音声ガイドを付けることをオススメします。

ナビ派は初めての鑑賞でしたが、なんとも温かい雰囲気の作品ばかり。優雅な気持ちになります。

モヤモヤと息苦しくなるような作品はほとんどありません。愛と友情の物語という感じ。ホッとしますよ。

個人的に気になったのが、
音声ガイドの中の「ヴァロットン」のイントネーション。あれは果たして正しかったのか未だに気になっています(笑)

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Audreyさん

4.0

掛け軸のような細い縦長のキャンバスのサイズは、日本の浮世絵などの影響

「ナビ派」のナビは、ヘブライ語で預言者を意味するそうで、19世紀末のパリで、前衛的な活動を行った若き芸術家のグループのことをそう呼んだそうです。

現在の芸術の流れから抜け出して、未来を見据えた芸術表現を模索する、という意味だったのでしょうか。

ピエール・ボナールや、モーリス・ドニ、フェリックス・ヴァロットンなどの画家らがナビ派の画家たちとして知られています。

日本の扇絵などのモチーフが取り入れられたり、屏風に西洋画が描かれたり、明らかに日本画の影響があったことが随所に見られました。

とくに、ピエール・ボナールは、「日本かぶれのナビ」と呼ばれたのだそうです!

ナビ派の全体を通して、色彩表現は、鮮やかでコントラストがはっきりしていて、とても印象的でした。

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ずんださん

5.0

ナビ派って、意外と見やすい!

ちょっと前までは「ナビ派」は苦手だった。でも、2014年のヴァロットン展(三菱一号館美術館)や2015年のゴーギャンとポン・タヴァンの画家たち展(パナソニック汐留ミュージアム)を観てから考えに変化が。そして、今回、この展覧会を観て、「ナビ派」がなんとなく好きに。また、ナビ派の作品って、思ったより素直に見やすいんだなぁ、と感じました。日本的影響が感じられる作品もあり、身近にも。

オルセー美術館といえば「印象派」の作品というイメージが強いですが、最近では「ナビ派」の作品の収集に力を入れているとも。きっと、これからナビ派の作品を目にすることが増えるのでしょう。そんなナビ派の良品がたくさん紹介されているこの展覧会。ナビ派って何?という疑問に答える、とても良い機会になると思います。

THANKS!をクリックしたユーザー
ずんださん

4.0

日本との繋がりに驚きました。

今まで「ナビ派」をうまく理解できなかったのですが、一堂に会した作品群を見ることでなんとなく感じるものがありました。ヴァロットンの「ボール」は、以前見逃していたので、今回初めて見ることができて嬉しかったです。屏風や屏風に仕立てることを意識した絵などもあり、日本との繋がりを感じました。中でもボナールは「日本かぶれのナビ」とあだ名されていただけあって、ポスターになっている「格子柄のブラウス」もとても日本的でした。また解説を読むことで、「ナビ派」の人たちの親密な関係が分かって興味深かったです。

THANKS!をクリックしたユーザー
ずんださん

3.0

満足の展覧会です!

小さめの作品が多いのでやはり早目の訪問が吉です。オルセー美術館展等々でここ10年ほどで来日している作品も多いかと思いますが、まとめてナビ派を観られる貴重な機会です。オルセー所蔵作品ということで良作が多いです!

THANKS!をクリックしたユーザー
ずんださん、Audreyさん

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出展作品・関連画像IMAGES

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ピエール・ボナール《庭の女性たち 猫と座る女性》1890-91年 デトランプ/カンヴァスに貼り付けた紙、装飾パネル © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

ピエール・ボナール《庭の女性たち ショルダー・ケープを着た女性》1890-91年 デトランプ/カンヴァスに貼り付けた紙、装飾パネル © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

ピエール・ボナール《庭の女性たち 格子柄の服を着た女性》1890-91年 デトランプ/カンヴァスに貼り付けた紙、装飾パネル © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

フェリックス・ヴァロットン《化粧台の前のミシア》1898年 デトランプ/厚紙 © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

エドゥアール・ヴュイヤール《八角形の自画像》1890年頃 油彩/厚紙 © Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF

ピエール・ボナール《格子柄のブラウス》1892年 油彩/カンヴァス © RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

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