4.0
刈谷市美術館にて
刈谷市美術館で見ました。無かったので備忘録としてこちらに。
馬場のぼるさんの回顧展。漫画家としての技を上手く取り込んで絵本制作をされていたんだなと改めて思う内容でした。黒の線は手作りの竹の筆で墨で描いていたとは知りませんでした。とにかく器用でうまい!そこに嫌みのないすっきりとしたユーモアが入っていて、思わずニヤリとしてしまうものばかりでした。ご本人の人柄が出ているんでしょう。とにかく楽しい内容でした。
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絵本「11ぴきのねこ」シリーズで知られる漫画家・馬場のぼる(1927~2001)を、様々な側面から紹介する展覧会を開催します。馬場は青森県三戸町に生まれ、1949年漫画家を目指して上京します。
1950年には少年誌でいち早く連載漫画を手がけ、手塚治虫、福井英一とともに「児童漫画界の三羽ガラス」と呼ばれるほどの人気を博しました。児童漫画界の主流が活劇モノに変化し始めると、大人向けの漫画雑誌に連載しながら、徐々に絵本の世界に活動の場を移します。
1967年に刊行された『11ぴきのねこ』(こぐま社)はロングセラーとなり、現在まで絵本のみならずキャラクターグッズや人形劇など様々な媒体を通し、世代を超えて愛されています。
馬場は1952年から亡くなるまで約50年間練馬区に居住した、地域ゆかりの作家でもあります。自宅には膨大な日記やスケッチブックが残されていました。これら資料の中からは、街で見かけた人々や庭の花、新作のアイディアなど、日々の視点や試行錯誤の跡が垣間見られます。
本展では、絵本や漫画の仕事を紹介するとともに、50年分のスケッチブックや、楽しみのために制作した絵画、立体作品、また交友関係などを紹介し、人としての馬場のぼるにまるごと焦点を当てます。「描いてつくって楽しんだ」一人の漫画家の軌跡をご覧ください。
会期 |
2021年7月25日(日)~2021年9月12日(日)
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会場 | 練馬区立美術館 Google Map |
住所 | 東京都練馬区貫井1-36-16 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 8月10日(火) ※ただし、8月9日(月・休)は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円 高校・大学生および65~74歳 800円 中学生以下および75歳以上 無料(その他各種割引制度あり)
|
TEL | 03-3577-1821 |
URL | https://www.neribun.or.jp/museum.html |
4.0
刈谷市美術館で見ました。無かったので備忘録としてこちらに。
馬場のぼるさんの回顧展。漫画家としての技を上手く取り込んで絵本制作をされていたんだなと改めて思う内容でした。黒の線は手作りの竹の筆で墨で描いていたとは知りませんでした。とにかく器用でうまい!そこに嫌みのないすっきりとしたユーモアが入っていて、思わずニヤリとしてしまうものばかりでした。ご本人の人柄が出ているんでしょう。とにかく楽しい内容でした。
5.0
コロナ禍のため都心の大美術館から足が遠のいています。練馬区立美術館なら近いし、いつも空いているので比較的安全だろうと出かけてきました。
驚きました。混んでいます。特に子供連れが多かったです。なぜ多いのかは入館し、絵本「11ぴきのねこ」シリーズの原画を観てわかりました。このシリーズを初めて知りましたが、面白いです。楽しいです。没後20年が経つのに子供たちに人気があるようです。
後期高齢者に近づく私の記憶の中では「馬場のぼる」は「手塚治虫」の時代に活動したあまり売れない(?)漫画家という印象しかなく、絵本作家として活躍したことを知りませんでした。こんなにたくさんの絵本を描いていたのですね。お薦めの展覧会ですが、これを投稿するころには閉会になっているかもしれません。
5.0
子供の頃、大好きだった11ぴきのねこに会いに美術館に行きました。
シリーズの中で読んでいない作品があったので図書館で予習してから行きました。
館内にはいきいきと描かれた猫たちがたくさん。おもわず笑みが溢れるような展示でした。
ディスプレイやグッズなどに工夫があり、多くの世代の方が楽しめるような展示内容だったと思います。
ねこのイメージの馬場のぼるさんでしたが、他の作品や絵を見ることができ、「こんな写実的な絵も描けるんだ」と驚きました。馬場のぼるさんの色々な側面を知れたのがとっても良かったです。
限定グッズの内容など、公式Twitterやホームページから事前に情報収集できたこともありがたかったです。
4.0
馬場のぼるさんは私と同郷で親近感がございます。
故郷の風景も懐かしく思います。
ネコの表現は秀逸です。
子どもだけでなく、大人も引き込まれるストーリーには引き込まれます。
是非、子どもづれで見ていただきたいです。
3.0
アニメ作家ではなく、漫画家で知られている。昭和、平成時代の作家であるが、懐かしさがある。
11匹の猫に代表されるように、曲線の滑らかさを見ていると何故か、和やかな気分に。
4.0
漫画家で絵本作家。漫画家仲間がもう居るだけで楽しくなる人と評するほど。絵を見るだけで分かります~と言うかんじ。
子供の頃から似顔絵が上手で、スケッチブックの猫の写生からみるみるあの「11匹のねこ」が。
会場で絵本が読め、グッズも色々有ります。
平日の昼間は親子連れが多く訪れていました。
ロビーには絵本に出てくるねこ達の家が有り写真も撮れます。
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