3.0
たっぷり
とにかくバラエティ豊かな作品が勢ぞろい。
有名どころの作品を数多く観ることができます。
あっという間の開催期間でもったいない!
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江戸時代には、従来の常識を打ち破り、斬新で個性的な表現に挑んだ「奇才」と呼ぶべき絵師たちが、全国で活躍していました。
昨今注目を集める伊藤若冲、長澤蘆雪、曾我蕭白、歌川国芳ら、過激で強烈な個性を放つ絵師にとどまらず、従来の江戸絵画史において“主流派”として語られてきた尾形光琳、円山応挙らも新しい表現に挑み続けています。
本展では、北は北海道から南は九州まで、全国から奇才絵師を集め、その個性溢れる作品を選りすぐり紹介します。東京が世界の注目を集める2020年に、まさにふさわしい特別展です。
会期 |
2020年6月2日(火)~2020年6月21日(日)
全面的な設備機器更新等の大規模改修工事を行うため、2022年4月1日から2025年度中まで全館休館を予定
|
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会場 | 東京都江戸東京博物館 Google Map |
住所 | 東京都墨田区横網1-4-1 |
時間 |
9:30~17:30
(最終入場時間 0:00)
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休館日 |
月曜日 |
観覧料 | 【特別展専用券】 一般 1,400円 大学生・専門学校生 1,120円 小学生・中学生・高校生・65歳以上 700円 【特別展・常設展共通券】 一般 1,600円 大学生・専門学校生 1,280円 中学生(都外)・高校生・65歳以上 800円 小学生・中学生(都内) なし 【特別展前売券】 一般 1,200円 大学生・専門学校生 920円 小学生・中学生・高校生・65歳以上 500円
|
TEL | 03-3626-9974(代表) |
URL | https://kisai2020.jp |
3.0
とにかくバラエティ豊かな作品が勢ぞろい。
有名どころの作品を数多く観ることができます。
あっという間の開催期間でもったいない!
4.0
コロナ禍で鑑賞は無理なのではと思っていましたが、何とか観に行くことが出来ました。
館内は空いていてゆっくりと見ることが出来ました。
「奇想の系譜」展では8人の絵師でしたが、今回は全国から35人の絵師が勢揃い。
北斎、国芳、若冲、応挙といった有名どころから暁斎、其一、白隠、又兵衛といったマニアックな絵師まで…。
私としては大好きな中村芳中、耳鳥斎、高井鴻山の作品が見られて嬉しかったです。知らない絵師さんの作品を見る事が出来たのは大収穫でした。
しかし、35人となると一人当たり3〜4作品、コロナ禍の影響で見られない絵師さんの作品もありちょっと消化不良でした。もっと見てみたい!と思わせる展覧会でした。
5.0
行こうかどうしようかものすごく迷ったのですが、平日ならば「密」を避けられるだろうと休暇を取り、いざ、3か月ぶりの美術展へ!
尖がった才能が一同に集まり(よくこんなに集まったなぁと感心するばかり)、かなりの点数でしたが最初から最後まで興味深く、2時間くらいかけてじっくり拝見しました。
行ってよかったです、ほんとに。いち早く再開を決断してくださった関係者のみなさまに感謝します。
5.0
江戸時代の異端・異色の絵師たちの絵画を扱った展覧会は、昨年3月に東京都美術館で観た「奇想の系譜展」 以来である。同展では、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳、白隠、鈴木其一の8名が扱われていた。今回の展覧会では、既成の枠を打ち破った絵師を「奇才の絵師」として扱い、俵屋宗達、尾形光琳、円山応挙、葛飾北斎等、そうそうたる顔ぶれを含め、有名、無名35名の作品が展示されていました。これだけの絵師の絵が一堂に会するとは実に豪華な展覧会です。中には名前を聞いたことのない絵師もたくさん含まれていましたが、地方に埋もれてめったに観られない作品を観られたのは幸せです。
既に名の知られた大御所たちの作品は他の展覧会で観られるような大作は少なく、「可もなく不可もない」という感想ですが、東京では観られない葛飾北斎の「上町祭屋台天井絵 女波」と「東町祭屋台天井絵 鳳凰図」が観られたのがうれしいです。
大御所以外の絵で最も衝撃的だったのは「絵金」による「播州皿屋敷 鉄山下屋敷」ほか3点の作品です。NHKの番組で絵金の血生臭い凄惨な絵の存在を知り、一度観てみたいと願っていましたが、すさまじく美しい傑作でした。このほか、田中訥言の「日月図屏風」も素晴らしかったです。江戸時代にこんなにシンプルでモダンな絵を描ける絵師がいたことを初めて知りました。
なお作品以外にうれしかったことは、江戸東京博物館の特別展はいつも満員で、他のひとの隙間からやっと作品が覗けるという状態でしたが、今回は入場者がまばらでゆっくりと作品を堪能できたことです。素晴らしい展覧会でお薦めなのですが、なんと会期は6月21日までです。最後の土日は混雑するかもしれません。
5.0
ここまで奇異な作品を集めまくる展覧会って、いままでにないでしょう?というくらいの面白さ。奇想の画家たちはとても有名だけれど、それ以外にもこんなに奇怪で面白くユニークな作品ばかりが集まる展覧会、見逃す手はないです。
前期が見れなかったことが残念だけれど、図録とあわせて楽しみたいです。
3.0
緊急事態宣言が解除された後も休館が続く博物館・美術館が多い中、いち早く6月2日より会館で来たのは事前準備ができていたからでしょうか。内容自体は多くの絵師を盛り込んだので一人の絵師に対して2〜3枚程度でしたが、中村芳中の絵は可愛かった。
3.0
さすが応挙、若冲、北斎!何度見ても圧倒的な画力。そんな中、中村芳中や耳鳥斎ののほほんとした筆跡に癒される。絵金のどぎつい赤、田中訥言の現代的な構図に見入りました。せっかくの作品を間近でと思ったがコロナ予防の為か硝子ケースから距離を取らなくてはならず見にくい。巻物などの平置きケースは上からのぞき込めないしケースの縁が作品と被り見ずらい。途中イヤホンガイドの順番が間違えていたり電池が切れたり散々。
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