ルーベンス展-バロックの誕生

国立西洋美術館

  • 開催期間:2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)
  • クリップ数:65 件
  • 感想・評価:15 件
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ペーテル・パウル・ルーベンス マルスとレア・シルウィア 1616-17年 油彩/カンヴァス
ウィーン、リヒテンシュタイン侯爵 家コレクション
©LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna
ペーテル・パウル・ルーベンス パエトンの墜落 1604/05年 油彩/カンヴァス
ワシントン、ナショナル・ギャラリー
Courtesy National Gallery of Art, Washington
ペーテル・パウル・ルーベンス エリクトニオスを発見するケクロプスの娘たち 1615-16年 油彩/カンヴァス
ウィーン、リヒテンシュタイン侯爵 家コレクション
©LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna
ペーテル・パウル・ルーベンス 眠る二人の子供 1612-13年頃 油彩/板
東京、国立西洋美術館
ペーテル・パウル・ルーベンス ローマの慈愛(キモンとペロ) 1612年頃 油彩/カンヴァス(板から移し替え)
サンクトペテルブルク、エルミター ジュ美術館
Photograph © The State Hermitage Museum, 2017
ペーテル・パウル・ルーベンス セネカの死 1615/16年 油彩/カンヴァス
マドリード、プラド美術館
©Madrid, Museo Nacional del Prado
ペーテル・パウル・ルーベンス キリスト哀悼 1603年 油彩/カンヴァス
ローマ、ボルゲーゼ美術館
ペーテル・パウル・ルーベンス アグリッピナとゲルマニクス 1614年頃 油彩/板
ワシントン、ナショナル・ギャラリー
Courtesy National Gallery of Art, Washington
ペーテル・パウル・ルーベンス クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像 1615-16年 油彩/板で裏打ち したカンヴァス
ウィーン、リヒテンシュタイン侯爵 家コレクション
©LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna
ペーテル・パウル・ルーベンス ヴィーナス、マルスとキューピッド 1635年頃 油彩/カンヴァス
ロンドン、ダリッジ絵画館
By Permission of the Trustees of Dulwich Picture Gallery.
《聖アンデレの殉教》ペーテル・パウル・ルーベンス 1638-39年 油彩/カンヴァス
マドリード、カルロス・デ・アンベレス財団
Fundación Carlos de Amberes, Madrid
《聖母大聖堂》ベルギー・フランダース政府観光局提供
《フランダースの犬》© NIPPON ANIMATION CO., LTD.
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

ペーテル・パウル・ルーベンスの名は、わが国では名作アニメ『フランダースの犬』によって知られています。そう、主人公ネロ少年が一目見たいと望み続け、最終回にはその前で愛犬パトラッシュとともにこと切れる、聖母大聖堂の祭壇画の作者です。

しかし本場西洋では、ルーベンスの方が圧倒的に有名です。バロックと呼ばれる壮麗華美な美術様式が栄えた17世紀ヨーロッパを代表する画家であり、後に「王の画家にして画家の王」と呼ばれたほどの存在なのです。

本展覧会はこのルーベンスを、イタリアとのかかわりに焦点を当てて紹介するものです。

なぜイタリアなのか?イタリアは古代美術やルネサンス美術が栄えた地であり、バロック美術の中心地もローマでした。また、当時はローマがヨーロッパの政治の中心でもありました。フランドルのアントウェルペンで育ったルーベンスは、幼いころから古代文化に親しみ、イタリアに憧れを抱きます。

そして1600年、ついに彼はイタリアの土を踏み、1608年まで滞在してこの地の美術を吸収することで、自らの芸術を大きく発展させたのです。フランドルに帰郷後も彼はたえずイタリアの美術を参照し、また手紙を書くときはイタリア語を用いるなど、心のなかにイタリアを保ち続けました。

一方で、若い頃からきわめて有能だったルーベンスは、イタリアの若い画家たちに多大な影響を与え、バロック美術の発展に拍車をかけたと考えられます。ジョヴァンニ・ランフランコやジャン・ロレンツォ・ベルニーニ、ピエトロ・ダ・コルトーナといった盛期バロックの立役者となった芸術家たちは、ルーベンス作品との出会いによって表現を羽ばたかせた可能性があります。また17世紀末のルカ・ジョルダーノらは、ルーベンスから多くの刺激を受けました。

本展はルーベンスの作品を、古代彫刻や彼に先行する16世紀のイタリアの芸術家の作品、そして同時代以降のイタリア・バロックの芸術家たちの作品とともに展示します。

ルーベンスがイタリアから何を学んだのかをお見せするとともに、彼とイタリア・バロック美術との関係を解きほぐし、明らかにすることを目指します。

これまでわが国では何度かルーベンス展が開催されてきましたが、この画家とイタリアとの双方向の影響関係に焦点を当てた展覧会は、初の試みとなります。ルーベンスとイタリア・バロック美術という、西洋美術のふたつのハイライトに対する新たな眼差しのあり方を、日本の観衆に与える最良の機会となることでしょう。

【FEATURE|内覧会レポート】臨場感あふれる画面、躍動しはじめる人間ドラマ。人間の存在を賛美するような、ダイナミックな絵画。命の輝きや美しさ、尊さをも描き出す、偉大なる画家ルーベンス。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)
会場 国立西洋美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園7番7号
時間 9:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
  • 金曜、土曜は20:00まで。ただし11/17は17:30まで
    ※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日 
※ただし12/24、1/14は開館
12/28~1/1、1/15
観覧料 一般 1,600円(1,400円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生 800円(600円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は前売・団体料金
    ※チケット販売場所:国立西洋美術館(開館日のみ)、チケットぴあ、TBSチケBOO!他主要プレイガイド
    ※前売券は2018年7月2日(月)~10月15日(月)(国立西洋美術館では7月3日(火)から10月14日(日))まで販売
    ※心身に障害のある方とその付添者1名は無料。入館の際に障害者手帳を要提示
    ※団体は20名以上
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル)
URLhttp://www.tbs.co.jp/rubens2018/

国立西洋美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

国立西洋美術館 国立西洋美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

風格

数十年振りに会う作品との再会は、心躍らされ、忘れかけていた思い出までも蘇る、感慨深く素敵な企画展でした。

3.0

神話の世界へようこそ

時に荒々しく、時に豊満に神話の世界が彩られる。苦しく悶え、荒々しく世界を震わす男性像。豊満な肉体となめやかな身体で世界を魅了する女性像。これらの対比がルーベンスの世界を彩っていく。

5.0

ドラマチック-ルーベンス。

11日に山種美術館の皇室ゆかりの美術展を見たあとに行きました。少し疲れていたのですが、ルーベンスの絵の人物の金髪や艶かしい裸体描写に引き込まれ疲れが吹っ飛びました❗絵のドラマのなかに吸い込まれそうな迫力、絵に疲れそうな時に見る古代彫刻のリアルさ、素描の細かさ、すべてに堪能でき満足して帰って来ました❗図録も購入しましたが、とても見応えがあり時おり開いては思い出してます❗

5.0

子供に向けた優しいまなざし。

古代彫刻から学んだという男性描写、肉感的な女性描写など、ルーベンスらしい「こってり」絵画の数々は迫力がありました。
宗教画が多く、特に大作は実物を見てこその素晴らしさがありました。
一方で、「眠る二人の子供」や「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」など、自分や兄の子供たちを描いたとされる作品に惹かれました。注文を受けて工房で制作した作品ではなく、ルーベンス自身が描きたくて描いたであろうこれらの絵からは子供たちへの愛情と優しさが感じられました。

5.0

素晴らしい迫力でした

他の展覧会も素晴らしいものが上野に集結しているので、見落とされがちですが、この展覧会は絶品です。
ルーベンスが「画家の王」といわれるのがよくわかる、素晴らしい対策の数々。小作品の肖像画も素敵で、特に子供を描いたものはいいです!!
でもやっぱり宗教画が一番心にグッときます。人々の表情や、特に涙のツブが本当に流れている様に見えるのがすごい!!単眼鏡や双眼鏡で作品の上部のすみずみまでじっくり見てほしいです。
ロビーで4K映像で、あのネロとパトラッシュがみた(笑)大聖堂の内部もみられるのでこちらも必見(何回も見たい作品です。6分なので、3回くらいはじっくり見たい!!)です!!

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Kimusan5057さん

4.0

圧巻!!三メートル級の大作・祭壇画が一堂に。

平日午前中に行きました。入場の並びも全くなく、中も入り口付近を除けば概ね空いているので、また作品が大きいものが多いので、近くに寄って観る必要もなく、割合ゆったり見ることが出来ました。本邦初公開含むルーベンス作品約40点が10ヵ国より終結し、なかなかこの機会を逃したらこれほどのものを見ることは難しいと思いました。実を言えば私はルーベンスは、上手いとも思いますし西洋絵画史上非常に重要な存在であることもわかりますが、あまり好きではありません。「Rubensiaans」が好きでないのが第一です。男性の肉体は古代彫刻に学んだのになぜ女性はこうなるの??って。それに、絵が上手いだけでなく歴史も古典も語学も兎に角頭良すぎで、経営手腕もあり、人付き合いも上手くみんなに好かれて、外交官まで出来て、そんなアーティストはアリですか?と性格の悪い私は思ってしまうのです。でもこの展覧会で見れたものは想像以上に良かったです。特に「聖アンデレの殉教」。年末年始は忙しいけど暇な方。どうぞこれぞ17世紀西洋絵画!!というものをご堪能下さい。

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しゃけトマトさん、Kimusan5057さん

5.0

サイズが大きい絵が多い

ほぼルーベンスで作品数が占めらていて、堪能できる展覧会でした。
ルーベンス画の上から別人が描き足して別の印象になってしまったものもあり、(いらんことしよって……)と複雑な気持ちになる作品も。
絵によって描写や描き方が変わっていて面白いです。

衣装が光ってサテンのようになっている部分は近寄っても遠くから単眼鏡で見ても、どういう描き方をしているのかわからず。
特に気に入ったのはルーベンスの娘を描いた「クララ」と「パエトンの墜落」です。
パエトンは、イカロスに驚いた周りの女神たちの表情にも注目。
絵のサイズが大きい物が多いので、大変見ごたえがありました。

昨年末からずっと楽しみにしていた甲斐あって、長時間いても見たりず、常設展示を見る時間が足りませんでした。
特別展へ行くときは常設もタダで観られるので、次に行くときは丸1日時間をとって行こうと思います。
ミュージアムショップではフランダースの犬とのコラボ商品も売っていました。

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Kimusan5057さん

5.0

大迫力!

平日の午後3時頃に伺いました。
西洋美術が大好きで、神話も好きなので観に行けるのをすごく楽しみにしていました!(*^^*)

この日は入場券の並びが4~5組くらいでそんなに混んではいなかったと思います♪今回は+料金で音声ガイドを頂き、中に入りました♪

まず入ると巨大スクリーンがあります。そこで数分座りながら映像を観た後に絵画を見にいく人がほとんどです。(この間に御手洗などを済ませておくのも良いかもです。)

もう本当に美しい絵ばかりで…( ノД`)
しかも音声ガイドに流れてる音楽も作品と合っていてより素晴らしく感じらました。
神話を元に描いた作品がほとんどなので聴いてても面白いですし、音声ガイドお勧めです!!

混み具合はルーベンスの作品や綺麗な絵等には人がいますが、そうじゃない絵には人一人立っていなかったのでゆ〜っくり観れて大満足でした!

お土産コーナーは狭い割には人が結構居たような気がします。置いてあるお土産が邪魔でレジに並べないくらいの狭さでした汗

今回デートで行ったのですが、お気に入りの作品が何点かあったのでポストカードや小さいレプリカなど買って帰る予定だったのに…やはりキリスト教が強いせいか一緒に来た方に、「なんかそういう感じのお土産は置いておいて欲しくないし、怖いからあんま買わないで」って言われてしまいました(´・ ・`)笑
仕方ないので図録とブックマークとフランダースコラボのフリスクのみ買って帰りました~!

宗教っぽい作品が多いので、もし誰かと一緒に行くのであれば相手の事も考えて行った方が良いかもしれません。

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しゃけトマトさん

4.0

作品を堪能

会場に入る手前にシアターがありました。最後に見ようと思うと、出口は別なので戻れません。
会場内は後の部屋ほど大きな作品となり、人がばらけていきます。
テーマによっては血を流している絵もありますが、それすらも美しく感じました。天使の羽根の柔らかさや女性達の肌の美しさにはうっとり。
落ち着いてゆっくり楽しめました。

フランダースの犬で有名な絵はありません。グッズにはありました。

4.0

美しい作品がたくさん

イタリアとのかかわりに焦点を置いて作品を集めてあるので、宗教画や神話の絵が多かったのですが、美しい作品が多くて、ルーベンスを満喫することができました。それほど混んでいなかったことも、作品を楽しめた一因です。

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Kimusan5057さん

5.0

国立西洋美術館「ルーベンス展 バロックの誕生」を観て来ました!

昨日27日に、国立西洋美術館で開催中の「ルーベンス展 バロックの誕生」を観て来ました。
今回の展覧会はルーベンスの作品が40点も展示される日本国内で、史上最大級のルーベンス展で、彼の影響を受けた画家の作品と合わせ、70点が展示されていました。

西洋美術館では特別展の入り口を入ると、いつも壁側の大型モニタでのビデオ説明のコーナーがあるのですが、今回は反対側の窓側に大きなスクリーンを垂らし、4Kカメラで撮影された映像が放映されていました。「フランダースの犬」でも有名なアントウェルペンの聖母大聖堂の祭壇画も臨場感溢れる画質で迫って来ます。やはり、ルーベンスの作品は大きなスクリーンで観ると、かなりの迫力があり、観る者を引き付けます。
そして愈々、素晴らしい作品とご対面へ。

西洋美術館での今回の作品配置、背景色、展示の仕方はとても素晴らしく、入念に企画されたものと感じました。特に、第3コーナーの展示室は「英雄としての聖人たち(宗教画とバロック)」と題しており、何か厳かなる聖域に入った様な雰囲気を肌で感じました。
今回の私の鑑賞時間はゆったりと味わいながら、70分でした。実際にはもっと長い時間、観ていた様な重厚感・満足感のある展覧会でした。

例によって、私のお気に入りベスト5は、順に以下の通りです。
「キリスト哀悼」、「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」、「エリクトニオスを発見するケクロプスの娘たち」、「カスバ―・ショッペの肖像」、3「セネカの死」です。
「キリスト哀悼」は十字架から降ろされて、左上から右下に斜めに横たわるイエスの右足が極端に短縮した大胆な構図で描かれています。この絵の前の正面に立って観ると、あたかもその足元に立っている様に感じ、何か引き込まれそうなくらいです。テーブルからモノを食み出させて立体的に見せるカラバッジョが用いた技法に似ています。
「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」はルーベンスの娘の5歳の時の肖像画ですが、残念なことに12歳で亡くなります。少女の強い眼差しが観る者を引き付けて止みません。観る者のためよりもルーベンス本人のために描いた作品だけあって、目の周りの描写は実に細やかです。
「エリクトニオスを発見するケクロプスの娘たち」は解説をよく読まないと絵の意味が理解できません。その当時の人たちはお… Read More

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しゃけトマトさん、Kimusan5057さん

5.0

ガツンと、ルーベンス

現代じゃない海外のビッグネームで、これほどの作品をまとめて観られるなんてスゴすぎる!

近所のフェルメール展もそうですが、このような展覧会を当たり前のように開催してくれるなんて、改めて日本の美術館で働く皆様を尊敬いたします。

積み上げた信頼と実績に感謝しかありません。

3.0

昔はリュベンス表記

ルーベンス展、結構良かったです。
西洋美術館にも収蔵品がありますが、大型作品は観る機会が無かったので
あれだけ大きなサイズの絵画が大挙していると貴重な展覧会なんだなぁと感じました。
ルーベンス作品も数十点来ていて西洋美術館の気合のほどが伺えます。

ただ、かなり期待していた反面、そこまで個人的には刺さらなかったなぁというのが正直な感想。
馴染みの薄い宗教画が大半だからでしょうか。
作品自体は凄いとは思います。とにかくデカイし。
ハードコアなポチャ女好きには堪えられない作品も多いのでそういった向きで楽しむのもアリかと。

観客はそこそこ入っていますが大型作品多数なので混雑とまでは感じません。
フランダースの犬を絡めたメディア展開が開始されたら混みそうですね。
総じて真面目で堅実、硬派な展覧会だと思います。

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altair1296さん、Kimusan5057さん

4.0

愛娘クララ・セレーナの肖像は何度見ても素晴らしい

クララ・セレーナの肖像がさらりと最初の
展示室に展示されていて驚きました。
→最後の方に展示されている目玉的な
作品の一つだと思っていたのです(;´∀`)

「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」ぶりに
クララ・セレーナの肖像を鑑賞しましたが、心に残る作品の
ひとつだったので、また日本で観ることができて
うれしかったです

開館合わせで来訪しましたが、館内はほどよい混み具合で
今回は音声ガイドなしで、作品毎の説明など読みながら
所要時間は1時間半ほどでした。

今回はフランダースの犬に登場する『キリストの降架』は
展示されてないのですが、館内入ってすぐのところある
4Kシアターの映像の中で触れられているのでお見逃しなく

グッズのヴィタメールとのコラボはチョコレートとさくさくの
ビスケットの組み合わせがかなり美味しかったので
オススメです。

またルーベンス展の半券で常設展も見ることができた
みたいですが、今回は時間がなくて断念
時間に余裕のある方はぜひ常設展も併せてごらんに
なられると良いかと思います





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Kimusan5057さん

5.0

多数のルーベンス!

かなりのルーベンス作品が並んでいます。10点どころではなく、70点のうちの半分はルーベンスだったのでは?と思います。デッサンや版画で埋めている訳でもなく、油彩画です。大作もかなり来日しています。海外で主要作品のほとんどを観ている方以外は是非是非行った方が良い展覧会です。四時間いましたが、もっともっと観たい気持ちです。地下の高い天井の展示室のあとの出口付近の作品は微妙な展覧会もままありますが、そちらのゾーンも良い作品が並んでいました。混雑する前に、お早目の訪問をオススメします。(もう一度、行くかもしれません)

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Audreyさん、Kimusan5057さん

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©LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna

ペーテル・パウル・ルーベンス 眠る二人の子供 1612-13年頃 油彩/板
東京、国立西洋美術館

ペーテル・パウル・ルーベンス ローマの慈愛(キモンとペロ) 1612年頃 油彩/カンヴァス(板から移し替え)
サンクトペテルブルク、エルミター ジュ美術館
Photograph © The State Hermitage Museum, 2017

ペーテル・パウル・ルーベンス セネカの死 1615/16年 油彩/カンヴァス
マドリード、プラド美術館
©Madrid, Museo Nacional del Prado

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