この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
ロシアに生まれ、活動期のほとんどをドイツやフランスという異国で過ごしたワシリー・カンディンスキー(1866-1944)は、「抽象絵画」の創始者のひとりとして知られています。事物の外面的な姿に頼らず、世界に感応する心の震えをそのまま映し出す絵画。それはいわば、感性の直接話法の探求でした。
色を聴くように、あるいは音を視るように、自らの全てと世界の全てを響き合わせる。そうした彼の取り組みは、ひとつの感受性がさまざまなメディアを複合する現代の多次元的な表現を先駆するものでもあります。
カンディンスキーは東洋や日本の芸術から多くの示唆を得ており、いっぽう日本もまた1910年代という早い時期から彼の実作と理論を積極的に受容してきました。本展は、日本との関係にも着目しつつ、国内に収蔵される作品を集結させて初期から晩年までの彼の画業を通覧する、はじめての機会となります。
画家自身が「童話のような」「新しいロマンティシズム」と呼ぶ、深い華やぎにみちた甘やかにして晴朗な「響き」の世界をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年7月19日(日)~2026年9月3日(木) |
|---|---|
| 会場 |
宇都宮美術館
|
| 住所 | 栃木県宇都宮市長岡町1077 |
| 時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
| 休館日 |
月曜日、7月21日(火) ※7月20日は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,200円(960円) 高大生 1,000円(800円) 小中生 800円(640円)
|
| TEL | 028-643-0100 |
| URL | http://u-moa.jp |
宇都宮美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
ワシリー・カンディンスキー《支え無し》 1923年 カンヴァス,油彩 97.3×93.7㎝ ポーラ美術館蔵
ワシリー・カンディンスキー《商人たちの到着》 1905年 カンヴァス,テンペラ 92.5×135.0㎝ 宮城県美術館蔵
ワシリー・カンディンスキー《3本の菩提樹》 1908年 油彩,板 33.0×41.0㎝ 石橋財団アーティゾン美術館蔵
ワシリー・カンディンスキー《「冷たいかたちのある即興」のための習作》1914年頃 紙,水彩・グアッシュ・鉛筆 33.0×24.0㎝ 静岡県立美術館蔵
ワシリー・カンディンスキー《尖端》 1920年 カンヴァス,油彩 110.0×91.5㎝ 公益財団法人大原芸術財団 大原美術館蔵
ワシリー・カンディンスキー《活気ある休息》 1923年 カンヴァス,油彩 58.5×70.2㎝ 笠間日動美術館蔵
ワシリー・カンディンスキー《浮遊》1927年 厚紙,油彩 45.9×54.0㎝ 宇都宮美術館蔵
ワシリー・カンディンスキー《横切る赤》1931年 厚紙,油彩 69.4×79.2㎝ 宇都宮美術館蔵
ワシリー・カンディンスキー《生き生きとした白》 1934年 カンヴァス,油彩 60.0×73.0㎝ 愛媛県美術館蔵


