3.0
映像は期待ほどでもないが、造形物が好かった
とにかく、映像作家だということで、時間のあるときに行ったのですが、正直、映像作品はあまりピンとこなかったです。身体性、というのは、面白かったけれど、あれなら、生のダンスやその映像の方が、びっくりもするし、思索的でもある(ものもある)。一方、入り口までの窓に創られたワイヤー・アート?や、一室を丸々使った作品は、見応えも、不思議さもあって、よかったです。
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謎めいてときに痛ましく、けれどもあくまでエレガントな線と形で紡がれる心象世界。
スイス現代美術の「今」を体現する作家イヴ・ネッツハマー(1970-)は、通常の語りの論理を超えて展開するデジタル・アニメーションの映像に、自動機械など風変わりなオブジェを掛け合わせ、世界の起源や自己の根拠をめぐる問いが忘却の淵に押しやられながらもなお明滅する領域を、繊細に描き出してきました。
日本で初めての個展となる今回の展示では、これまでの代表的な映像作品を紹介するとともに、宇都宮で現地制作する大規模な新作インスタレーションを披露します。
◆ イヴ・ネッツハマーについて
1970年、シャフハウゼン生まれ。建築製図やデザインを学んだのち1997年より作家活動を開始したイヴ・ネッツハマーは、ピピロッティ・リスト(1962-)の次の世代を担う映像インスタレーション作家として注目を集め、2007年のヴェネツィア・ビエンナーレではスイス館代表をつとめました。これまで、サンフランシスコ近代美術館(2008年)、ベルン美術館(2010-11年)など各地で個展を開催。大学や病院など、公共建築と一体化したプロジェクトでも現代的な感性と機知にあふれた作品を手がけています。2024年、長編デジタル・アニメーション映画「旅する影」公開予定。
https://netzhammer.com
会期 | 2024年3月10日(日)~2024年5月12日(日) |
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会場 | 宇都宮美術館 Google Map |
住所 | 栃木県宇都宮市長岡町1077 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日、4月30、5月7日 ※ただし4月29日、5月6日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 高校生・大学生 800円(640円) 小学生・中学生 600円(480円)
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TEL | 028-643-0100 |
URL | http://u-moa.jp |
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とにかく、映像作家だということで、時間のあるときに行ったのですが、正直、映像作品はあまりピンとこなかったです。身体性、というのは、面白かったけれど、あれなら、生のダンスやその映像の方が、びっくりもするし、思索的でもある(ものもある)。一方、入り口までの窓に創られたワイヤー・アート?や、一室を丸々使った作品は、見応えも、不思議さもあって、よかったです。
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