5.0
ゴーリーの壁紙
繊細なモノクロの線画と言えばビアズリーだが、ビアズリーと比べてゴーリーの線はたんぽぽの綿毛のように軽い。その細く軽い線で細かく引っ掻くように描かれるタッチが特徴的。 そしてそういうタッチで描かれた壁紙、絨毯、衣服が印象的だった。細かい斜線のパターンが連続している壁紙やヘリンボーンのスーツ(「ヘンリボーン」と打つと候補に「ヘリンボーン」と修正されて出てくる)。タッチはあくまで軽いので重たくはないのだが、パターンが細かく繰り返してあることにより何となく感じる不安を生んでいる。こんな舞台や衣装に囲まれていたらそら陰惨なこと起こるよな、という感じ。壁紙は単なる背景、副次的な要素ではなく不穏さを生み出す主役になっていた。 グッズも豊富で絵本も揃っていた。絵本を片っ端から読みたくなった。… Read More



