2.0
沈銓の芝鹿図!
沈銓の芝鹿図はかなり長く観てきました。
あくまでも博物館としての展示のため、絵画は少な目でした。が、北京の街並みが描かれた作品はたいへん興味深く拝見しました。
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江戸の人口が100万人を超え、都市として発達を遂げた18世紀は、北京が清朝の首都として最も繁栄を極めた時代でもありました。
日本と中国には文化交流の長い歴史があり、江戸時代の「鎖国下」においても中国貿易は公認され、長崎を窓口として、文物の流れが滞ることはありませんでした。
本展では、18世紀を中心に、江戸と北京のなりたちや生活、文化を展観し比較します。これまで清朝の芸術や宮廷文化に関する展覧会は数多くありましたが、北京の都市生活を江戸と比較する企画は、今回が初めてです。
展示を通じ両都市の共通性と差異を明らかにすることによって、友好と相互理解を深める契機にいたします。
会期 |
2017年2月18日(土)~2017年4月9日(日)
全面的な設備機器更新等の大規模改修工事を行うため、2022年4月1日から2025年度中まで全館休館を予定
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会場 | 東京都江戸東京博物館 Google Map |
住所 | 東京都墨田区横網1-4-1 |
時間 |
9:30~17:30
(最終入場時間 0:00)
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休館日 |
月曜日 ただし、2017年3月20日(月・祝)は開館、翌21日(火)は休館 |
観覧料 | 【特別展専用券】 一般 1,400円(1,120円) 大学・専門学校生 1,120円(900円) 小学生・中学生・高校生・65歳以上 700円(560円) 【特別展・常設展共通券】 一般 1,600円(1,280円) 大学・専門学校生 1,280円(1,020円) 中学生(都外)・高校生・65歳以上 800円(640円)
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TEL | 03-3626-9974(代表) |
URL | https://www.edo-tokyo-museum.or.jp |
2.0
沈銓の芝鹿図はかなり長く観てきました。
あくまでも博物館としての展示のため、絵画は少な目でした。が、北京の街並みが描かれた作品はたいへん興味深く拝見しました。
5.0
どこにいても人間っておなじなんだな、とつくづく思う展覧会でした。
日常の楽しいこと、うれしいこと、お祝い事などなど、その国でも似ているなぁ、とか個々は違うなぁ、とか比べてアレコレ想像して楽しいです。絵巻を見るのは本当に骨が折れる・・・・展示されているものが描かれている(はず)ですが、さて、どこにかかれているのか全くわからず・・・・キャプションとか矢印とかつけてほしかったなぁぁぁぁ・・・・。
ですが、それもまた、楽しめばいいのかも・・・。探し出すのに時間がかかり、1本みるのに30分以上かかります(笑)
3.0
江戸と北京のそれぞれの生活の違いについて、お城や衣食住、遊び、お店まで様々な展示がされていたのですが、あまりにも展示が多すぎて、どれが一番メインなのかわかりにくかったです。当時の風俗を描いたとても細かい巻物(?)にも圧倒されましたが、あまりにも細かすぎて、イヤホンガイドが欲しいなと感じました。江戸城と北京城の映像も興味深かったのですが、どこが似ていて、どこが違うのかなどもう少し解説が欲しかったです。ちょっと盛沢山すぎた気がしました。
4.0
江戸東京博物館の展覧会は、古文書や古地図の展示が多く、「書」に無知な私には退屈なものが多いため、今回もあまり期待しないで出かけたのですが、予想に反して面白い展覧会でした。
城郭と治世、都市生活、芸術文化の三分野で、北京と江戸の都市生活を比較する企画は初めてとのことで、難解な「書」が少なく、展示が立体的なため、興味深く鑑賞できました。今回の目玉は江戸・日本橋の賑わいを描いた「熈代勝覧(きだいしょうらん)」と乾隆帝80歳の式典に沸く北京を描く「乾隆八旬万寿慶典図巻」ですが、いずれも色鮮やかに街の賑わいを表しており、入場者が少ないため、ゆっくりと眺めることができました。
今回は別室の映像コーナーで江戸城と紫禁城のCG再現映像が見られ、さらに、出場後、「熈代勝覧」をアレンジしたポップなアニメが楽しめました。こんなに面白い展覧会なのになぜ観客が少ないのでしょうか?
なお、「熈代勝覧」はどこかで見たことがあると気づき、帰宅後調べたら、地下鉄半蔵門線三越前駅から三井記念美術館に向かう地下コンコースに飾られている絵巻の原図とのことです。今度三井記念美術館に行くときに、この複製拡大図をゆっくり見直したいと思います。こんな素晴らしい絵巻物の原図がベルリン国立アジア美術館に流失しているとは残念です。
4.0
江戸と北京を比較した展覧会だが、展示解説の文字が小さく読めない。
例えば、江戸時代の享保の改革時代に、科挙に倣った試験が19回行われー「学問吟味」と言うそうですがー問題も、四書五経から出題され、あの蜀山人は、トップで受かったというが、文字が小さすぎ、読むのに苦労する
しかし、この展覧会の見どころは、ベルリンから来た、日本橋界隈を描いた「煕代勝覧」と、乾隆帝の80の誕生日を迎えた祝賀の様子を描いた、故宮博物院の「乾隆八旬万寿慶典図巻」と、康煕帝の60を祝した、これは、首都博物館の「万寿盛典」だろう。
見比べると楽しい。象もいたりする。
更に、展示最後の方では、江戸城と紫禁城のCG再現映像を30分やっているので、なかなか楽しめます。
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