5.0
見応えありました❗️
花鳥版画に絞り163点の展示です。広重、北斎の代表作はもちろん、西村重長、春信、歌川豊広の初期作品に英泉の藍擦、初公開の若沖の花鳥版画とコアな浮世絵ファンも観た事のない作品が多数あると思います。同時開催の摺物の特集展示もかなりの見応え、更に常設展はピーター・ドラッカーコレクションの特集で室町水墨画や、文人画の水墨名品展示でコスパは最高すぎます❗️
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花や鳥を主題とした浮世絵「花鳥版画」。美しくも可憐な花鳥を、季節のうつろいとともに描いたこれらの作品は、葛飾北斎や歌川広重が活躍した時代に数多く制作されました。
米国ロードアイランド州に位置するロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(通称・RISD 美術館)には、こうした花鳥版画が大半を占める「ロックフェラー・コレクション」が所蔵されています。アメリカの名門ロックフェラー家の一員、アビー・オルドリッチ・ロックフェラー(1874-1948)によって収集・寄贈されたもので、浮世絵の中でも役者絵や風景画、美人画ではなく花鳥版画を中心に据えた点で、世界的にも稀有なコレクションです。
本展では、同コレクション700点あまりから163点を厳選して紹介します。花や鳥の種類、制作した絵師、作品のかたち、どれをとっても多彩な作品の数々。みずからも慈善家として活躍したアビーは花鳥版画、ひいては日本そのものに恋をし、これらの作品に囲まれて過ごしていました。そんなアビーの眼差しをとおして、アメリカでの受容に加え、日本で作品が生まれ、愛された時代の空気に触れてみてください。
このたびは、北斎、広重をはじめとする浮世絵師たちによる花鳥版画を一堂に鑑賞することができる、希少な機会となります。親しみやすく見ごたえのある花鳥版画の世界をぜひご覧ください。
| 会期 | 2026年1月17日(土)~2026年3月1日(日) |
|---|---|
| 会場 |
千葉市美術館
|
| 住所 | 千葉県千葉市中央区中央3-10-8 |
| 時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日、2月24日(火) ※2月23日をのぞく |
| 観覧料 | 一般 1,800円(1,440円) 大学生 1,200円(960円) 小・中学生、高校生 無料
|
| TEL | 043-221-2311 |
| URL | https://www.ccma-net.jp/ |
5.0
花鳥版画に絞り163点の展示です。広重、北斎の代表作はもちろん、西村重長、春信、歌川豊広の初期作品に英泉の藍擦、初公開の若沖の花鳥版画とコアな浮世絵ファンも観た事のない作品が多数あると思います。同時開催の摺物の特集展示もかなりの見応え、更に常設展はピーター・ドラッカーコレクションの特集で室町水墨画や、文人画の水墨名品展示でコスパは最高すぎます❗️
4.0
今日は人間ドック後に休暇をとっており、千葉市美術館へ行ってきました。
版画といえば人物や風景のイメージが強かったのですが、今回並んだ花鳥画は、どれも自分の部屋に飾りたくなるような、穏やかな日常にこそ映えるものばかりでした。当時の作品を通じて、江戸時代がいかに平和だったかが伝わってくるようです。
また、建築家フランク・ロイド・ライトが美術商の顔も持っていたという解説には驚きました。常設展のドラッカーによる水墨画コレクションも含め、一流の知性が持つ好奇心の広さには改めて感銘を受けます。専門性を大切にしつつも、幅広い領域へ興味を広げる大切さを再認識できた、非常に有意義な休日になりました。
4.0
ロックフェラー・コレクションと聞いて、世界的な大富豪一家の奥様がカネに物を言わせて収集した浮世絵というイメージで、最初はあまりいい印象は持てませんでした。
でも収集したのが花鳥画に特化しているということを考えると、純粋に花や鳥を描いた浮世絵に心惹かれたのかな?とも思えます。
花鳥画は、植物の静に対する鳥の動の組み合わせで、絵全体にリズムが生まれます。ロックフェラー・コレクションの花鳥版画は、ユーモラスに描かれた鳥が多くて、観ていて楽しめる作品ばかりです。
広重と北斎が中心ですが、伊藤若冲の版画もあります。滑稽な表情の鶏が印象的な一枚でした。
平日午後に行きましたが、思った以上に多数来場されていて千葉市美としては混雑していました。人気の展覧会のようです。
3.0
「ロックフェラー・コレクション」という名前から、金に糸目を付けずに買い集めたのかと思ったら、さにあらず。
ロックフェラー家に嫁いだアビーさん(とはいえ、資産家の娘)が自身の親から相続した財産で集めたらしいです。
正直、刷り上がりが素晴らしい!とかではないですが、他ではあまり見ない絵柄が多かった気がします。
世界で1点しか確認されていない若冲の拓版画や、そもそも見る機会の少ない団扇絵など、なかなかの見応えでした。
同時開催の「うるわしき摺物」では、北斎門下の魚屋北渓という絵師の人物を描いた作品が多めでした。
『武内宿祢』など、細かい描写が良かったです。
まだまだ知らない絵師がたくさんいそうですね。
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歌川広重《月に雁》中短冊判錦絵 天保3-6年(1832-35)頃 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
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伊藤若冲《雌雄鶏図》木版彩色摺 江戸時代 RISD美術館蔵
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