ロックフェラー・コレクション花鳥版画展
北斎、広重を中心に

千葉市美術館

  • 開催期間:2026年1月17日(土)~2026年3月1日(日)
  • クリップ数:32 件
  • 感想・評価:8 件
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-1
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-2
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-3
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-4
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-5
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-6
歌川広重《雪中椿に雀》大判短冊錦絵 天保3-6年(1832-35)  RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr.
歌川広重《月に雁》中短冊判錦絵 天保3-6年(1832-35)頃 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr.
歌川広重《烏瓜に目白/芍薬に小鳥》中短冊判錦絵 天保3-6年(1832-35)頃 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr.
葛飾北斎《「鷽 垂桜」》中判錦絵 天保5年(1834)頃 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr.
葛飾北斎《露草に鶏》団扇絵判錦絵 天保3年(1832)頃 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr. 
伊藤若冲《雌雄鶏図》木版彩色摺 江戸時代 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr.
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-1
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-1
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-1
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-1
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-1
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に 千葉市美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

花や鳥を主題とした浮世絵「花鳥版画」。美しくも可憐な花鳥を、季節のうつろいとともに描いたこれらの作品は、葛飾北斎や歌川広重が活躍した時代に数多く制作されました。

米国ロードアイランド州に位置するロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(通称・RISD 美術館)には、こうした花鳥版画が大半を占める「ロックフェラー・コレクション」が所蔵されています。アメリカの名門ロックフェラー家の一員、アビー・オルドリッチ・ロックフェラー(1874-1948)によって収集・寄贈されたもので、浮世絵の中でも役者絵や風景画、美人画ではなく花鳥版画を中心に据えた点で、世界的にも稀有なコレクションです。

本展では、同コレクション700点あまりから163点を厳選して紹介します。花や鳥の種類、制作した絵師、作品のかたち、どれをとっても多彩な作品の数々。みずからも慈善家として活躍したアビーは花鳥版画、ひいては日本そのものに恋をし、これらの作品に囲まれて過ごしていました。そんなアビーの眼差しをとおして、アメリカでの受容に加え、日本で作品が生まれ、愛された時代の空気に触れてみてください。

このたびは、北斎、広重をはじめとする浮世絵師たちによる花鳥版画を一堂に鑑賞することができる、希少な機会となります。親しみやすく見ごたえのある花鳥版画の世界をぜひご覧ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2026年1月17日(土)~2026年3月1日(日)
会場 千葉市美術館 Google Map
住所 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日、2月24日(火)
※2月23日をのぞく
観覧料 一般 1,800円(1,440円)
大学生 1,200円(960円)
小・中学生、高校生 無料
  • ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
    ※( )内は前売券、団体20名以上、および市内在住65歳以上の料金
    ※前売券はミュージアムショップまたはローソンチケット(Lコード:35580)、セブンイレブン(セブンチケット)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口にて1月16日まで販売(1月17日以降は当日券販売)
    ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料2割引
    本展チケットで5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」も観覧できます
TEL043-221-2311
URLhttps://www.ccma-net.jp/

千葉市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

千葉市美術館 千葉市美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

作品数が多く、見応え有りでした。

最終日に行ってきました。
千葉市美術館は初めてです。片道2時間は流石に遠かったうえ、作品数が多くて2時間半も観るのにかかりました。1日がかりです。

木版画、花鳥、名門ロックフェラーの三拍子揃った展覧会、会期前からフライヤー見て行きたかったのですが、遠いので躊躇していました。諦めきれず結局駆け込み訪問でしたが、お金と時間をかけて行った甲斐がある展覧会でした。

章ごとの解説が、中級者コースの様で初心者向きではありませんでしたが、最初に木版画の見どころをきちんと作品で解説してくれていたので、それを記憶にとどめておけば最後まで楽しめる展覧会でした。

空摺り
鳥の木版画でよく見かける羽根の模様を、空摺りという技法で表現している事を今回の展覧会で十分に学びました。

藍摺りのベロ藍(プルシアンブルー)

花鳥を観に行ったのですが、写実的な作品なのかなと思いきや、どこか愛らしい鳥たち。解説を読んで、絵を見てを繰り返しているうちに、自分でも木版画を作成してみたいと思ってしまうほど、魅力的な作品ばかりでした。

アビゲイルさんの蒐集のおかげで、こんなにも贅沢の花鳥版画を一気に堪能出来てとても幸せでした。

最終日は混雑していて(テレビで紹介されてから混みだしたとか)、1つ1つ作品をじっくり眺めたかったのですが、それはできず残念でした。

大満足な展覧会でした。

5.0

小さな1枚の版画に情緒が凝縮されている

アビーロックフェラーが残された遺産を使い収集した花鳥版画の一部を35年ぶりに見ることができる今回の企画展示。
美人画や役者絵よりも花鳥版画に魅せられた理由がわかる展示だ。流行に左右されない鳥と花は季節ごとに長年楽しめる。また花鳥の知識は浅くとも親近感が湧く。柱絵は1枚でも目を引く鮮やかなものもあり、部屋に飾りたいと思う作品が多かった。空摺羽の質感もそのままに残っており、保存状態の良さが感じられる。藍摺りは濃淡で描かれ、単調さを感じさせない技術があった。生け花の版画は花器を含めての空間の使い方が素晴らしかった。とりわけ芙蓉が多く描かれており、花の鮮やかさと儚い姿を1枚で表現しており、作者のセンスが凝縮されている花鳥版画展であった。

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towatowaさん

5.0

スズメの正面だあれ?2/14に行くと摺りの実演あり!

ロックフェラー家のお嬢様のコレクション!花鳥の版画がどっさり!素晴らしい!NHK大河「べらぼうめ」で刷り師や彫り師など分業制のことをやっていたけれど、本当に素晴らしい共同作業の作品群です。写真のない時代に、こんな静止画一体どうやって下絵にできたのかしらと驚いてしまった!2/14には浮世絵の摺りの実演もあるそうなので、ぜひ。とにかく、鳥さんたちの姿が可愛いの。メジロのおしくらまんじゅうとか、ツバメの遊びとか、見応え大アリ名古屋のコンコンチキです!

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わたるさん、towatowaさん

5.0

広重のユーモアに驚きました

18世紀後半に生まれた女性たちは、テオの妻ヨー、ヘレーネ=クレラ-・ミュラ-、そしてアビー・オルドリッチ・ロックフェラー等、後の美術館設立に貢献した方が沢山おられる事に驚きました。
そのアビーの収集した花鳥版画は美しいだけでなく、ユーモラスな絵もあって、とても楽しい気持ちになりました。中でも広重の「燕のことろ遊び」には笑ってしまいました。他にも広重の福寿印が馬と鹿の絵になっていたり(馬鹿印)、彼のユーモアに驚きました。
千葉市美術館にしては混んでいたかなと思いますが、それでも若冲の「雌雄鶏図」等もゆっくり鑑賞出来ました。おすすめの展覧会でした。

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towatowaさん、みんみんさん、わたるさん、morinousagisanさん

5.0

見応えありました❗️

花鳥版画に絞り163点の展示です。広重、北斎の代表作はもちろん、西村重長、春信、歌川豊広の初期作品に英泉の藍擦、初公開の若沖の花鳥版画とコアな浮世絵ファンも観た事のない作品が多数あると思います。同時開催の摺物の特集展示もかなりの見応え、更に常設展はピーター・ドラッカーコレクションの特集で室町水墨画や、文人画の水墨名品展示でコスパは最高すぎます❗️

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towatowaさん、わたるさん、みんみんさん、morinousagisanさん
  • 4
  • BY TK

4.0

江戸の平和と知の巨人の好奇心:千葉市美術館で得た新たな視点

今日は人間ドック後に休暇をとっており、千葉市美術館へ行ってきました。

版画といえば人物や風景のイメージが強かったのですが、今回並んだ花鳥画は、どれも自分の部屋に飾りたくなるような、穏やかな日常にこそ映えるものばかりでした。当時の作品を通じて、江戸時代がいかに平和だったかが伝わってくるようです。

また、建築家フランク・ロイド・ライトが美術商の顔も持っていたという解説には驚きました。常設展のドラッカーによる水墨画コレクションも含め、一流の知性が持つ好奇心の広さには改めて感銘を受けます。専門性を大切にしつつも、幅広い領域へ興味を広げる大切さを再認識できた、非常に有意義な休日になりました。

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エイミーさん、morinousagisanさん

4.0

ユーモラスに描かれた鳥たちの魅力

ロックフェラー・コレクションと聞いて、世界的な大富豪一家の奥様がカネに物を言わせて収集した浮世絵というイメージで、最初はあまりいい印象は持てませんでした。
でも収集したのが花鳥画に特化しているということを考えると、純粋に花や鳥を描いた浮世絵に心惹かれたのかな?とも思えます。

花鳥画は、植物の静に対する鳥の動の組み合わせで、絵全体にリズムが生まれます。ロックフェラー・コレクションの花鳥版画は、ユーモラスに描かれた鳥が多くて、観ていて楽しめる作品ばかりです。
広重と北斎が中心ですが、伊藤若冲の版画もあります。滑稽な表情の鶏が印象的な一枚でした。

平日午後に行きましたが、思った以上に多数来場されていて千葉市美としては混雑していました。人気の展覧会のようです。

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わたるさん、rururio1124さん

3.0

レア絵柄がたくさん

「ロックフェラー・コレクション」という名前から、金に糸目を付けずに買い集めたのかと思ったら、さにあらず。
ロックフェラー家に嫁いだアビーさん(とはいえ、資産家の娘)が自身の親から相続した財産で集めたらしいです。

正直、刷り上がりが素晴らしい!とかではないですが、他ではあまり見ない絵柄が多かった気がします。
世界で1点しか確認されていない若冲の拓版画や、そもそも見る機会の少ない団扇絵など、なかなかの見応えでした。

同時開催の「うるわしき摺物」では、北斎門下の魚屋北渓という絵師の人物を描いた作品が多めでした。
『武内宿祢』など、細かい描写が良かったです。
まだまだ知らない絵師がたくさんいそうですね。

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karachanさん、morinousagisanさん、towatowaさん、わたるさん

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出展作品・関連画像IMAGES

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Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
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歌川広重《月に雁》中短冊判錦絵 天保3-6年(1832-35)頃 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
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歌川広重《烏瓜に目白/芍薬に小鳥》中短冊判錦絵 天保3-6年(1832-35)頃 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr.

葛飾北斎《「鷽 垂桜」》中判錦絵 天保5年(1834)頃 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr.

葛飾北斎《露草に鶏》団扇絵判錦絵 天保3年(1832)頃 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr. 

伊藤若冲《雌雄鶏図》木版彩色摺 江戸時代 RISD美術館蔵
Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence
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