4.0
作品の変遷
前半は私の知る(後年)の竹喬のイメージからは遠く この茶色の使い方は土田麦僊のような と思ったら 麦僊とは交流があったんですね
長男の戦死の心境を描いた<月>は ぐっとくるものがあります 子供に先立たれるなんて 親としては一番悲しい事
最後の方は後年の綺麗な色使いの作品群
竹喬の作品の変遷がよくわかる展覧会でした
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岡山県笠岡市出身の小野竹喬(1889—1979)は、近代を代表する日本画家のひとりです。明治36(1903)年に14歳で京都に上り竹内栖鳳に師事して以降、昭和54(1979)年に89歳で死去するまでの75年間にわたり、日本のみずみずしい自然を描き続けました。
季節の移ろいの中で目にするささやかな自然の表情を温かい眼差しで素直に捉え、鮮やかかつ明快に表現しています。また後半生の作品では、夕焼けの茜空を題材に刻々と変化する空や雲の様相を詩情溢れる色彩で柔和に表現。こうした生涯にわたる画業が評価され、昭和51(1976)年に文化勲章を受章しました。
本展覧会では、笠岡市立竹喬美術館が所蔵する名品の数々により、竹喬が生涯を通して追い求めた自然表現の精華を紹介します。
会期 | 2025年4月12日(土)~2025年5月25日(日) |
---|---|
会場 |
静岡市美術館
![]() |
住所 | 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階 |
時間 |
10:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
|
休館日 |
月曜日、5月7日(水) ※ただし4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 1,400円 (1,200円) 大高生・70歳以上 1,000円(800円) 中学生以下 無料 ◎お得な一般前売ペアチケット 2枚1組 2,200円
|
TEL | 054-273-1515(代表) |
URL | https://shizubi.jp/ |
こちらの展覧会は、5組10名様にご招待チケットがございます。鑑賞後に当サイトの【感想・評価】のほか【鑑賞レポート】や【アートブログ】へのご投稿をお寄せいただける方を優先にプレゼントさせていただいております。
4.0
前半は私の知る(後年)の竹喬のイメージからは遠く この茶色の使い方は土田麦僊のような と思ったら 麦僊とは交流があったんですね
長男の戦死の心境を描いた<月>は ぐっとくるものがあります 子供に先立たれるなんて 親としては一番悲しい事
最後の方は後年の綺麗な色使いの作品群
竹喬の作品の変遷がよくわかる展覧会でした
5.0
最終章のみ撮影OKです。メインビジュアルにあるような、詩情あふれる色彩の時代が撮影できて嬉しかったです。
今回の竹喬さんですが、福田美術館の東山魁夷展の時に出てた絵にビビっときて、「あ、これ行かなきゃ!」となり静岡まで足を運びました。
いや~、行った甲斐ありました!大感激です。
最初の方の、1916・17年制作のお軸が7本どどん!と並んでる所を見ただけで、もう圧巻でした。その中に「島二作」がありました。すごい筆遣いで、早いは多作だわ・・・びっくり。
次のケースに「波切村」で絶句・・・いや~すごい。この絵の世界に行ってみたいと思いました。
その後もどんどん画風を変えて独自の世界を追求していくんだけど、どれも快作で唸り続けるばかり。だけど、どの時代の絵も美しさ以上にやさしさが滲み出ている気がして、お人柄かなぁなどと思ってしまいました。色彩が素晴らしいので見ていて目が嬉しかったです。
屏風とか大きな作品が多いのもとても良かった。展示数も多くてすごい充実度。
最終章の童話の世界のような瑞々しい色彩の世界は観ているだけで気持ちがすっとしました。
いいもの見た!とてもよかったです!
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小野竹喬《野辺》 1967年 笠岡市立竹喬美術館蔵
小野竹喬《島二作(冬の丘)》 1916年 笠岡市立竹喬美術館蔵
小野竹喬《島二作(早春)》 1916年 笠岡市立竹喬美術館蔵
重要文化財 小野竹喬《波切村》左隻 1918年 (展示期間:4/26-5/6) 笠岡市立竹喬美術館蔵
重要文化財 小野竹喬《波切村》右隻 1918年 (展示期間:4/26-5/6) 笠岡市立竹喬美術館蔵
小野竹喬《仲秋の月》 1947年 笠岡市立竹喬美術館蔵
小野竹喬《樹間の茜》 1974年 笠岡市立竹喬美術館蔵