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写実の意味を深堀しました。
メインビジュアルから綺麗な金魚の立体絵画を描く作家としか知らなかった深堀さんですが、そのイメージを覆すコーヒー色に染めた、魚の骨がオブジェがリアルであり、自然木を使用したことをアピールするようにハチの巣がそのままぶら下がっているのが印象的でした。カラフルで美しい金魚とのギャップに心つかまれながら、しかし、魚の骨を使った作品から、金魚作家となった深堀さんは、一貫して魚をモチーフにしていたことを知ることが出来ました。
インタビュー映像から、写実について語る深堀さん、実際に見て描いた金魚ではなく、頭の中にいる理想の金魚との事。何層も塗り重ね、上から見るとリアルだが、もし、升が透明で、横からみたらどうなっているのか、想像すると、そこにリアルはないのかな、もしくは、ポリゴンのように、より現代アートっぽく見えるのかなと考えるだけで面白くなりました。



