特別展 巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)
—現代マイセンの磁器芸術―

泉屋博古館東京

  • 開催期間:2025年8月30日(土)~2025年11月3日(月・祝)
  • クリップ数:42 件
  • 感想・評価:7 件
特別展 巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン) —現代マイセンの磁器芸術― 泉屋博古館東京-1
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「サマーナイト」ティーサービス マイセン 1974年頃~ 
装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー 個人蔵
「色絵龍虎図輪花皿」 肥前・有田窯 江戸時代中期(17世紀-18世紀)愛知県陶磁美術館蔵
「梅樹竹虎図大皿」マイセン 18世紀 愛知県陶磁美術館蔵
ラウンドケーキプレート「アラビアンナイト」コーヒーサービスより マイセン 1967年頃~ 
装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー 個人蔵
「アラビアンナイト」コーヒーサービス マイセン 1967年頃~ 
装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー 個人蔵
ティターニアとツェットル「サマーナイト」ティーサービスより 
マイセン 1974年頃~ 装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー 個人蔵
「ほら吹き男爵」コーヒーサービス マイセン 1964年頃~ 
装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:エアハルト・グローサー、アレクサンダー・シュトルク、
ルートヴィッヒ・ツェプナーの共作 個人蔵
「ドラゴンメロディ」コーヒーサービス  マイセン 1994年
装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー 個人蔵
特別展 巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン) —現代マイセンの磁器芸術― 泉屋博古館東京-1
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特別展 巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン) —現代マイセンの磁器芸術― 泉屋博古館東京-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

ヨーロッパを代表する名窯、マイセン。ドイツ、ザクセン州の古都・マイセンで18世紀に王立の磁器製作所として創業しました。ヨーロッパ初の硬質磁器焼成に成功したマイセンは、多くの名品を世に送り出してきました。

1960年創立250年を迎えたマイセン磁器製作所は、5人のアーティストによって新たな時代を迎えます。アーティストのひとり、巨匠ハインツ・ヴェルナー(Heinz Werner 1928-2019)は、夢の世界へと誘う魅力的なデザインで現代マイセンを代表する数々の名品を生み出します。高度な磁器作りの技術と、5人のアーティストによる「芸術の発展を目指すグループ」の豊かな才能によって生み出された新しい作品の数々は、極めて質が高く、まさに“磁器芸術”と言えるものでしょう。

本展では、ハインツ・ヴェルナーがデザインを手がけた《アラビアンナイト》《サマーナイト》《ブルーオーキッド》など多彩なサービスウェアの数々、プラーク(陶板)などの作品を通して、その魅力を体感していただけるでしょう。巨匠ハインツ・ヴェルナーが創造した名作を中心に、現代マイセンの美しき磁器芸術をご紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年8月30日(土)~2025年11月3日(月・祝)
会場 泉屋博古館東京 Google Map
住所 東京都港区六本木1丁目5番地1号
時間
  • 11:00~18:00(入場は17:30まで)
    ※金曜日は19:00まで(入場は18:30まで)
休館日 月曜日、9月16日(火)、10月14日(火)
※9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,500円(1,300円)
学生 800円(700円)
18歳以下無料 
  • ※学生・18歳以下のかたは証明書を要提示
    ※20名以上の団体のかたは( )内の割引料金
    ※障がい者手帳等提示のかたは本人および同伴者一名まで無料
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://sen-oku.or.jp/program/t_20250830_meissen2025tokyo/

泉屋博古館東京の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

泉屋博古館東京 泉屋博古館東京

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

アラビアンナイトとサマーナイト

初めて伺う泉屋博古館東京。
こじんまりとしたところでした。
係の方が少し話しただけで飛んでくるのにびっくり。「しゃべらないでください」みたいなプラカードを持って凄く厳しかった。

肝心の特別展は、シリーズの磁器セットがどれも素敵でしたが、特にアラビアンナイトとサマーナイトのシリーズが素敵でした。
ほとんどが個人蔵のもので、一堂に集められていたのも大変だと思いますが、展示スペースが意外とスカスカ。それが残念でした。

映像で紹介するマイセンの工場内はとても参考になりました。ハインツ・ヴェルナー自らも語り、それぞれの工程を担当する人がいるからこそ完成する、みたいな言葉が印象的でした。

美しいものを観るのはやはりいいと思いました。

5.0

マイセン界の米津玄師

良すぎて衝撃がもんっっっっっっのすごい!
マイセンの食器の巨匠絵付け師:ハイツン・ヴェルナー。マイセンなんてそんな興味なかったのに、ヴェルナーがマイセン界の米津玄師すぎて、膝をついて舐めるように食器眺めた。まるで絵画と対峙しているかのようで、眺めているだけで楽しい。
一番衝撃受けたのが薔薇の絵付けされた食器なんだけど、白磁に薔薇が咲いたかのような立体感に心臓がドキドキした。「千夜一夜物語」に「真夏の夜の夢」シリーズも凄くて、ティターニアの陶器はずっと眺めていられる。まつ毛も生えてるの、どゆこと!?
陶器の展覧会なんて機会がなければ行かなかった人間だからこそ、興味ない人ほど行ってみてほしい。
時間ある人行って~!

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mio_sprさん、rururio1124さん

4.0

東ドイツだったから今に伝えられた美

マイセンでは、手作業による高級品を、100のうち20しか完成品と認めないほどのこだわりの磁器を作り出し、世界中のコレクターや富裕層を魅了したとのこと。私も一応マイセン磁器のファンです。マイセンに限らず器好きの私、とても楽しみに出かけました。
素晴らしかったです。平日の昼時、空いていてゆっくり鑑賞出来ました。キャプションも色々楽しめました。ただ、まあ個人的には巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語の器は、好みではありませんでした。色の美しいマイセン磁器は、植物や森がテーマの品は、本当に素敵でした。1か所だけ、食器やグラスもあわせてテーブルウェアとして展示されていましたが、こちらのみ撮影可能でした。

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mio_sprさん

4.0

ハインツ・ヴェルナーの現代マイセン作品に魅了されました・・

マイセン磁器が食器としてだけでなく、芸術の域に高められた近代の作品を見ることができた。元の磁器の形から絵付けするまで、繊細な技術と感性で作られてきたことがわかった。ハインツ・ヴェルナーの作品はとてもセンスにあふれていて、もしかして使うことができるならば、今日はどのデザインのにしようか??どのキャラのにしようか?とひとつひとつに描かれているモチーフを楽しんでみたくなるよう。 
そして、柿右衛門など日本の磁器の影響を受けたいるからだろうか、繊細なつくりにどこか懐かしさや親近感を感じる。それに各々のキャラも可愛い❤
300年間戦争や東西ドイツ分断と再統一などの歴史の中で、技術と伝統そして新しいデザインの創造が職人やアーティストたちによって、受け継がれ、守られてこのような作品がつくられてきたこともすばらしいと思う。

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mio_sprさん、morinousagisanさん

3.0

メルヘンの世界がセットで広がる

マイセンといえど現代作家。プロローグのマイセンの歴史を除くとほぼ私が生まれてからの作品群だった。まぁいずれにしてもすごい技術だ。
中でも「物語(メルヘン)」とタイトルにあるように、「ミュンヒハウゼン(ほら吹き男爵)」「アラビアンナイト」のシリーズはとても可愛かった。ちょっと初山滋、武井武雄を思い出すような作風でとても良かった。「サマーナイト」のシリーズは水森亜土っぽかった ♪
食器の形状でちょっとかがまないと絵柄が確認しにくいのは残念。それでも優雅な時間を過ごせた。
泉屋博古館は骨董ばかりと思っていたけど、現代的なものもやるのね ♪

9月4日(木)11次入館。混雑なし。2点のみ撮影可。

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mio_sprさん、morinousagisanさん

4.0

どんな料理を盛り付けようか

日常使いに欲しいなと思ったのは
「満開の樹」のコーヒーサービス

おもてなしに使いたいのは
「赤紫のバラと青い葉」のコーヒーサービス

見ていて楽しかったのはアラビアンナイトなどの物語の食器でした

展示室4
テーブルコーディネートされていると 食器たちも又いちだんと映えますね

こちらの美術館の作品リストは毎回ふりがながふってあり とても見やすく助かっています

4.0

癒しの空間

イントロは、柿右衛門、柿右衛門の写しのマイセンで、マイセンの歴史をざっと勉強。
小さな有田焼の茶器の糸底に、英数字で王様のコレクション番号がくっきり記されているのが珍しい。

あとはほぼ、全てヴェルナーの作品。
セットでも器の一点一点、異なる絵柄に、何が描かれているのか見つけるのが楽しい。
童話や物語の世界が広がり、花は瑞々しく、鮮やかな色彩、リズミカルな文様。

イチオシは、プラチナ・コバルトの動物。
瑠璃色の地にプラチナで馬や鹿、小花が描かれ、星空を見ているような。

夢の世界に癒されました。
エントランスの展示作品と、最後の展示室のテーブルセットは写真撮影可でした。

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kage0512さん、ぷーりっちゅさん

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出展作品・関連画像IMAGES

「サマーナイト」ティーサービス マイセン 1974年頃~ 
装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー 個人蔵

「色絵龍虎図輪花皿」 肥前・有田窯 江戸時代中期(17世紀-18世紀)愛知県陶磁美術館蔵

「梅樹竹虎図大皿」マイセン 18世紀 愛知県陶磁美術館蔵

ラウンドケーキプレート「アラビアンナイト」コーヒーサービスより マイセン 1967年頃~ 
装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー 個人蔵

「アラビアンナイト」コーヒーサービス マイセン 1967年頃~ 
装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー 個人蔵

ティターニアとツェットル「サマーナイト」ティーサービスより 
マイセン 1974年頃~ 装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー 個人蔵

「ほら吹き男爵」コーヒーサービス マイセン 1964年頃~ 
装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:エアハルト・グローサー、アレクサンダー・シュトルク、
ルートヴィッヒ・ツェプナーの共作 個人蔵

「ドラゴンメロディ」コーヒーサービス  マイセン 1994年
装飾:ハインツ・ヴェルナー 器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー 個人蔵

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