生誕130年 青山義雄とその時代

茅ヶ崎市美術館

  • 開催期間:2024年12月14日(土)~2025年2月24日(月・振)
  • クリップ数:7 件
  • 感想・評価:2 件
生誕130年 青山義雄とその時代 茅ヶ崎市美術館-1
生誕130年 青山義雄とその時代 茅ヶ崎市美術館-2
展覧会チラシ表(画像:青山義雄《花》 油彩・キャンバス 1994年 茅ヶ崎市美術館蔵)
展覧会チラシ裏
生誕130年 青山義雄とその時代 茅ヶ崎市美術館-1
生誕130年 青山義雄とその時代 茅ヶ崎市美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

2024年に生誕130年を迎えた画家・青山義雄(1894-1996)を紹介します。1894年、現在の神奈川県横須賀市に生まれた青山は、父の転勤に伴い三重県、北海道で少年期を過ごしました。1910年に絵画を学ぶため上京した後、1921年にフランスに渡ります。その後一時帰国を挟みながら生涯のほぼ半分をフランスで過ごし、1986年からは茅ヶ崎市東海岸のアトリエを兼ねた住宅で最晩年まで制作を続けました。

アンリ・マティス(1869-1954)に「この男は色彩を持っている」と評された青山の作品は、その多くが鮮やかな色彩で描かれています。フランスの海岸風景、美しい夕景、そしてバラや百合などの花々を題材にした彼の作品は今も人々を魅了しています。青山は生涯マティスを師と仰ぎ、画壇と一定の距離を保ちつつ自分の画業と向き合い続けた画家でした。その一方で梅原龍三郎(1888-1986)が創立に携わった春陽会へは長きにわたり出品し、共に制作に励むなど梅原とは強い繋がりがあったことがうかがえます。

生誕130年を機に、青山の生涯を作品で辿るとともに彼と関わりのある画家の作品を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年12月14日(土)~2025年2月24日(月・振)
会場 茅ヶ崎市美術館 Google Map
展示室展示室1
住所 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日、
年末年始 12月29日(日)〜2025年1月3日(金)、
1月14日(火)
※ただし1月13日、2月24日は開館
観覧料 一般 400円(300円)
大学生 200円(100円)
市内在住65歳以上 200円(150円)
  • ※高校生以下、障がい者およびその介護者は無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
TEL0467-88-1177
URLhttps://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/8419/

茅ヶ崎市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

茅ヶ崎市美術館 茅ヶ崎市美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

絶筆の作品が素晴らしかった。

フランスに40年以上住み、日本に戻って来た時には90越えてた、ということで、展覧会のメインビジュアルになっている作品は絶筆寸前の作品。
その寸前作と対の作品があり、絶筆作含め3点同じ作風、モチーフで(同じ花瓶だと思われる)たぶんほぼ同時に描かれたものとお見受けします。
これが⋯凄かった!⋯
連れがいなかったら1枚の絵相手に30分コースのお相手になってしまう類の、見ても見ても飽きない、素晴らしい作品でした。
師匠がマティスとあり、やはりその文脈で語られないと、認知されないのかもしれませんが(お恥ずかしながら自分もお名前に記憶がありませんでした)、何故こんなに知られておらず、もっと推す方がいないのか不思議過ぎます。
エコール・ド・パリど真ん中の時代に色々あって、当時の日本人的権威主義を嫌いそういう輩と距離を置いていたようで、そんな様子で長年フランス在住だった為認知度があまりないのでは、と過去図録にありましたが、そんなのこの絵を見たら理由にならんがな!
一階展示室のみだったので、もっと見たかったです!
初期はマティスの影響ゼロではなさそうですが、マティスの色彩、フォルムの掴み方とは確実に違い、ボナールが引き合いに出されていました。頷ける絵もあったけど、どこかそれとも違う気が⋯
もしかしたら絶筆作から向こう側に新たな展開があったかもしれないと思わずにはいられない、絶筆作が最高傑作の可能性もあるのかな⋯、などと感じて鳥肌立ちました。
いや〜、すごいもん見たわ〜。
行って良かった。再評価されてもっと拝見できることを願ってます!

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、Sukekiyo-Acckermanさん、uchikoさん、morinousagisanさん

4.0

もっと作品観たいと思わせる作品群

規模は小さめでした。
作品数少ない上に関連画家の作品も途中に入っており青山さんの作品は少なめです。
初めて作品を観ましたがマティスと親交があり色彩を絶賛したと言うだけあり色の使い方がとても綺麗でした。
展示作品が良かっただけにもっと観たかったなと思いました。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん

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展覧会チラシ表(画像:青山義雄《花》 油彩・キャンバス 1994年 茅ヶ崎市美術館蔵)

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