5.0
コスパ抜群、オススメです!
個人的に好きな芝康弘作品をたっぷり観賞出来るとあって出かけたのですがそれ以外の作家の日本画、油彩、リトグラフもかなりよかったです。阿部達也、宮いつき作品も魅力的でした。東美の上野アーティストプロジェクトは知らない現代作家の名品に出逢える素敵な企画です。次回のテーマも楽しみです。同時開催の懐かしさの系譜展も観賞出来、かなり楽しめます。
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シリーズ第8回目となる本展では、懐かしい風景、そしてノスタルジア(nostalgia 英語で郷愁の意味)について考えたいと思います。「ノスタルジア」とは、もともとギリシャ語の「ノストス(家に帰ること)」と「アルゴス(痛み)」の合成語で、故郷へと帰りたいが、けっして戻れない心の痛みのことを意味します。
元々は望郷の思い、いわゆるホームシックと同じような意味でしたが、現代では二度と戻ることができない過去の記憶を、現在の風景や情景に重ね合わせて味わう、切なくも複雑な感情のことをいいます。
このノスタルジアを強く感じさせる風景、人のいる情景、幻想絵画などを描いてきた個性的な8名の作家たちを紹介します。日常の街の風景を愛しむように描いている阿部達也と南澤愛美。子どもたちのいる光にあふれた情景を描き出す芝康弘と宮いつき。幻想も含めて、それぞれ独特の「記憶のなかの景色」を表現している入江一子、玉虫良次、近藤オリガ、そして久野和洋。彼らは、それぞれの異なった道を歩みながら、どこか時空を超えたような、普遍的な原風景(人の心の奥底にある原初の風景)を探し求めているように思えます。本展では、彼らの作品を通して、あらためて、ノスタルジアという複雑な感情が持っている意味と可能性を探っていきます。
※「上野アーティストプロジェクト」は、「公募展のふるさと」とも称される東京都美術館の歴史の継承と未来への発展を図るため、公募展に関わる作家を積極的に紹介する展覧会シリーズです。2017年より毎年異なるテーマを設けて開催しています。
会期 | 2024年11月16日(土)~2025年1月8日(水) |
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会場 | 東京都美術館 Google Map |
展示室 | ギャラリーA・C |
住所 | 東京都台東区上野公園8-36 |
時間 |
9:30~17:30
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休館日 |
2024年11月18日(月)、 12月2日(月)、12月16日(月)、 12月21日(土)~2025年1月3日(金)、1月6日(月) |
観覧料 | 一般 500円 65歳以上 300円 学生以下 無料
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TEL | 03-3823-6921 |
URL | https://www.tobikan.jp |
5.0
個人的に好きな芝康弘作品をたっぷり観賞出来るとあって出かけたのですがそれ以外の作家の日本画、油彩、リトグラフもかなりよかったです。阿部達也、宮いつき作品も魅力的でした。東美の上野アーティストプロジェクトは知らない現代作家の名品に出逢える素敵な企画です。次回のテーマも楽しみです。同時開催の懐かしさの系譜展も観賞出来、かなり楽しめます。
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