3.0
見たいものを見て、知らなかったものを知る
現代作家のキュレーション展は自分の好みに合うものも合わないものもゴチャ混ぜになっているので、一瞬で選り分けしながらズンズン回るようにしています。
今回見たかったのはメインビジュアルの「竹林之七妍」。思っていたより小さい作品だけど、細部まで描き込まれていて女性が全員可愛らしい!観音様の脚が透けて見えるのにはドキッとしました(笑)
画題として「竹林之七賢」が好きなんですが、女性に置き換えると花祭りみたいになるんですね。
そして、初めて知った小林ドンゲ。エッチングがあまり好きではなくてスルーしかけたときに彩色された「青い蝶」を見て、踵を返しました。描かれた女性と蝶が背景の青とマッチしていて、部屋に飾りたくなりました。
それにしても、現美のフライヤーは毎回凝った作りですね。変形しているうえにミシン目まで入っているけど、どうしていいかわからないので、このまま保管します(笑)