
コレクション2 身体―――身体
国立国際美術館|大阪府
開催期間: ~
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豪華なラインナップで、地下二階展示もお忘れなく!
休館日に大阪のえらいさん向けの無料観覧とコンサートが開催され、美術館前のスロープは黒塗りの公用車とハイヤーとタクシーがたくさん止まっていました。そのおこぼれを一般ピープルにもと言うことで募集していたので夕方から出かけてきました。メキシコ文明展は既に鑑賞済みでしたので、コレクション展をコンサート迄の1時間観てきました。この展示がとっても良くて・・・
ルイーズ・ブルジョワの作品《カップル》(1996年)を国内初公開に合わせて、
5章構成でした。
1.ルイーズ・ブルジョワ《カップル》
2.20世紀欧米の美術 には、貸し出されて戻ってきたセザンヌやピカソと共に、エルンスト、デュシャン、フォートリエ、ジャコメティ、デ・クーニングなどなど誰もが知る20世紀のアーティスト作品が並びます。
3.女性の美術家と彫刻家 と言うことで、私が初めて出会った塩田千春作品、再会できて嬉しいやらやっぱり良いなぁインパクトあるなぁやら好きなイケムラレイコやニキ・ド・サンンファール、もちろん草間彌生のソフトスクラプチャーと三島喜美代の陶の段ボールなど目を惹く作品ばかりでした。お隣の中之島美での塩田千春展が待遠しいです。
4.身体という領土 には、新収蔵の加藤泉作品に「あっ!こんなところでお目にかかれるなんて!」是非彼の展覧会を国際美でしてほしい。
最後の部屋のブブ・ド・ラ・マドレーヌのインスタレーションも良い!担当研究員の解説も聞いてみたい。
5.高松次郎《影》1977年 ショップ横の壁にあったのですが、地下二階へお引越し。この作品は国際美が万博公園にあった頃からの作品で、ミロの陶板画と共に中之島へ引っ越してきたんですよね。他の高松作品は当日コンサートのために見ることかなわずでした。
失礼ながらそーんなに期待していなかった分収穫が多かったです。
コンサートは地下二階でヴィヴァルディ「四季」全曲を新進気鋭のヴァイオリニストを迎えて溌溂とした響きが高い天井に響いて美しかったです♪
兵庫県美の様に時々コンサートを開催してくださると嬉しいですね。
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- BY morinousagisan