パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂
アーティゾン美術館|東京都
開催期間: ~
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オペラ座の歴史展
予約:自事前予約制
混雑具合:金曜夜 空いていました
出展:オルセー美術館、フランス国立図書館、ボストン美術館、兵庫県立芸術文化センター
BGM:ラ・シルフィード(笑)
正直展示数が多く、では90分程度では全く足りませんでした。
オペラ座建物としての歴史とバレエの歴史がとても分かりやすく展示されています。
歴史としても楽しいかもしれませんが、それを別にしてもバレエダンサー、バレエファンにはときめく有名ダンサーの絵など、展示が非常に多く圧巻でした。
絵画としても、ブーシェ、ルソー、ドラクロワ、マネ、ペロー、ルノワール、ボナール、シャガール、藤田嗣治、、、いわずもがなのドガ。。。何たる層の厚さと歴史の深さ。ドガに関しては有名すぎるので、コメントしませんが、
中でもブーシェは、絵画だけではなく、オペラ座の大道具デザインがや衣装デザインを描いていたというとのキャプションがありました。オペラ座凄い・・・フランス凄い・・・・
個人的にはタリオーニのポアントや、写真でしか見たことがなかったパ・ド・カトルの絵を初めて見ることができ、嬉しすぎて心臓が止まるかと思いました。羊皮紙なのかな。。。しかも、所蔵が日本ということで鳥肌!!
ガストン・ルルーの「オペラ座の怪人」の自筆稿や諸々にも感動しました。
今でも上演されている「眠れる森の美女」「アイーダ」の舞台美術や舞台裏やパトロンの様子、当時のチケットやプログラムなどの展示もありました。
衣装が好きな方にはオペラ座の衣装デザインに、ラクロワ、高田賢三、ラガーフェルド、森英恵etc.
建築が好きな方には建築のデッサンや舞台デザインのデッサン、模型など。。。
音楽好きな方には楽譜
バレエダンサー、バレエファンだけではなく、色々な方が楽しめる企画展です。
オペラ座に行ったことがある方は、もちろん、一度は行きたいと思っている方は是非こちらを見てから行かれると、より楽しくなると思いました。
また、時間が足りず見れませんでしたはオペラ座で売っているポアントのキーホルダー、絵葉書、クリアファイル他、センスのいい雑貨が沢山あったようです。
私は時間切れで図版すら買えませんでした。。。
私はもう一度行こうと思いますが、1度で!と思う方は余裕をもっていかれたほうがいいと思います。