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群馬県立近代美術館は、群馬県高崎市に1974年10月に開館した、群馬の森公園内に位置する県立美術館である。美術館設立運動に携わってきた井上房一郎の推薦で、磯崎新が設計を担当した。
磯崎による設計案は、120cmを基準としたフレームの集合体が美術作品を取り巻く額縁のような空洞として想定されており、建築自体は、ルイス・カーンのインスティテューション論(形態と機能のシステム論)の影響が強く、プラトン立体(正多面体)の建築的引用ということもできる。また細部をみると、カーンの他、ロシア構成主義など様々な建築言語からの引用も見て取れる。 磯崎新は、1975年、群馬県立近代美術館の設計によって日本建築学会賞を受賞した。
1994年にはミュージアムショップやレストランを拡充、1998年には現代美術棟を増築している。2005年12月から大規模な改修工事を経て、2008年4月にリニューアルオープンしている。
群馬県立近代美術館の収蔵作品は、群馬県ゆかりの作家たちの作品、日本の近代美術、海外の近代美術、日本と中国の古美術を中心とした戸方庵井上コレクション、そして現代美術のコレクションなど、約1900点にのぼる。
群馬県ゆかりの作家たちには、湯浅一郎、横堀角次郎、福沢一郎、南城一夫、山口薫、鶴岡政男、オノサト・トシノブ、藤牧義夫、小室翠雲、岸浪百艸居、礒部草丘、高橋常雄、大沢雅休など。
日本近代美術コレクションには、安井曾太郎、岸田劉生、中川一政、長谷川利行、前田寛治、佐伯祐三、岡鹿之助、牛島憲之、森田恒友、安田靫彦、志村ふくみなど。
海外近代美術コレクションには、ゴヤ、ピサロ、モネ、ルノワール、モロー、ルドン、ムンク、ルオー、ピカソ、ローランサン、シャガール、デュフィ、ロダン、マイヨール、ブールデル、ザッキン、ムーア、ヘップワースなど。
戸方庵井上コレクションに、金大受、伝蛇足、雪村周継、長谷川宗宅、伝俵屋宗達、作者不詳、円山応挙、谷文晁、浦上玉堂など。
現代美術コレクションには、岡田謙三、斎藤義重、マッタ、ルイス、菅井汲、今井俊満、上田薫、宮脇愛子、李禹煥、シシリア、福田美蘭、押江千衣子など。
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