
生誕130年 青山義雄とその時代
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富士山や江の島を望み、伊豆半島から三浦半島までを一望する海岸近くに位置する茅ヶ崎市美術館は、郷土ゆかりの美術家の作品を収集・展示するとともに、市民の創作・発表活動を支援する場として、1998(平成10)年4月に開館した。
温暖な気候に恵まれた茅ヶ崎には、明治以降、結核療養所・南湖院が開設され、別荘も多く建てられて、多くの芸術家や文化人がこの地を訪れた。彼らは、この環境の中で精力的に活動し、優れた作品を多く残している。
かつてこの地にはオッペケペー節で知られる明治時代の新劇俳優・川上音二郎、貞奴夫妻の居宅(萬松園)が建てられ、その後、実業家・原安三郎が別荘を構えていた。現在、美術館のまわりは茅ヶ崎の古くからの景観を良く残す緑地公園となり、早春の頃には紅白の梅が美しく、四季を通して自然の豊かな市民の憩いの場となっている。
茅ヶ崎市美術館では、日本の近代洋画史にその名を残す萬鐵五郎や堅実な画術で文化勲章を受章した洋画家・小山敬三をはじめ、スペインに魅せられた水彩画家・三橋兄弟治、日本各地の風景を木版画により魅力的に描きだした土屋光逸、また現在茅ヶ崎を拠点とし活動している新進作家など、茅ヶ崎にゆかりのある作家や作品を中心に約2,000点を収蔵している。
丘の上にたつ、茅ヶ崎市美術館の建物は、茅ヶ崎らしさを感じさせる松を抜ける潮風、明るい太陽、軽やかに浮揚するイメージをもとに造られ、とびたつ鳥の翼のような屋根が特徴的である。緑地に面したエントランスホールは、松の豊かな緑とたくさんの光がはいるようにひらかれ、そこではときに音楽家たちによるミニコンサートを聴くことができる。
地階から地上2階までの3層構造の建物は、必要に応じて自然光を取り込めるよう随所に仕掛けがなされ、明るく開放的な空間となっている。1階には展示室と展覧会情報を得たり美術書を自由に閲覧できる図書コーナーがあり、地下1階には2つの展示室、地上2階にはワークショップなどの創作活動をおこなえるアトリエと、天気の良い日には富士山を眺めることができるカフェがあり、それぞれが目的にあった快適な空間となっている。
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会期終了
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