5.0
敬意が巡る美術館
フランスの巨匠ル・コルビュジエに師事した最初の日本人、前川國男氏の設計です。
「武田の赤備え」を思わせる赤茶色の鎧のような外壁は、コンクリートに直接タイルを打ち込むストイックな手法で作られており、実に甲斐の国にふさわしい佇まいです。
師ル・コルビュジエ譲りの「ピロティ」を通り館内へ入ったら、さあ、前川建築の代名詞ともいえる中央奥の大階段と吹き抜けへ向かいましょう。
壁面を美しく飾る灯り、天窓からの優しい光、 絵筆のように吊り下げられたペンダントライト。それらが心地よく調和し、2階の展示室へと誘ってくれる、何とも優雅で贅沢な空間です。
頭上に施されたかまぼこ型(連続ヴォールト)の天窓が、直射日光を遮って、優しい間接光を作り出し… Read More
