藤田美術館Fujita Museum

藤田美術館

藤田美術館についてABOUT Fujita Museum

藤田美術館は、施設の全面的な建替えに伴い、2017年6月12日より休館し、2022年4月にリニューアルオープン予定

藤田美術館は、明治時代に活躍した実業家 藤田傳三郎(でんざぶろう 1841~1912)と、その嗣子らが収集した東洋古美術品を所蔵し、春季と秋季に企画展示を行っている。

「かかる国の宝は一個人の私有物として秘蔵するにあらず、
広く世に公開し、同好の友とよろこびを分かち、
またその道の研究の資料にせまほしく」

という藤田家の願いにより、1954年(昭和29年)に開館した。

明治の終わりから大正初期に建てられた藤田家の邸宅は、1945年(昭和20年)の大阪大空襲により、その殆どを焼失したが、幸いにも、蔵や庭園の多宝塔などは類焼を免れた。展示室は、この蔵を改装したもので、内部には木材が多用され、窓からは陽の光が射し、自然の空気が流れる落ち着いた空間となっている。庭園には、東大寺の塔の礎石や、7世紀に建てられた山田寺(奈良県)の金堂礎石などが点在する。

また、隣の太閤園や藤田邸跡公園では、当時の庭園の雰囲気を感じることができる。

主な所蔵作品に、国宝の曜変天目茶碗、仏功徳蒔絵経箱、紫式部日記絵詞(絵画)、深窓秘抄(書蹟)、玄奘三蔵絵(絵画)、柴門新月図(絵画)。重要文化財の木造地蔵菩薩立像 快慶作(彫刻)、古今和歌集断簡 伝藤原佐理筆(書蹟)など。

◆ 藤田傳三郎(ふじたでんざぶろう)
幕末の天保12年(1841)長州(萩市)に生まれる。明治初頭(30歳の頃)に大阪へ出て、軍靴製造、軍需品や人夫を調達する用達業、トンネルや橋梁、疎水工事に係る土木建築などの事業を興した。
明治17年、小坂鉱山(秋田県)の払い下げを受けて本格化した鉱山業が中核となり、事業の規模は更なる発展を遂げた。他にも、児島湾(岡山県)の干拓事業を手掛けたり、紡績・鉄道・電気・新聞など、近代化する日本の基盤となった事業に大きく関わり、大阪商法会議所(今の大阪商工会議所)の第二代会頭を務めるなど、大阪財界に大きな功績を残した。

傳三郎は、若い頃から古美術への造詣が深く、特に茶道具に対する鑑識眼は卓越していたと云われる。能や茶道をはじめ、日本文化を好み、邸宅には能舞台や沢山の茶室を構え、これに興じた。維新後の廃仏毀釈などの影響から、歴史的な仏教美術品の数多くが海外へ流出していることに憂慮し、これを阻止するために膨大な財を投じた。古美術品の収集は、亡くなる直前まで続けられたと伝えられる。明治45年3月30日没(70歳)

予は当時この状態を見て思へらく、社会の秩序は、
文物制度の整頓と相まって早晩一定すべく、
その美術志向は国富の増進と共に崇高に赴くべし、
さればこの際に於て、大いに美術品を蒐集し、
傍ら国宝の散逸を防がば、
他日の悔いを遺さざる事を得べしと、
依って資を傾けてその蒐集に努めぬ

「藤田翁言行録」より

アクセスマップACCESS MAP

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藤田美術館
〒534-0026大阪府大阪市都島区網島町10番32号 TEL 06-6351-0582

利用案内INFORMATION

藤田美術館 公式サイトURL
http://fujita-museum.or.jp/
所在地
〒534-0026 大阪府大阪市都島区網島町10番32号
TEL 06-6351-0582
最寄駅
JR東西線大阪城北詰駅 3番出入口 より徒歩約2分
京阪京橋駅 片町口より徒歩約10分
地下鉄長堀鶴見緑地線京橋駅 2番出口より徒歩約10分
開館時間
開館時間 10:00〜16:30(最終入館時間 16:00)
定休日
月曜日 
定休日についての追記事項
・3月中旬~6月中旬、9月中旬~12月中旬の期間中は、月曜休館(月曜祝日の場合は開館、翌平日が休館)
・6月中旬~9月中旬、12月中旬~3月中旬は休館
・展示替え等のための臨時休館あり
入館料・観覧料
大人 800円(750円)
高校・大学生 500円(450円)
小学・中学生 300円(250円)
※( )内団体20名様以上
割引クーポン
特になし
美術館名 よみがな
ふじたびじゅつかん

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