北海道立近代美術館 Hokkaido Museum of Modern Art

北海道立近代美術館北海道立近代美術館

北海道立近代美術館についてABOUT Hokkaido Museum of Modern Art

北海道立近代美術館は、1973年発足の新美術館建設準備室を経て、1977年7月、北海道札幌市中央区に開館した道立の美術館である。

明治以後の北海道美術の流れから、各分野のすぐれた作品を系統的に収集・保存、また、国内外の近代以後の作品、特にガラス工芸、パスキンを中心とするエコール・ド・パリの作品などを積極的に収集している。

展覧会では、所蔵作品をさまざまなテーマを設けて紹介する「近美コレクション」展、国内外の優れた作品を幅広く紹介する「特別展」を企画・開催している。また、道内各地での移動美術館も実施するなど、バラエティ豊かな展示活動に取り組む。

北海道立近代美術館では、地域性と国際性を視座としながら、コレクションの充実に取り組み、平成27年3月末現在、5,047点の作品を所蔵する。

◆北海道の美術のすぐれた作品を体系的に収集した作品
林竹治郎《朝の祈り》、木田金次郎《秋のモイワ》、国松登《氷人B》、難波田龍起《秋の詩》、神田日勝《室内風景》、岩橋英遠《道産子追憶之巻》、片岡球子《面構 浮世絵師歌川国芳と浮世絵研究家鈴木重三先生》、中原梯二郎《若きカフカス人》、一原有徳《SON・ZON》、小森忍《雪結晶文花瓶》 など。

◆日本近代の美術
国吉康雄《横たわる裸婦》など。

◆パスキンを中心としたエコール・ド・パリの作家の作品と関連作家の作品
ジュル・パスキン《花束をもつ少女》、アメデオ・モディリアーニ《フジタの肖像》、ハイム・スーチン《祈る男》

◆近代以降の国内外のすぐれたガラス工芸作品を系統的に収集
エミール・ガレ《鯉文花器》、ドーム《クロッカス文花器》、ルイ・コムフォート・ティファニィ《ランプ・きばなふじ》、ルネ・ラリック《花器・バッカスの巫女》、岩田藤七《貝》、藤田喬平《飾筥・弥生》、扇田克也(1957-)《ワタシノアヲゾラ/アメノヒモアル》、高橋禎彦(1958-)《花のような》

◆北海道の美術に関連した1960年代以降のすぐれた作家や多様な分野の現代の美術作品

ほかにも、歌川国貞を主とする江戸後期の浮世絵(高橋博信コレクション)、ルネサンスから近代までのヨーロッパ版画、オプティカル・アートなど、特色あるコレクションを含む。

なお、近接する北海道立三岸好太郎美術館は、大正から昭和初期の日本近代洋画史に鮮やかな光彩を放った札幌出身の画家・三岸好太郎の作品その他関係資料の収集と保存、展示、および調査・研究、普及活動を行うことを特色としている道立の美術館である。

利用案内INFORMATION

北海道立近代美術館 公式サイトURL
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb
所在地
〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西17丁目
TEL 011-644-6882
最寄駅
地下鉄東西線 西18丁目駅下車 4番出口から徒歩5分

JRバス、中央バス、ぶらりサッポロ観光バス 道立近代美術館バス停下車 徒歩1分
開館時間
9:30〜17:00 (最終入館時間 16:30)
休館日
月曜日 
※月曜日が祝日又は振替休日のときは開館、翌火曜日休館
※展示替え期間等
入館料・観覧料
展覧会ごとに観覧料が異なります。
開催展覧会情報をご確認ください。
割引クーポン
特になし
美術館名 よみがな
ほっかいどうりつきんだいびじゅつかん

アクセスマップACCESS MAP

Googlemapで見る

北海道立近代美術館
〒060-0001 北海道 札幌市中央区北1条西17丁目  TEL 011-644-6882

北海道立近代美術館についての感想・評価REVIEWS

4.0

常設展に圧倒された。

岩橋英遠《道産子追憶之巻》素晴らしい。わざわざきて良かったと思わせる。
ガイドツアーもわかりやすくて楽しめました

4.0

大好きな絵があります。

北海道育ちなので、神田日勝の「室内風景」
岩橋英遠の「道産子追憶の巻」等が無性に見たくなります。
他 小川原脩、岩船修三、など北海道出身者の絵は観ていると優しい気持ちになれます。
マリーローランサンのフワッとした絵もいいですね。

THANKS!をクリックしたユーザー
tonoさん

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
(展覧会についての感想・評価は、各展覧会のページよりご投稿をお願いいたします。
こちらは、「美術館」自体についての感想・評価の投稿欄となります。)
感想・評価を投稿する

北海道立近代美術館 開催展覧会情報EXHIBITION INFO

星の瞬間 アーティストとミュージアムが読み直す、Hokkaido

星の瞬間 アーティストとミュージアムが読み直す、Hokkaido

開催予定

会期:

北海道立近代美術館は現在、約6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」...

これまでに北海道立近代美術館で開催された展覧会

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

会期終了

会期:

ファン・ゴッホは、浮世絵をはじめとする日本美術から大きな影響を受け、生涯にわたってさまざまな作品を描きました。 本展では、「フ...

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展

会期終了

会期:

レオナルド・ダ・ヴィンチの未完の大壁画計画《アンギアーリの戦い》は、今も多くの謎と...

大原美術館展Ⅱ

大原美術館展Ⅱ

会期終了

会期:

大原美術館は、1930(昭和5)年、西洋美術を紹介する日本初の本格的美術館として岡山県倉敷市に開館しました。創立者は倉敷の実業家・...

片岡球子 本画とスケッチで探る画業のひみつ

片岡球子 本画とスケッチで探る画業のひみつ

会期終了

会期:

札幌生まれの日本画家・片岡球子(1905〜2008)は、ときに破天荒と評されたほど、型破り...

浮世絵師・歌川国貞展

浮世絵師・歌川国貞展

会期終了

会期:

粋で艶っぽい美人を描き、庶民の心をつかんだ江戸末期の浮世絵師・歌川国貞(三代豊国・1786~1864)は、浮世絵史上最多となる数万点も...

ポーラ美術館コレクション展 モネからピカソ、シャガールへ

ポーラ美術館コレクション展 モネからピカソ、シャガールへ

会期終了

会期:

ポーラ美術館は、2002年9月神奈川県箱根町に開館した美術館です。ポーラ創業家二代目・鈴...

【近美コレクション】 春の名品選-ガレ《鯉文花器》他

【近美コレクション】 春の名品選-ガレ《鯉文花器》他

会期終了

会期:

作品の収集活動は、美術館活動の生命とも言われます。 北海道立近代美術館では、1973(...

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE