この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
中村研一(1895-1967)と中村琢二(1897-1988)は、いずれも日本の洋画に大きな足跡を残した宗像出身の画家兄弟です。出身は同じでも、早熟の天才型の研一に対し、大器晩成型の琢二、さらには、正確なデッサンと線に基づき、光と影のコントラストを明確に表現することにたけた研一に対して、透明感のあるみずみずしい色彩でやわらかな描写を魅力とする琢二というように、生まれもった性格や作風には大きな違いがあり、それが二人の個性を際立たせています。
久しぶりの二人展としてこのたび開催する本展は、近年発見された中村研一の滞欧期の初公開作品を中心に、その他の初公開作品も多数まじえて、彼らの画業の魅力に迫ります。また、近年の中村研一と中村琢二の画業の顕彰の背景には、地元である宗像市や古賀市の有志による、長きにわたる作品収集と公開の歴史があり、本展では、それらのコレクターの活動にもスポットを当てます。
本展を通じて、地域文化の誇りとして愛されてきた、宗像が生んだ二つの巨星、中村研一と中村琢二の絵画を存分に味わっていただけましたら幸いです。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年12月21日(土)~2025年2月2日(日) |
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会場 | 福岡県立美術館 Google Map |
展示室 | 4階展示室 |
住所 | 福岡県福岡市中央区天神5-2-1 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 1月13日(月・祝)は開館、1月14日(火)は休館 年末年始(12月28日~1月4日)は休館 |
観覧料 | 一般 500円(350円) 高大生 200円(140円) 小中生 100円(80円)
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TEL | 092-715-3551 |
URL | http://fukuoka-kenbi.jp/ |
福岡県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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