5.0
実際にこの展覧会のために描かれた作品も観れました
勢いのあるタッチで、表情も設定もお話も昔から大好きでした。実際に描かれている映像もあり、どんな絵の具を使われているのか、筆を画面にのせるタイミングなど見せていただく事が出来ました。
またぜひ観に行きたい作品達でした。
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『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー兼アニメーションディレクターであり、漫画家としても活躍する安彦良和(やすひこよしかず)の創作活動を展望する回顧展です。
北海道遠軽町に開拓民の3世として生まれ、大学では学生運動に参加し、その後上京してアニメ制作に参加、漫画家に転身する激動の半生を振り返ります。アニメや漫画など、特定のジャンルに注目した安彦良和の個展はこれまでにも開催されてきましたが、本展は少年期、青年期の歩みから、現在の創作まで、多彩な分野の作品を取り上げ、そこに共通するテーマに迫る、初の試みです。
また、安彦良和のライフワークとも言うべき日本の古代史、近代史を取材した漫画作品は、緻密な時代考証の上に豊かなイマジネーションを加えた魅力あふれる創作劇(フィクション)です。歴史そのものがもっている魅力と、安彦良和という表現者のイマジネーションの魅力の双方を味わうことのできる機会ともなるでしょう。
なお、2024年は『機動戦士ガンダム』放映45周年、安彦良和が喜寿(77歳)を迎えるメモリアルイヤーです。
会期 | 2024年6月8日(土)~2024年9月1日(日) |
---|---|
会場 |
兵庫県立美術館
![]() |
住所 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内) |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日、7月16日(火)と8月13日(火)は休館 ※ただし、7月15日(月・祝)と8月12日(月・振)は開館 |
観覧料 | 一般 1,900円(前売 1,700円) 大学生 1,000円(前売 800円) 高校生以下 無料 70歳以上 950円 障害者手帳等をお持ちの方(一般) 450円 障害者手帳等をお持ちの方(大学生) 250円 団体[20名以上] 一般 1,600円 大学生 800円 70歳以上 800円 障害者手帳等をお持ちの方(一般) 400円 障害者手帳等をお持ちの方(大学生) 200円
|
TEL | 078-262-1011 |
URL | https://www.artm.pref.hyogo.jp |
5.0
勢いのあるタッチで、表情も設定もお話も昔から大好きでした。実際に描かれている映像もあり、どんな絵の具を使われているのか、筆を画面にのせるタイミングなど見せていただく事が出来ました。
またぜひ観に行きたい作品達でした。
5.0
いつも行く美術展とは雰囲気の違うファン層で男性の比率が高く、音声ガイドをつけてみなさん食い入るように作品を鑑賞しておられました。想像以上の数の資料が見られる熱気に満ちた展覧会です。
アニメーションが流れるモニターと原画を見比べられる展示や、数々のキャラクターデザインのアイデアを担当者と意見交換している資料などは、作品を作り上げるまでの苦労や熱意が伝わってきて、アニメや漫画にうとい私でもわくわくしました。
展示の最後には安彦氏の生み出したキャラクターたち勢揃いの絵が飾られています。どのキャラクターもとても幸せそうな顔。
この絵も含めたくさんのオリジナルグッズが販売されています。
会場内はメッセージボードのコーナー以外はすべて撮影禁止です。鑑賞に集中できてよかったです。
5.0
まず入った所に、安彦先生が使われていた机が展示されてあり、
「この机で!!!!」
と、途轍もなく感動しました!!
展示品は、ガンダムだけでなく、巨神ゴーグ、クラッシャージョー、ダーティペア、虹色のトロツキーなど幅広く、原画も沢山あり、実現しなかった幻の作品は、絶対に人気が出ただろうと思える設定や画力で、一歩進む度に感動しかありませんでした!!
虫プロダクション時代の絵が、今とはタッチが違ってすごく意外だったし、こんな絵を描いていらっしゃったんだなぁと、経緯や歴史を感じました。
ゲームも大好きで、特に思い入れが深かったヴィナス戦記の原画を見た時は、涙が出ました。
どの章も全て感動しかなく、安彦先生の人生そのものを網羅した展示会で、この上ない幸せを感じられ、至福の時間を過ごしました!!
気付けば、3時間30分居たほどです!!
グッズも豊富で、Tシャツやクリアファイルなど沢山買い、家で眺めて、まだまだ至福の時間を過ごしています!!
5.0
自分の中でガンダムと言えば大学時代 講義終了後帰宅してからでは間に合わないので
大学近くのラーメン屋にみんなで行って放映している時間、チャンネルをガンダムに合わせてもらって見ていたという懐かしい思い出。スポーツ観戦のように皆で盛り上がってみていたことが思い出される。それからうん十年、仕事や子育てに追われ遠ざかっていたが、皆様が兵庫プレミアムデーで行かれたとのレビューを拝見し、自分も!と出かけた。
久々に出会ったガンダムも懐かしく感動したが、「描く人」と銘打っただけあり、原画や絵コンテ、そして漫画家になってからの「描かれた」作品を堪能した。
中でも(ヒロの逃走)という題で描かれた14枚の小さな原画。それをアニメのように14枚を連続して映像で流すとまるでアニメのように動いていた。1枚1枚人物だけでなく、周りの事物も描いているのに・・・
安彦良和の描く力の凄さを見せつけられた感じがした。
自分の中で過ぎたことだと思っていたことが、こうやってふとした偶然のきっかけで再び出会うことができる。作品がそこに引き戻してくれる。そして新しい興味(私の場合彼の歴史をテーマにした漫画作品)の対象ができる。だから美術館通いはやめられない。
4.0
恥ずかしながらガンダムも安彦良和さんも詳しくないのですが ひょうこ芸術プレミアムデーを活用し拝見しました
いゃあ 凄い数 ファンなら本当に嬉しくて仕方ないであろう展覧会
個人的には学生時代の学習ノートがインパクト大 それがアニメ企画資料に繋がっていたり
安彦良和自身が学生運動参加されていたとあり その体験がクルドを舞台にした作品に影響なのかな等 かっこいい安彦さんです
中盤にメッセージボードがあり こちらがまた楽しかったです 必見!
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安彦良和近影
『重点整理帳(理科)』より
『遙かなるタホ河の流れ』上巻より
『無敵超人ザンボット3』 設定資料 ザンボット3 ©創通・サンライズ
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』 ポスター原案 ©東北新社/著作総監修 西﨑彰司
『機動戦士ガンダム』(劇場版) ポスター原画 ©創通・サンライズ
『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』 (シャアとアムロの決闘) 原画 ©創通・サンライズ
『アリオン』より ©安彦良和