この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
近代の日本美術において、風景、景観は絵画の題材として様々に描かれました。描かれたのは、現在の我々もよく知る古くからの名所や旧跡もあれば、どこか懐かしくなるような農村や海辺の一場面、あるいは当時の文化の香りを感じさせる都市の景観など実に多様です。
明治以降、画家たちは、伝統的に描かれてきた名所を自分の足で訪ね近代的な個人である自分の目を通じて見、新たに表現しました。また、観光産業や、国立公園の制定など、急速な近代化の時代における風景に対する新たな価値付けも近代の風景において見逃せない点です。風景は様々に人々を惹きつけ、そして画家たちは時代の動向に沿って絵画を描き、時にはそれを推し進める役割を担っていたことが考えられます。
本展覧会は、日本の近代化と風景、そして風景画の関係を考察しながら、画家たちが描く世界を探索していく企画となります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年10月12日(土)~2024年12月8日(日) |
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会場 |
海の見える杜美術館
![]() |
住所 | 広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日、10月15日(火)、11月5日(火) ※ただし10月14日(月・祝)、11月4日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円 高・大学生 500円 中学生以下 無料
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TEL | 0829-56-3221 |
URL | https://www.umam.jp/ |
海の見える杜美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

高橋史光《室の津》1931年(昭和6)頃

土田麦僊《残陽》 1906年(明治39)

不染鉄《南海の島》 昭和30年代

北蓮蔵《風景図》明治時代