美術の遊びとこころⅧ
五感であじわう日本の美術

三井記念美術館

  • 開催期間:2024年7月2日(火)~2024年9月1日(日)
  • クリップ数:46 件
  • 感想・評価:10 件
美術の遊びとこころⅧ 五感であじわう日本の美術 三井記念美術館-1
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郭子儀祝賀図 円山応挙筆 江戸時代・安永4年(1775) 三井記念美術館蔵
「花見の図」 河鍋暁斎筆 江戸時代・19世紀 三井記念美術館蔵
重要文化財「能面 蛇」室町時代・14~16世紀 三井記念美術館蔵
「花鳥動物図(松樹双鶴図 )」沈南蘋筆 清時代・18世紀 三井記念美術館蔵
「秋草兎図 襖」酒井抱一筆 江戸時代・19世紀 三井記念美術館蔵
「菊尽蒔絵 高坏」象彦(八代西村彦兵衛)製 大正時代・20世紀 三井記念美術館蔵
「伊賀耳付花入 銘業平」桃山時代・16~17世紀 三井記念美術館蔵
「姥口霰釜」与次郎作 桃山時代・16世紀 三井記念美術館蔵
「染象牙果菜置物」安藤緑山作 大正~昭和時代初期・20世紀 三井記念美術館蔵
「銹絵 染付笹図 蓋物」尾形乾山作 江戸時代・18世紀 三井記念美術館蔵
「銹絵 染付笹図 蓋物」尾形乾山作 江戸時代・18世紀 三井記念美術館蔵
「山水図屏風」 円山応挙筆 (左隻) 江戸時代・安永2年(1773) 三井記念美術館蔵
「山水図屏風」 円山応挙筆 (左右) 江戸時代・安永2年(1773) 三井記念美術館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日本の古美術や、日本で受容された東洋の古美術に親しむことを目的に、夏休みに合わせた企画「美術の遊びとこころ」シリーズの第8弾。

本展では、人間が持つ五感を活用しながら、絵画や工芸品を鑑賞します。 作品に表現された花の香りや動物の鳴き声を想像したり、描かれた人物の気持ちに思いを寄せたり、あるいは美しい水辺の景色に涼を感じたり。

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚などの感覚を研ぎ澄ませて、作 品の声に耳を傾けてみてください。きっと新しい発見や驚きがあなたを待っているはずです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年7月2日(火)~2024年9月1日(日)
会場 三井記念美術館 Google Map
住所 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日、7月16日(火)
※ただし7月15日、8月12日は開館
観覧料 一般 1,200円(1,000円)
大学・高校生 700円(600円)
中学生以下 無料
  • ※70歳以上の方は1,000円(要証明)
    ※20名様以上の団体の方は( )内割引料金となります。
    ※リピーター割引:会期中一般券、学生券の半券のご提示で、2回目以降は( )内割引料金となります
    ※障害者手帳を提示いただいた方、およびその介護者1名は無料です(ミライロIDも可)
TEL050–5541–8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.mitsui-museum.jp/

三井記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

三井記念美術館 三井記念美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

視覚だけではなく「五感」であじわう!! 新しい試み。面白いけれど、もう一歩ほしかったです。

会期末ぎりぎりで行かせていただきました。平日午後、最終日近くの割には空いていて、ゆっくりマイペースで鑑賞出来ました。いつもは撮影不可な作品やコーナー(部屋)があるのですが、今回は全て撮影可でした。空いているせいか撮影可能なせいか、今回もご婦人のお友達同士で来られている方が、美術館であることを忘れがちになりやすいようです。良い展覧会なのに、とても残念です。
円山応挙《山水図屏風》、素晴らしかったです。長谷川等伯の《松林図屏風》を思いました。3Dも遠近法もない時代の遠近感の表現に、空気感の表現、更には温度や湿度の表現まで、本当に素晴らしいの一言です。
信長が切り取ったことで知られる香木《蘭奢待》、初公開とのことでしたが、少し前にサントリー美術館さんの徳川美術館展でも観ました(会期は三井さんより1日遅いのですが)。今年秋には永青文庫さんでも「蘭奢待」の展示があるのだそうですね。なんだか蘭奢待イヤー?? それだけ信長が、茶道具の時と同じようにあちこちに、細かく切って貴重な品として分け与えたので、頂いた方もきちんとした記録付きで伝えられている、当時の人たちにとってそういう品だと言うことで、また感動出来ます。でも残念ながら匂いは想像できませんでした。例えばこれとは違うけれど、香木と言われる2-3種のテイスティングが出来るコーナーがあり、「蘭奢待」を想像してみようなどあっても‥。
「触った感触を想像してみる」コーナーでは、長次郎作の黒楽茶碗《銘俊寛》と本阿弥光悦作の黒楽茶碗《銘雨雲》という2つの重要文化財の黒楽茶碗が展示されていて、飲み口が柔らかい形状の長次郎と、鋭角な光悦との違いを指摘し、実際にそれぞれでお茶を飲んだ時の「感触」の違いを想像してほしいとしていました。重要文化財に直接触る、ましてや口をつけることなどは出来ないのは当たり前ですが、似たような形状の茶碗を直接触り、ざらざらしたりごつごつした感じや滑らかな感じや、重さや、そして飲み口に指を這わせて飲んだ時の感触を想像する、なんてコーナーがあっても‥。
贅沢すぎますかね。
能面に彫り表された顔の表情から、それぞれの心情に思いをはせて、はなるほど実感でした。
想像してみる、はなかなか難しい作業ですね。でも作品一つ一つを、いつも以上にじっくり見つめ、味わうことが出来、とても良い試みだったと思います。皇… Read More

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morinousagisanさん

5.0

予想以上に見応えあり!

三井記念美術館は建物自体が歴史ある素晴らしいものなので、一度行ってみたいと思っていましたが、この度、始めて訪問させていただきました。展覧会の内容には、そこまで期待していなかったのですが、良い意味で期待を裏切られました。
「五感であじわう」ということですが、それぞれに応じた展示方法にまず感心しました。
 また三井家と関連が深い応挙の作品が多数あったことも嬉しかったです。
 一番感動したのは、蘭奢待です。かの有名な織田信長が切り取ったものの一部かも?というところに想像力を掻き立てられました。また利休好みの茶道具などもたくさん出ていて目の保養となりました。
 他には三井家当主の鶴の屏風図にも感動しました。こうやって日本の宝を守り続けることだけでも大変なのに、自ら筆を執る才も備えていたとは驚きでした。
 全体的に照明が落とされていたせいもあり、落ち着いた雰囲気で鑑賞できましたし、写真撮影がすべての作品OKというのも驚きでした。

4.0

五感と語感

視覚が主となる美術館や博物館の展示において、五感であじわうとは?
鑑賞側の五感をくすぐる作品展示に、毎回、感嘆させられています。
また、解説に記された語りかけは、まさに語感でした。
とても良い展示でした。

3.0

所蔵品、並べてみました!

所蔵品を並べる切り口として、面白い企画だと思います。
いつもは視覚と妄想だけで作品を見ているので、「味を想像してみる」とか「温度を感じてみる」などのサジェスチョンがあることで普段とは違う見方ができました。
珍しく友人と行ったので、自由研究的なアプローチに乗っかって、小声で感想を言いつつ楽しみました。

いちばん気に入ったのは円山応挙の「鶴亀絵平皿」。鶴と亀の表情が可愛らしくて!私が気に入る作品は大体ハガキにならないので、バシャバシャ写真を撮りました。
「青磁二見香炉・銀製二見ヶ浦夫婦岩火舎」も素敵な作品。タイトルを見なくても二見ヶ浦の夫婦岩とわかる造形なのに、サイズが小さいからこれも可愛らしい。伊勢に行きたくなります。

そして、著名な作家の作品に紛れて置かれた8代目当主・三井高福の「海辺群鶴図屏風」がとてもいい。海辺と空と丹頂鶴に真鶴、「七十八翁」のサイン、どれもこれも伸びやかで自由でいいなぁ。

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さいさん、fumiko773さん、morinousagisanさん

5.0

キュレーターの素敵な企み

「五感であじわう日本の美術」という珍しいタイトルの展覧会。作品に描かれた花々やお香、温度を感じさせる作品、鳴き声が聞こえてきそうな屏風の鹿、今にも動きそうな自在づくりの精巧な虫など、驚きと発見がいっぱいでした。ランジャコウ、どんな匂いがするのかな〜?特に可愛かったのは焼き物の小さな福寿草が並べられたベトナム産の染め付けの器。白い砂の中にぴょっこり立つ福寿草が可愛かったです。配置を変えて植え替える楽しみもあるのかな?ミュージーアムショップもユニークな品揃えでお勧めです。

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morinousagisanさん

REPORT

心眼全開

東博で神護寺展見た後、久しぶりに常設展見て回ったら、案の定ヘトヘトになった。
その後にもう1つぐらい他館展覧会行くつもりだったが、遠くは無理だと悟って三井記念美術館にした。
パンダ橋渡るまではちと長いが、銀座線乗ってしまえばこ…readmore

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さいさん、minchouさん

3.0

安藤緑山の生き写しの果物とか野菜に会いたくて行きました

毎度、思うのですが、どの美術館も自分の所にあるコレクションをどう見せるかを悩んでいるなあと。三井記念美術館も例外ではない。今回は味、温度、香、触、聴、情のテーマで三井のコレクションから選んで展示するという趣向です。古美術入門的な側面もあって、感覚で古美術を捉えてみよう、という鑑賞方法を提案しているように思えます。

久しぶりに見る、安藤緑山が象牙で作った茄子とか、碌山の作品でしか知らない仏手柑あたりが個人的なツボです。あと河鍋暁斎の《花見の図》が描表装でなかなか豪華でした。

展示替えなしで、すべて撮影OK。ただし、図録がないのは少々つまらない。

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morinousagisanさん

4.0

「感じる」を基本に美術をいかに楽しむかがわかる企画

「夏休みに合わせた企画」とあるように、流派・来歴や作家よりも作品を感じることを楽しむ展覧会になっている。
「気持ちを想像してみる」「音を聴いてみる」等々キーワードに沿った作品の展示は面白かった。まぁ当然作品に触れられないけど、テーマにそった想像をするのは楽しくそして美術鑑賞として正しい。しかも尾形乾山「銹絵染付笹図蓋物」、円山応挙「山水図屏風」などもあり一級品ばかりだ。
子どもも来て欲しいなと思う展覧会。どんな風に感じるか知りたくなる。子ども連れは、小さな声で話しても良いとして欲しい気もしたw。
知識・蘊蓄に縛られない良い企画。

7月9日(火)11時入館。混雑無し。撮影可!

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morinousagisanさん

4.0

全面写真撮影可能

すごく好きな酒井抱一の《秋草に兎図襖》の出品が嬉しい!
板の木目を斜めに配することで突風を表現した洒落た作品でカッコイイ。
板に着色したので絵の具がいい感じに退色していてそれも秋っぽいなぁ。
流石の三井で円山応挙はイイ作品が多数、滝に亀図が欲しい。
茶の湯では光悦の雨雲(重文)が展示、コレも好きなので嬉しい。他には伊賀焼の業平も。
水、雨、滝、海、山水など涼を感じさせる作品も多かったです。
館蔵品展だからでしょうか全面写真撮影可能になっていました。

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シンディさん、harukaさん、karachanさん、morinousagisanさん

5.0

古美術初心者もコアなファンも楽しめる展覧会

古美術、東洋美術の難しく解りづらさなし、五感から作品を捉えるアプローチがなされていて、シンプルに楽しめます。個人的に嬉しかったのが、館所蔵の絵画作品が沢山展示されていた事(屏風、軸、絵巻等29点)。円山派、土佐派、狩野派、琳派江戸絵画に近代の巨匠の佳品に絵巻まで、見応えあります。暁斎、応挙、古径、栖鳳、川端玉章、復古やまと絵が個人的に 良かった!総展示数75点。オススメ展覧会です?️可

THANKS!をクリックしたユーザー
harukaさん、karachanさん、morinousagisanさん
  • 3
  • BY TK

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郭子儀祝賀図 円山応挙筆 江戸時代・安永4年(1775) 三井記念美術館蔵

「花見の図」 河鍋暁斎筆 江戸時代・19世紀 三井記念美術館蔵

重要文化財「能面 蛇」室町時代・14~16世紀 三井記念美術館蔵

「花鳥動物図(松樹双鶴図 )」沈南蘋筆 清時代・18世紀 三井記念美術館蔵

「秋草兎図 襖」酒井抱一筆 江戸時代・19世紀 三井記念美術館蔵

「菊尽蒔絵 高坏」象彦(八代西村彦兵衛)製 大正時代・20世紀 三井記念美術館蔵

「伊賀耳付花入 銘業平」桃山時代・16~17世紀 三井記念美術館蔵

「姥口霰釜」与次郎作 桃山時代・16世紀 三井記念美術館蔵

「染象牙果菜置物」安藤緑山作 大正~昭和時代初期・20世紀 三井記念美術館蔵

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