5.0
金地の余白が美しい
屏風に焦点をあてた展覧会
江戸時代のものを中心に金箔が美しい大画面の屏風が観られる
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そもそも屏風とは
日本家屋における間仕切り、目隠し、結界又は祝い事、葬式に使用される
葬式では逆さにして置かれるらしい(!)
奈良、平安時代から存在していたが現存するものは殆ど無いらしく展示品は江戸時代のものが中心
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余白をいかした屏風に心惹かれる
特に鈴木蠣潭の『山水図屛風』がかなり良い
金箔地に水墨で山水、山々にかかる霞を描かない余白でうまく表現している 琳派に通じるデザイン的な要素も随所に見られカッコ良すぎる
サイズ感も大きすぎず小さすぎず良き…
鈴木其一の『白椿に藪柑子図屛風』も金地の余白がたっぷりで白椿が活きている かっこいい〜〜〜