絵画のゆくえ 2025

SOMPO美術館

  • 開催期間:2025年1月18日(土)~2025年2月11日(火・祝)
  • クリップ数:17 件
  • 感想・評価:3 件
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絵画のゆくえ 2025 SOMPO美術館-12
FACE2022 グランプリ 新藤杏子《Farewell》2021年 油彩・キャンバス 162×194.5cm
FACE2022 優秀賞 大山智子《AMAKUSA》2021年 油彩・キャンバス 162×194cm
FACE2022 優秀賞 矢島史織《光の森》2021年 紙本彩色 162×130.3cm
FACE2022 優秀賞 石神雄介《星を見た日》2021年 油彩・キャンバス 194×162cm
FACE2023 グランプリ 吉田桃子《Still milky_tune #4》2022年 アクリル・ポリエステル布 112×106cm
FACE2023 優秀賞 植田陽貴《whispering》2022年 油彩・キャンバス 194×162cm
FACE2023 優秀賞 ヨシミヅコウイチ《顕現(仮)》2022年 アクリル・クラフト紙・木製パネル 130.3×194cm
FACE2023 優秀賞 中嶋弘樹《リビングルーム》2022年 ミクストメディア・キャンバス 162×162cm
FACE2024 グランプリ 津村 光璃《溶けて》2023年 可溶性建染染料・蝋染め・綿布・パネル 160×200cm
FACE2024 優秀賞 佐々木 綾子《探究》2023年 墨・ペン・水干絵具・和紙・パネル 130×162cm
FACE2024 優秀賞 かわかみ はるか《26番地を曲がる頃》2022年 日本画材・パステル・片栗粉・珈琲・キャンバス 112×194cm
FACE2024 優秀賞 塩足 月和子《あまりにも断片的な》2023年 石膏・キャンバス 142×142cm
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

2013年に創設された公募コンクール『FACE』は、年齢・所属を問わない新進作家の登竜門として毎回数多くの応募者を迎えています。

美術評論家による作品本位の厳正な審査によって、真に力があり将来国際的にも通用する可能性を秘めた作品を入選とし、その入選作品のなかから各賞を授与しています。

本展は、FACE2022からFACE2024までの3年間の「グランプリ」「優秀賞」を受賞した作家たち12名の、近作・新作およそ80点を展示し、受賞作家たちの受賞後の展開を紹介します。

時代の感覚をとらえたFACE受賞作家たちの数年間にわたる作品によって、絵画のゆくえを探る展示となることでしょう。

*掲載受賞作品には展示されない作品も含まれています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年1月18日(土)~2025年2月11日(火・祝)
会場 SOMPO美術館 Google Map
住所 東京都新宿区西新宿1丁目26-1
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
観覧料 800円(高校生以下無料)
  • ※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を提示の本人とその介助者1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方は本人のみ無料
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル:美術館利用案内)
URLhttps://www.sompo-museum.org/

SOMPO美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

SOMPO美術館 SOMPO美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

「和」がベースの作品に良い物がありました

私が良いと感じたのは津村光瑠さん、中嶋弘樹さん、矢島史織さん
いずれも「和」がベースになっている作品に興味を持ちました。

◆津村光瑠さん
出品されていた2024グランプリを含む3作品とも素晴らしいものでした。
とかくこうした作品は配色のレイアウトが雑になりがちですが、色を置く位置
がとても良い。そこに複数の色が滲み絡み合い絶妙のコントラストを生んでいる。
色が交差している箇所は近くに寄ってじっくり見てみましたが、遠近感を感じさ
せる色合わせの技は見事としか言いようがない。本展に展示されている作家の中
ではピカイチのレベルだと思います。まだお若いのでこれからが本当に楽しみ。

◆中嶋弘樹さん
個人的には優秀賞を獲得した作品よりformaの2作品(Landscape、aquascape)
の方が断然好みです。この2作品は日本画を素地に感じますが明らかにその枠を
飛び越えて別の次元に達している。他の作品のように画面にアイテムをたくさん
並べるより、この2枚のような絵を追求した方が尖る気がします。

◆矢島史織さん
光の森は良いのだけどもうひと工夫欲しいかな。墨絵の良さを生かしながら別の
次元に転化させる営みはいろんな方がやってはいるけどイマイチうまくいかない。
金の円が若干雑に感じた。もうひと工夫欲しいところ。

今回30代後半~40代の作家の作品をまとめて見ましたが、多くの作家の方が「映
像コンテンツ」(Web、アニメ、ゲーム等)の影響を受け作品にそれが反映されて
いるように感じました。個人的な好みもあるのでしょうが私は「和」をベースに
した作品の方に新鮮味を感じました。

THANKS!をクリックしたユーザー
Camdenさん、ずんださん

4.0

12人の饗宴 応援したくなります

三年毎のFACE展グランプリ作家・優秀賞作家の近作大集合。今回は2022年~2024年で計12名です。

この公募展の選考では、年齢・所属不問、作品本位で審査、将来国際的に通用する可能性を秘めた作品を選出すると掲げている。将来性に重きをおき、技術の巧拙や完成度はあまり重要視していない、とのこと。ですので、受賞後の各作家の活動を追うのは実に興味深いアプローチだと思います。
受賞後3年以内だとそんなに大きな変化はない、得てしてやはり受賞作が出色の立派さ、てこともあるので、5年・10年と、もう少し時間が経った後の定点観測もあると良いですね。

平面絵画しばりの個性的な作品たち、兎に角見ていて楽しいです。
感覚的に、この人好き、という推しにも出会えます。応援したくなります。
今回、私は、大山智子、中嶋弘樹、かわかみはるか、をピックアップです。

3月のFACE2025も楽しみです。

THANKS!をクリックしたユーザー
でれっとたんさん

4.0

3年に1度のまとめ展示で見えてくるのはちょっとしたカオス、そして、そのカオスは面白い

「絵画のゆくえ」はSOMPO美術館が主催する絵画の公募展「FACE」のグランプリと優秀賞の受賞作家の作品を3年分、まとめて拝見できる展覧会です。今回はFACEで2022年から2024年の3年間の受賞作家のうち12人について展示してます。各受賞作家ごとに仕切りを作って、受賞作品とその後に制作された作品を見せてくれる。一人ひとりの作品数は平均で7点程度とそこそこあるので、その作風が見えてきて面白い。FACE展のときは1点だけの展示なので、そのときのもっとほかの作品を見たい、という不満は解消されたように思える。

そして、この展覧会をまとめるような何か、テーマとか技法とかはない。厚さ5cm以内の平面作品という規定があって、立体も映像もなし。個性の強い12人の若手画家の絵画展という感じです。いろんな方向に向かっているので、絵画のゆくえは見えない、というか、ちょっとしたカオスです。テーマはそれぞれで、技法もユニーク。個人的には12種類の全く性質の違う絵画を見ることができて、なかなか楽しかった。まあ、このメンバーで10年後の作品を見てみたい、とは思いますね。

えーと、写真撮影はOK。図録ありで1800円。展示替えなしです。

THANKS!をクリックしたユーザー
Camdenさん、アバウトさん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

FACE2022 グランプリ 新藤杏子《Farewell》2021年 油彩・キャンバス 162×194.5cm

FACE2022 優秀賞 大山智子《AMAKUSA》2021年 油彩・キャンバス 162×194cm

FACE2022 優秀賞 矢島史織《光の森》2021年 紙本彩色 162×130.3cm

FACE2022 優秀賞 石神雄介《星を見た日》2021年 油彩・キャンバス 194×162cm

FACE2023 グランプリ 吉田桃子《Still milky_tune #4》2022年 アクリル・ポリエステル布 112×106cm

FACE2023 優秀賞 植田陽貴《whispering》2022年 油彩・キャンバス 194×162cm

FACE2023 優秀賞 ヨシミヅコウイチ《顕現(仮)》2022年 アクリル・クラフト紙・木製パネル 130.3×194cm

FACE2023 優秀賞 中嶋弘樹《リビングルーム》2022年 ミクストメディア・キャンバス 162×162cm

FACE2024 グランプリ 津村 光璃《溶けて》2023年 可溶性建染染料・蝋染め・綿布・パネル 160×200cm

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