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未来のかけらに、触って動かしてイメージして。
「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」と言うタイトルで、いったいどんな展覧会なんだかよく分からなかったのですが、東大の教授でこの企画展のディレクターであるあの山中俊治教授が、これまでに他のデザイナー、研究者、クリエイターと共に作ってきた様々な工業製品を紹介する企画でした。ロボット、乗り物、衣類、義足・・・本当に色々なジャンルの展示でした。メカも科学も苦手な私です。内容はとても難しいものなのですが、実際に触って動かしてみたりできる展示も沢山あり、なんとなく楽しかったです。私は以前に何度か、東大の折り紙サークルOristの発表や書籍を観たりしたことがあり、また東大のオリガミ・ラボ 舘研究室の展示も観たことがあり、で、そんな計算折り紙のような展示品も、今回の展示の中にありました。それがどのように私たちの未来に関わってくるのかまでは、私の頭が追い付かず、正直ちんぷんかんぷんなのですが(笑)。今展、猛暑の平日午前で、混雑は全くありませんでした。夏休みに入り、子供さんと一緒にみえている方も多くいらっしゃいましたし、外国の方もちらほらいらしていました。今、パリ五輪もはじまり、続いてパラリンピックも始まります。そんなこの時期に今展との出会いは、とても有意義ではないかと思います。