企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」

21_21 DESIGN SIGHT

  • 開催期間:2024年3月29日(金)~2024年9月8日(日)
  • クリップ数:37 件
  • 感想・評価:2 件
企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」 21_21 DESIGN SIGHT-1
「構造触感」谷川聡志、山中俊治+新野俊樹(上)、
「CanguRo」山中俊治+千葉工業大学 fuRo(Photo by Yusuke Nishibe)(下)
企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」 21_21 DESIGN SIGHT-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」の展覧会ディレクターには、幅広い工業製品のデザインや、先端技術を具現化するプロトタイプの研究を行うデザインエンジニアの山中俊治を迎えます。

みなさんが思い浮かべる未来は、どのような姿でしょうか。あまりに壮大で漠然としており、はっきりとした輪郭をつかむことは難しいかもしれません。しかし、だからこそクリエイターたちは、未来に対するさまざまな可能性に思いをはせます。美しく、驚きにあふれた、より魅力的な世界を想像し、プロトタイプを通じて確かめるのです。今わたしたちが未来のかたちをはっきりと描くことはできなくても、生み出された「未来のかけら」を通じて、その一部にそっと触れることはできるかもしれません。

本展では、山中が大学の研究室でさまざまな人々と協働し生み出してきたプロトタイプやロボット、その原点である山中のスケッチを紹介するとともに、専門領域が異なる8組のデザイナー・クリエイターと科学者・技術者のコラボレーションによる多彩な作品を展示します。最先端技術や研究における先駆的な眼差しとデザインが出合うことで芽生えた、未来のかけらたちを紹介します。

多様な視点が交わり、想像力が紡がれる会場で、科学とデザインが織りなす無数の可能性と、まだ見ぬ未来の世界に向かうデザインの楽しさを体感する機会となれば幸いです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年3月29日(金)~2024年9月8日(日)
会場 21_21 DESIGN SIGHT Google Map
展示室ギャラリー1&2
住所 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
時間 10:00~19:00 (最終入場時間 18:30)
休館日 火曜日 
年末年始、展示替え期間
観覧料 一般 1,400円
大学生 800円
高校生 500円
中学生以下 無料
  • ※障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名は無料
    ※サントリー美術館で開催中の展覧会の半券またはメンバーズクラブ会員証をお持ちの方は、提示により入場料が通常料金より100円割引になります(1名のみ。他の割引との併用はできません)
    ※また、21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の展覧会の入館シールまたは半券の提示により、サントリー美術館の入館料が同様に割引となります
    ※東京ミッドタウンカード、三井ショッピングカードの提示で100円が通常料金より割引になります(1名のみ。他の割引との併用はできません。またポイント加算は行っておりません)
TEL03-3475-2121
URLhttps://www.2121designsight.jp/program/future_elements/

21_21 DESIGN SIGHTの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

21_21 DESIGN SIGHT 21_21 DESIGN SIGHT

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

希望の機能の〈かたち〉は美しい

正直、大規模な仕掛けもないし〈展示会〉のような構成でもある。しかし、ひとつひとつがどれも驚きの機能と考察が成された美しい〈かたち〉に溢れていた。
昨今のアート系の未来はどこかグロテスクだけど、科学が考える未来は自然で美しい。
A-POC ABLE ISSEY MIYAKEのスチームストレッチ技術は一番近い美しい科学でありデザインだし、まるでアニメのような稲見自在化身体プロジェクト「自在肢」は、現在の想像を超えた何かを孕んでいた。
プロダクトデザインが見据える未来は、人に寄り添うものになりそうな気がした。
固いプラスチックが形状によって自由な柔らかさを持つのを、自分の手で触れることができるコーナーもあり、とても面白かった。

6月5日(水)11時入館。混雑無し。一部を除いて写真・動画撮影可。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、morinousagisanさん

4.0

ここから生まれる未来のとびら

外国人観光客の方がたくさん見に来られていて、日本の技術の高さ、未来志向を感じている様子を見て、誇らしく感じました。ただ、私自身が理解できているかというと、当たり前ですが、本質はまったくですが、出来上がったもの、考え方を目で見て、未来を想像するとすごい世界がこれから生まれるという実感ができ、ワクワクしかない展覧会でした。特に映画「自在」ででてくる触覚を伝えるデバイスは今でも実現しそうなシステムに感じました。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、morinousagisanさん

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都港区で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

「構造触感」谷川聡志、山中俊治+新野俊樹(上)、
「CanguRo」山中俊治+千葉工業大学 fuRo(Photo by Yusuke Nishibe)(下)

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE