エコロジー:循環をめぐるダイアローグ
ダイアローグ2「つかの間の停泊者」
ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ

銀座メゾンエルメス フォーラム

  • 開催期間:2024年2月16日(金)~2024年5月31日(金)
  • クリップ数:29 件
  • 感想・評価:4 件
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-2
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-3
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-4
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-5
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-6
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-7
Nicolas Floc’h | Installation view of Paysages productifs | 2019 | Color photographs
Photo: Laurent Lecat/ Frac Sud, Cité de l’art contemporain
Nicolas Floc’h | Paysages productifs,ln itium Maris | 2016 | Photography
Îied'Ouessant, luminaires,-8m
Kate Newby | Let me be the wind that pulls your hair | 2017 | Porcelain, stoneware, glaze, rope
Artpace, San Antonio / Photo: Kate Newby
Kate Newby | I can't nail the days down | 2018 | Bricks,found glass,bronze,coins,ceramics,silver,brass, white brass, silver,pink silver
Kunsthalle Wien, Vienna,Austria
Photo:JoritAust
Takeshi Yasura | this ground is still alive | 2022 | Installation
Reborn Art Festival 2021-22, Miyagi / Photo: Taichi Sato
Takeshi Yasura | fruiting body | 2021 | Installation | ATAMI ARTG RANT,Shizuoka
Photo:Takehisa Naoki
Raphaël Zarka | Cycloid Ramp | 2016-2018 | Spruce beams, painted birch plywood, steel
Skaters: Hugo Boserup & Fernando Bramsmark / Photo: Maxime Verret
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ 銀座メゾンエルメス フォーラム-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

エルメス財団は、アートにおけるエコロジーの実践を問う「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」展を開催します。

地球規模の気候変動への取り組みなど、私たちが直面するエコロジーの喫緊の課題は、生態系、経済、社会、政治などの様々な要求の均衡について問いかけます。現在、あるいは将来、私たちはどのようにアートを通じてこれらの問題を考察してゆくことができるでしょうか。銀座メゾンエルメスフォーラムでは、エコロジーの概念を、広義の「循環するエネルギーの有り様」として捉え、地球環境におけるつかの間の漂いである人間の生やモノについて、自然との関わりからアプローチするアーティストたちを、個展とグループ展の2つのダイアローグの形で紹介いたします。

グループ展「つかの間の停泊者」では、ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカの4人を取り上げ、それぞれの実践からうかびあがる自然と人間のエネルギーの循環の姿を紹介します。ケイト・ニュービーと保良雄は、「私たちのエコロジー展」(森美術館)と本展それぞれで展示を行います。森美術館とフォーラムというふたつの場所、またその間に広がる都市との繋がりも持ちながら、エコロジーの考察を拡張する展示を行う予定です。

◆ ニコラ・フロック Nicolas Flocʼh
1960年、レンヌ(フランス)生まれ。写真家、ビジュアル・アーティストとしてパリを拠点に活動。自然光下で水中の風景を撮影したモノクローム(単色)のドキュメンタリー写真で知られる。自然環境の移ろいの過程において、流れ、消失、再生が果たす本質的な役割を問い続けている。

◆ ケイト・ニュービー Kate Newby
1979年オークランド(アオテアロア・ニュージーランド)生まれ。現在はフローレスビル(テキサス、米国)を拠点に活動。さまざまなアクションを通じて場との関係性を構築するサイト・スペシフィックなプロジェクトの実践を行う。日常的な身振りや物を用いてさまざま状況をつくり、現代美術の展示・鑑賞・収蔵の新しいあり方に挑戦する。

◆ 保良雄 Takeshi Yasura
1984年、滋賀県生まれ。現在は、フランスと日本を拠点に活動。テクノロジー、生物、無生物、人間といったさまざまなアクターを縦軸ではなく横軸で捉え、存在を存在として認めることを制作の目的としている。

◆ ラファエル・ザルカ Raphaël Zarka
1977年モンペリエ(フランス)生まれ。パリを拠点に活動。幾何学的形態の変遷について、芸術や科学技術のみならず、スケートボードといったポップ・カルチャーの側面から、学際的に探求するザルカの活動は、彫刻や写真、ドローイングから執筆まで多岐にわたる。

本展は森美術館開館20周年記念展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」(2023.10.18(水)~2024.3.31(日))との関連企画として開催いたします。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年2月16日(金)~2024年5月31日(金)
会場 銀座メゾンエルメス フォーラム Google Map
住所 東京都中央区銀座5-4-1 8・9階
時間
  • 11:00~19:00 (最終入場時間 18:30)
    ※ギャラリーは基本、銀座店の営業に準じています。
    ※開館日と開館時間についての最新の情報は、公式サイトをご確認ください。
休館日 不定休 
※エルメス銀座店の営業時間に準ずる
観覧料 無料
TEL03-3569-3300
URLhttps://www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/

銀座メゾンエルメス フォーラムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

銀座メゾンエルメス フォーラム 銀座メゾンエルメス フォーラム

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

水と風、空気を感じて欲しい

会場に入るとタン♪と太鼓の音。太鼓に天井から雫が落ちた音だ。
その先にはセラミックが暖簾のように下がっているし床にはセラミック性の大地が広がる。大地には水溜りも表現。
隣のフロアーには壁面一面の緑と青のパネルやモノクロの海中写真。
これらは環境調査で撮られたもの。
中央の大きな積み木状の物体は何かな?
答えは二階のフロアー。
スケートボーダーが曲芸紛いの滑りを見せる写真や映像が有る。積み木の上や縁を滑って見せる。
色々なポーズが写っている作品はポスターでなんと!お持ち帰りが出来るのだ。
無料でお土産付きのおもしろ体験が出来る。
おまけに、エレベーターの壁面は山口晃氏のエルメススカーフの下絵が見られる。動体視力が良くないと見えないよ。

THANKS!をクリックしたユーザー
アバウトさん、morinousagisanさん

5.0

何とこれは写真なのだ

東京美術鑑賞旅行の最後に訪れた展覧会。
こちらのカラーチャートのような作品が印象的で、帰りの新幹線の時間待ちくらいの感覚で軽く訪れたが、ガツンと心をうたれた。何と嬉しい出会い。
紹介の写真にうつる作品は、何と写真なのだ!ニコラ・フロックという人の作品で、今回初めてこのアーティストを知った。海にもぐり海中でとった写真(13×5の65枚)をカラーチャートのように見せる。その海の色の違いは水深だけでなく、海の生態によって変わる。色からエコロジーへの意識を私たちに語りかけているのだ。
 またラファエル・ザルカの「斜方立法八面体のカタログ・レゾネ」は世界各国の多面体の建物やオブジェなどを15年にわたって撮影したものを壁に投影していく労作。その多面体をみたとき、前日に訪れた「オラファー・エリアソン展」でも多面体を使った作品を展示していたのを思い出した。エリアソンもエコロジーを意識しながら作品を作っているアーティスト。偶然両日にわたり、エコロジーに意識を向ける機会をもらった。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、karachanさん

3.0

4人のアーティストのエコロジーをテーマとした作品群

フロアにぶら下がるテキサスで作られたウインドチャイム、益子で作られた大地のような陶板、稲わらの円筒形の構造物、無造作に置かれた太鼓、スケートボードに用いられる木製構造物の組みあわせ、水域の濃度の変化を切り取った色面構成、水中世界のモノクロ写真……どれもがアーティストの「エコロジー」。
点在するので、初めどの作品がどの作家なのかわからなかった。作品の存在自体は面白く興味を引き、渡された紹介シートで意図がわかった。
銀座のど真ん中、ファッションブランドが、積極的にアートとエコロジーに取り組み紹介するのはそれ自体が「エコロジー」。

THANKS!をクリックしたユーザー
アバウトさん

3.0

つかの間?

今回は作品の中に入って灯を感じることが出来たため、少しだけアーティストの世界にお邪魔できたような気になれました。

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都中央区で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

Nicolas Floc’h | Installation view of Paysages productifs | 2019 | Color photographs
Photo: Laurent Lecat/ Frac Sud, Cité de l’art contemporain

Nicolas Floc’h | Paysages productifs,ln itium Maris | 2016 | Photography
Îied'Ouessant, luminaires,-8m

Kate Newby | Let me be the wind that pulls your hair | 2017 | Porcelain, stoneware, glaze, rope
Artpace, San Antonio / Photo: Kate Newby

Kate Newby | I can't nail the days down | 2018 | Bricks,found glass,bronze,coins,ceramics,silver,brass, white brass, silver,pink silver
Kunsthalle Wien, Vienna,Austria
Photo:JoritAust

Takeshi Yasura | this ground is still alive | 2022 | Installation
Reborn Art Festival 2021-22, Miyagi / Photo: Taichi Sato

Takeshi Yasura | fruiting body | 2021 | Installation | ATAMI ARTG RANT,Shizuoka
Photo:Takehisa Naoki

Raphaël Zarka | Cycloid Ramp | 2016-2018 | Spruce beams, painted birch plywood, steel
Skaters: Hugo Boserup & Fernando Bramsmark / Photo: Maxime Verret

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE