4.0
身近なテーマ
「農」という切り口から作品を集めた展覧会。
確かに西洋絵画にも日本の近現代の作品にも「農」をテーマとしたものは多く、面白いところに目をつけたなと感じました。
個人的には日本の近現代の作品が気に入りました。
小野竹喬の作品は2点ありましたが、どちらも良かったです。また、福田豊四郎《ふるさとへ帰る》が現実と幻想とがうまい具合にマッチしていて、魅力的でした。
最後の草間彌生や雨宮庸介といった現代アーティストたちの作品も良かったです。
特に塩でできた《スティルライフ》には考えさせられました。
全体を通して、非常に満足度の高い展覧会でした。