推し活!展
エンパクコレクションからみる推し文化

早稲田大学演劇博物館

  • 開催期間:2023年4月24日(月)~2023年8月6日(日)
  • クリップ数:13 件
  • 感想・評価:1 件
推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化 早稲田大学演劇博物館-1
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推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化 早稲田大学演劇博物館-5
推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化 早稲田大学演劇博物館-6
ロンドン・グローブ座記念杯(1997年)
錦絵「江戸関三十郎 座付引合之図」(1826年)
森繁久彌旧蔵 ファン手作りの「屋根の上のバイオリン弾き」テヴィエ人形
森律子等身大人形
杉村春子旧蔵 ファンレター
推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化 早稲田大学演劇博物館-1
推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化 早稲田大学演劇博物館-1
推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化 早稲田大学演劇博物館-1
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推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化 早稲田大学演劇博物館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

近年、好きな人やモノを応援する「推し活」が話題になっています。「推し」とは応援する対象のことを指しており、「推し」を様々な形で応援する行為が「推し活」と呼ばれます。「推し」への愛は様々な形で表現され、人々の日常を支えるひとつの柱になっています。

盛り上がりをみせる「推し活」ですが、「推し」を応援する行為は実は古くから行われていました。日本の室町期における能や、イギリスのシェイクスピア時代の演劇はパトロンという存在によって大きく発展したという歴史があり、歌舞伎は庶民の熱烈な人気によって支えられ、江戸時代最大の娯楽となりました。

過去から現代にいたるまで、観客からの支援や応援は演劇や映画などの文化にとって非常に重要です。支える人々の存在によってそれぞれのジャンルは隆盛し、優れた文化が生まれてきたのだといえます。

演劇博物館は多岐にわたる「推し活」に関する資料が所蔵しています。本展示では、これらの品々を紹介し、「推し文化」の歴史について紐解いていきたいと思います。「推し文化」について考えることは、観客の歴史を問うことでもあります。それぞれの時代やジャンルにおいてどのような観客が存在し、どのように応援をしたのか。そして今、人々はどのような形で「推し」に向き合っているのか。演者や制作者側を中心とした従来の演劇・映像史においては埋もれてしまう、個々の観客たちの営みやその〈声〉をあぶりだすことが本展示の目的です。

【FEATURE|展覧会レポート】
江戸川乱歩の貴重な“推し活”も紹介。ファンの熱い活動に注目した「推し活!展」

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年4月24日(月)~2023年8月6日(日)
会場 早稲田大学演劇博物館 Google Map
住所 東京都新宿区西早稲田1-6-1
時間 10:00~17:00
  • ※火・金曜日は19:00まで
休館日 4月29日(土・祝)
5月3日(水・祝)~ 5日(金・祝)、10日(水)
6月7日(水)、21日(水)
7月5日(水)、17日(月・祝)、19日(水)
※日程は都合により変更する場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください
観覧料 無料
TEL03-5286-1829
URLhttps://enpaku.w.waseda.jp/

早稲田大学演劇博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

早稲田大学演劇博物館 早稲田大学演劇博物館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

シェイクスピアより雷蔵様♡

8/5.6が早稲田大学のオープンデーになってるとは知らず、まんまと激混みの時に行ってしまいました・・・。
エンパクは基本広くはないので、若い人とぶつかりまくりで、久々に撃沈。
こちらへお出かけの際は、お気を付けくださいませ・・・。普段は静かです。

企画は、もうこじつけとしか・・・(笑)。
ある意味タイトルはインパクトあるし、なるべく足を運んでもらおうっていう意気込みもオープンマインドも私は買うけれど、歌舞伎の浮世絵とかから始まって、若い人達「うん??」てならなかったのかなぁ?(笑)
演劇博物館ですから、やっぱり収蔵品もそういうのが多い感じなんですよね。
杉村春子とか森繁久彌とか、若い人は「?」よねぇ・・・。
個人的には市川雷蔵様ファンが作った、立派な装丁のブロマイド用アルバムが欲しくてたまりませんでした♡ きゃ~っ、雷蔵様~♡♡♡
鏑木清方がデザインした、歌舞伎の着物なんかも展示されていました。

対話型イベントのようなものも行っていた様子で、そういう気合は買います!
ちょうど今、科博がクラファンで1億集めて話題になってますけど、こちらの館も相当老朽化してきてるし(建物は一見の価値があるかと!)、関係者の残したい!来てほしい!という気持ちもすごく伝わります。
個人的には、日本における「演劇」の価値っていうものがどんどん変化してきていて、今もう一回見直される時期だと思うので(特に80年代のミニシアターブームを牽引した人達が高齢になってきているので、ここの再評価するなら今しかないと思う)、これからの企画に期待したいですね。

観覧無料。
常設もあり、こちらを先に見ることをお勧め致します。
1F京マチ子記念特別展示室でよく映画が放映されていたりします(椅子有)。

また早稲田大学には観覧無料の施設が他にもあります。今回私は

・會津八一記念博物館
・早稲田大学歴史博物館
・早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)
・大隅記念講堂(重要文化財)を外から写真撮って眺め

て帰りました。
ここから徒歩圏内の永青文庫は間に合わず次回へ。
という感じで、映画を見ないなら、何かと組み合わせて見に行くことをお勧めします。

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出展作品・関連画像IMAGES

ロンドン・グローブ座記念杯(1997年)

錦絵「江戸関三十郎 座付引合之図」(1826年)

森繁久彌旧蔵 ファン手作りの「屋根の上のバイオリン弾き」テヴィエ人形

森律子等身大人形

杉村春子旧蔵 ファンレター

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