4.0
十二霊獣図巻。
今回は正直「十二霊獣図巻」が見られただけで、もとを取った感じでした。
いや~すごいわ、あの獣たち。
頭が9つ、尻尾が9つとか、めっちゃテンション上がりました。
何故か端っこに人だかりができてて何だろう?と思っていたら、これでした。
やっぱり皆こういうの好きよねぇ!
十王図とか応挙とか、勿論良かったんですが、私はこれ一発でKOでした。
十王図の石臼で人間が挽かれて、血がたら~っ・・・となってるのとか(八ツ墓村状態で足が・・・)、大変興味深く、中々の地獄っぷりで満足。
また色がきれいでしたねぇ。修復したばっかりなのかな?
ただ、如何せん、ここのところの静嘉堂文庫美術館は、ちょっとボリューム少ないかなぁ・・・というのも正直なところで。
作品は間違いなくても、ちょっと食い足りないというか。
もうちょっと作品あるといいのになぁ、と思います。