あの世の探検 ―地獄の十王勢ぞろい―

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)

  • 開催期間:2023年8月11日(金・祝)~2023年9月24日(日)
  • クリップ数:30 件
  • 感想・評価:2 件
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重要美術品「十王図・二使者図」のうち「第十五道転輪王」元~明時代 14世紀
「妙法蓮華経変相図」(部分)南宋時代 12世紀前半~13世紀後半
「妙法蓮華経変相図」(部分)南宋時代 12世紀前半~13世紀後半
「十二霊獣図巻」(部分)室町時代 16世紀
重要文化財「普賢菩薩像」鎌倉時代 13世紀
重要美術品 円山応挙筆「江口君図」寛政6年(1794)
河鍋暁斎「地獄極楽めぐり図」のうち「田鶴の臨終」
「苦行釈迦図」元時代 13~14世紀
「当麻曼荼羅」鎌倉時代 14世紀(修理後初公開)
「阿弥陀来迎図」鎌倉時代 13~14世紀(修理後初公開)
重要美術品「如意輪観音像」南北朝時代 14世紀
重要美術品「地蔵菩薩十王図」高麗時代 14世紀
重要美術品「十王図・二使者図」のうち「第六変成王」元~明時代 14世紀
重要美術品「十王図・二使者図」のうち「第五閻羅王」元~明時代 14世紀
国宝「建窯 曜変天目(稲葉天目)」南宋時代 12~13世紀
「金銅観世音菩薩立像」北魏 正光2年(521)
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

あの世は、どんな世界なのだろう。

人が現世を離れ、冥界に行くと、閻魔大王など10人の大王(地獄の十王)がいて、罪業を裁くと考えられています。そのため、亡くなった方の縁者が十王を供養することによって、その極楽往生を祈ってきました。

静嘉堂文庫美術館所蔵の「十王図・二使者図」(中国・元~明時代)は、圧倒的なエネルギーに満ちた作品で、地獄に出向いて救済をする「地蔵菩薩十王図」(高麗時代)と一具で伝来してきた名品です。 本展では静嘉堂文庫美術館の所蔵品の核の一つである仏教美術、中でも、1999年の『仏教の美術』で初公開して以来、揃って展観する機会のなかった、「十王図・二使者図」及び「地蔵菩薩十王図」全13幅を一堂に展観することで、往時の姿をしのびます。

あわせて、近年修復をおえた、日本、中国の仏教絵画などを修理後初公開するほか、江戸絵画の名品、円山応挙筆「江口君図」を、重要文化財「普賢菩薩像」、重要文化財「西行物語」と共に展示することで、「江口君図」の謎に迫ります。

※国宝《曜変天目(稲葉天目)》も出品します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年8月11日(金・祝)~2023年9月24日(日)
会場 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内) Google Map
住所 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • 金曜日は10:00~18:00(最終入館時間 17:30)
休館日 月曜日、9月19日(火)
※ただし9月18日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,500円
大高生 1,000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.seikado.or.jp/

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

十二霊獣図巻。

今回は正直「十二霊獣図巻」が見られただけで、もとを取った感じでした。
いや~すごいわ、あの獣たち。
頭が9つ、尻尾が9つとか、めっちゃテンション上がりました。
何故か端っこに人だかりができてて何だろう?と思っていたら、これでした。
やっぱり皆こういうの好きよねぇ!
十王図とか応挙とか、勿論良かったんですが、私はこれ一発でKOでした。

十王図の石臼で人間が挽かれて、血がたら~っ・・・となってるのとか(八ツ墓村状態で足が・・・)、大変興味深く、中々の地獄っぷりで満足。
また色がきれいでしたねぇ。修復したばっかりなのかな?

ただ、如何せん、ここのところの静嘉堂文庫美術館は、ちょっとボリューム少ないかなぁ・・・というのも正直なところで。
作品は間違いなくても、ちょっと食い足りないというか。
もうちょっと作品あるといいのになぁ、と思います。

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4.0

お盆のこの季に、あの世の探検 、ちょっと怖くて笑えて、そして応挙の江口君幽霊は‥美しい。

静嘉堂の創設者・岩﨑彌之助は数奇者として美術品を蒐集したのではなく、明治時代、廃仏毀釈や旧大名家の没落により、東洋の優れた文化財が海外に流出してゆくことを憂い、蒐集した、そのことはこれまで何度となく聞かされ実感もしてきています。静嘉堂文庫美術館と言えば、国宝重文を含む多くの貴重な東洋古美術が所蔵されていますが、その代表はやはり『国宝窯変天目』ですよね。彌之助の収集品は絵画、彫刻、書跡、漆芸、茶道具、刀剣など広い分野にわたり、小彌太は、特に中国陶磁を系統的に集めている、と紹介されています。そんな中で実は、仏教美術品は、量・質ともに静嘉堂文庫美術館のコレクションの核となっているのだそうです。今回はそうして集められた仏教美術品の中から特に選りすぐりの作品たち、仏教に於いて、人が亡くなった後に極楽浄土に救済されるという考えから生まれたものの数々を、紹介してくれているそうなのです。お盆のこの季に、ご先祖様の、そして全ての亡者の、あの世での平安を祈りつつ、「あの世の探検」をしてみました。なんだか少し面白そうです。
1999年の静嘉堂『仏教の美術』展で初公開して以来、揃って展観する機会のなかった、『十王図・二使者図』及び『地蔵菩薩十王図』全13幅が、今回一堂に展示されています。会場は休日にもかかわらず、空いていました。皆さん連休で田舎やレジャーにお出かけされているのか、或いはちょっとタイトルが地味目なせいか‥、ゆっくり観て回れ、少し得をした気分でした。
第一章で修理後初公開の『当麻曼荼羅』他かなり貴重な作品が並びますが、注目だったのは、重要美術品『釈迦十六善神図』久隅守景筆です。えっ!! TVの色々な美術番組で多く取り上げられたトーハク所蔵のゆる~い国宝「納涼図屛風」で有名なあの久隅守景。その『釈迦十六善神図』が何と静嘉堂にあって、今回、修復後は初、20年ぶりの公開なのだそうです。その筆はとてもとても端正。単眼鏡でゆっくりしっかり楽しませていただきました。十六尊の大般若経を守るとされる護法善神こわもての衆に囲まれた、品の良い社長さんの様なお顔のお釈迦様、その一番近くには、右手にちょっと美人、左手に半裸のお爺さん、足元の波間から珠を握った龍を頭にのせている方、皆護法善神でしょうか?左右十神と足元一神で二十一神描かれていましたが‥。まあ、面白いですね。
そ… Read More

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「妙法蓮華経変相図」(部分)南宋時代 12世紀前半~13世紀後半

「妙法蓮華経変相図」(部分)南宋時代 12世紀前半~13世紀後半

「十二霊獣図巻」(部分)室町時代 16世紀

重要文化財「普賢菩薩像」鎌倉時代 13世紀

重要美術品 円山応挙筆「江口君図」寛政6年(1794)

河鍋暁斎「地獄極楽めぐり図」のうち「田鶴の臨終」

「苦行釈迦図」元時代 13~14世紀

「当麻曼荼羅」鎌倉時代 14世紀(修理後初公開)

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