3.0
文字通り、手紙が良い
どの様に自前のコレクションを見せるのかは美術館の腕次第だが
手紙に注目するのは、おもしろい試みである。
手紙そのものは後半に4通あるのみだが、それがなかなか興味深い。
本来、それは大衆の目に晒されるものではないので
凄く、私的な、プライベート感があって、実に人間らしさが見れる。
例えば坂本繁二郎がイタリアから日本にいる娘に宛てた手紙なんて
どこにでもいる、一人のお父さんって感じでおもしろい。
古賀春江の額縁製作依頼の書簡も実に細かい。事細かに注文してます。
でもそれ以上に字が下手……じゃなくて、特徴的でこれもおもしろい。
でも、他の絵はもう、見飽きたかなw