アリス
ーへんてこりん、へんてこりんな世界ー

あべのハルカス美術館

  • 開催期間:2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)
  • クリップ数:37 件
  • 感想・評価:4 件
アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー あべのハルカス美術館-1
アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー あべのハルカス美術館-2
アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー あべのハルカス美術館-3
マッド・ハッターのお茶会でのアリス、『不思議の国のアリス』初刊行版本より、ジョン・テニエル画、1866年、V&A内ナショナル・アート図書館所蔵
© Victoria and Albert Museum, London
トランプに襲われるアリス、『 不思議の国のアリス 』 より、ジョン・テニエル画、幻灯機用スライド、1898~1900 年
© Victoria and Albert Museum, London
アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー あべのハルカス美術館-1
アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー あべのハルカス美術館-1
アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー あべのハルカス美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

『不思議の国のアリス』は、ルイス・キャロルが知人の娘アリス・リドゥルとその姉妹のために即興で創作したお話がもとになり、1865年に誕生しました。

それ以来、ルイス・キャロルが紡ぎだした幻想的な世界と、ジョン・テニエルの挿絵が呼応した物語は、現在に至るまで人々の想像力を刺激し、児童文学の世界に留まらず、美術・映画・舞台・ファッションなどあらゆる分野のアーティストたちにも影響を与え続けています。

2021年、英国のヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)で、「アリス」の文化現象をたどる初の大規模展が開催されました。V&A発の世界巡回となる本展では、日本展オリジナルの作品を新たに加え、「アリス」の原点から今日に至るまでの歩みを、約300点の作品や映像演出により紹介します。

約160年の時を経てもなお色褪せることのない『不思議の国のアリス』の魅力と、新たな創造の世界を是非会場でお楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)
会場 あべのハルカス美術館 Google Map
住所 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
時間
  • 火~金:10:00~20:00(最終入場時間 19:30)
    月土日祝:10:00~18:00(最終入場時間 17:30)
    ※開館時間は変更する場合があるため、事前に公式サイトにてご確認ください
休館日 2022年12月12日(月)、31日(土)
2023年1月1日(日)
観覧料 一般 1,800円(1,600円)
大高生 1,400円(1,200円)
中小生 500円(300円)
  • ※( )内は前売および15名様以上の団体料金
    ※障がい者手帳をお持ちの方は、美術館チケットカウンターで購入した本人と付き添いの方1名まで当日料金の半額
    ※前売券は2022年9月17日(土)~12月9日(金)まで販売
TEL06-4399-9050
URLhttps://alice.exhibit.jp/

あべのハルカス美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

あべのハルカス美術館 あべのハルカス美術館

巡回展TRAVELING EXHIBITION

アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

世界一有名な少女の奥深さ

おそらくアリスは世界一有名な少女だと私は思う。
これはこの物語の作者であるチャールズ・ドジソン(ルイス・キャロル)やモデルとなったアリス・リデルとその姉妹たち本人からストーリーの誕生と世界観。

さらには映画やパロディ、バレエ、ファッションに至る派生にまでフォーカスを当てたかなり奥深い展示会でした。

芸術分野でいえばなんといってもジョン・テニエル。彼の挿絵なくしてアリスを語れません。そのほかにも、ダリ、金子國義など著名なアーティスト作品がずらり。

また、インスタレーションによるによる世界観も秀逸でした。

惜しむらくは出品リストがなかった事。
アーサー・ラッカムの作品が全くなかった事。

そのため星一つ落としましたが、楽しいひと時でした。

アリスも奥が深い。また改めて作品を読み返したいと思います。

4.0

アリスの歴史が分かる

もっとポップな展覧会かと思って伺いましたが、アリスの歴史が分かる奥深い内容でした。細かい版画や、イラストもとても素敵でした。
写真撮影は、撮影可能なものと不可なものが混ざって展示されている為、難しいなと感じ一枚も撮ることなく終わりました。
色々撮影したい方は、案内係の方が説明書きを持って立っていらっしゃるので、そちらを理解した上で行わないといけないようです。

3.0

「不思議の国のアリス」を読んで

「新美の巨人たち」を見て、楽しそうに篠原ともえさんが展覧会をめぐっているので、行って見たくなりました。ただ、一度も読んだことがなかったので、まずは小説を読んでから、どんな内容なのかを知った上で、展覧会を楽しもうを考えました。

読んでみたら、びっくり、結構破天荒な展開でしたが、個性的なキャラクターが出てきて映像化したら楽しいのは間違いない、だから現在も名作として様々なメディアになっているのだと実感しました。

自身の興味のないことも大きくアートとくくってその中では壁を取り除こうと思って、行ってみた展覧会でしたが、様々なアーティストが描く、アリスの絵には心が反応しましたが、それ以外は・・・。

改めて自分の興味のある分野を見つめる機会になりました。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん

4.0

アリス・カルチャーを概観

『アリス』がどのような背景のもと誕生し、その後の文化にどのような影響を与え続けているのかを概観する展覧会。ルイス・キャロルという人物や原作出版に関わる展示はもちろん、アリスの不思議な世界を形作ったと思われる当時の科学・文化観にまつわる展示品も充実している。
とはいえ本展のみどころは、むしろ時代を経るごとにアリスのイメージが多様に展開されていく過程をさまざまな作品や資料から窺い知れることだろう。美術や音楽、映画や舞台をはじめ広告やファッション、はたまた政治の世界まで、アリスの影響はいたるところに現れている。「不思議の国」は人々の想像力が混沌と渦巻く曖昧な世界であるがゆえ、さまざまな解釈や問題設定、視覚表現を引きつける。今まで見たことのない世界を純粋に追求するようなシュルレアリスム的表現や、現実の問題や社会の潮流などをアリスに当てはめて視覚化した作品や資料類は興味深い。アリスのイメージの懐の深さを実感できる。オノ・ヨーコや草間彌生、ダリやティム・バートンなど有名なアーティストの作品が並ぶのを見ていると、自分ならアリスをテーマにどんな表現ができるだろうかと想像が膨らむ。
ただ残念だったのは、会場がじっくり気兼ねなく鑑賞できる環境ではなかったことだ。本展は一部撮影可能なのだが、一画面に3点以上の作品を写すこと(撮影禁止作品の写り込み不可)などの細かい制限があり、スタッフがあちらこちらで注意喚起している。注意する側も鑑賞(撮影)する側も何かと落ち着かない雰囲気。それならすべて撮影不可にしたらよかったのにと思わないでもないが、なにせ図録を兼ねた公式書籍が展示作品をカバーしていないようなので、撮れるものは撮っておきたいというのも本音。うまく鑑賞できる人はいいが、個人的には内容に集中しきれなかった。

THANKS!をクリックしたユーザー
amyさん、lebrunさん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

マッド・ハッターのお茶会でのアリス、『不思議の国のアリス』初刊行版本より、ジョン・テニエル画、1866年、V&A内ナショナル・アート図書館所蔵
© Victoria and Albert Museum, London

トランプに襲われるアリス、『 不思議の国のアリス 』 より、ジョン・テニエル画、幻灯機用スライド、1898~1900 年
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