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大観と玉堂
近代の日本画を俯瞰する館蔵展。多いのが横山大観と川合玉堂の絵だが、涼しさを感じる「夏 霊峰四題の内」がキービジュアルだけあってとても良かった。ただし、個人的には川合玉堂の穏やかな絵が好きだな〜と実感。
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館蔵の近代日本画コレクションから、「風景表現」を中心に、橋本雅邦、小川芋銭、横山大観、川合玉堂、冨田溪仙、小林古径、橋本関雪、安田靫彦、川端龍子など、明治から昭和にかけての近代日本を代表する画家の作品約40点を選び展観します。
特集展示として館蔵の近代書跡と宇野雪村コレクションの文房具も同時公開。
会期 | 2022年5月14日(土)~2022年6月19日(日) |
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会場 | 五島美術館 Google Map |
住所 | 東京都世田谷区上野毛3-9-25 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一般 1,000円 高・大学生 700円 中学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) /03-3703-0661(テープ案内) |
URL | https://www.gotoh-museum.or.jp/ |
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近代の日本画を俯瞰する館蔵展。多いのが横山大観と川合玉堂の絵だが、涼しさを感じる「夏 霊峰四題の内」がキービジュアルだけあってとても良かった。ただし、個人的には川合玉堂の穏やかな絵が好きだな〜と実感。
3.0
橋本雅邦、川端玉章、小林古径、安田靫彦などもありましたが、ほぼ1点ずつで、半分くらい横山大観の作品でした。キービジュアルになってる大観の四季の富士山が一望できて良かったです。
展示室の中央ガラスケースは、硯や古墨が並んでました。明時代の墨?!今でも使えるのかしら、硯も石の色も細工も多種多様だなぁと、興味深く思いがけず拾い物した気分でした。
第2展示室は宇野雪村ほかの前衛的な書道作品。
昔、書道を習っていたので、書道の道具・作品もよかったのですが、ほかの方の日本画作品をもっと見たかったとも思いました。
久しぶりの五島美術館で、庭園の緑が美しかったです。時間がなくて庭園散歩はできませんでしたが、スタッフの方の対応が親切で(ちょっと迷ってる様子が見られると、すぐに声をかけて案内してくださいます)、清々しかったです。
3.0
毎年恒例の日本画展、今回は風景画中心に展示。全39点の内、大観、玉堂作品が多め、墨の濃淡を活かした佳品が並びます。季節感を演出の意図か富士と滝のモチーフが多すぎ、小品も多く出し惜しみ感は強い、過去の日本画展示に比べ、やや見劣りとマンネリ感は否めません。同時展示で、書跡展示はまだしも日本画を観にいく人が好んで文房具を観るでしょうか。全展示日本画展示にするか特集展示の取り合わせを、考慮して頂きたいと思いました。
4.0
五島日本画展、良かったです。
風景山水画ということもあり比較的画面の大きい作品が展示室にズラリ並ぶ様は壮観です。
狩野芳崖、橋本雅邦、川端玉章の優品が見られるのも嬉しい。この3人は別格の巧さ。
横山大観が多数出品されていてさながら五島ミニ大観展の様相。川合玉堂も多いです。
小林古径、小茂田青樹のキレイな色、個性的な小杉放菴、小川芋銭にも惹かれます。
言われてみればそんな風にも見えてくる現代の書も展示。
宇野雪村の凹、なるほど。
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