4.0
プロダクトデザインは時代と共に まさに「用の美」です。
一人のプロダクトデザイナーの展覧会を観るのは初めてでした。
それも現役のデザイナーさんです。
デザインは「バランス」。
物の用途に合っていて、しかも洒落た、粋なデザイン。
「手に取ってみたい」「使ってみたい」と思わせる、利便性とデザイン。
海外に拠点を置くからこそ見えてくる日本古来の伝統工芸から発想するデザインも始まっています。
最先端のデザインは、高齢化社会のニーズも取り込み、環境にもやさしく、再生可能な世界も巻き込んで先を見据えてデザインされている。
まさに”SDGs”を形にするデザイン。
展示の椅子にも腰かけてみる、座り心地、背もたれの具合、足の届き具合と体験してきました。
食器やカトラリーなんかも手に取ってみたかったです。手に持って重さを感じたり、手の中の収まり具合なんかも感じて観たかったですね。
最近展覧会が多いフィンランドデザインなどには多くの若者が出かけているようです。
是非本展にも出かけてほしいな。
現在もまだまだ活躍中のデザイナーさんの現在進行形の展覧会で、写真撮影もOK!
会期末に向けて、夙川沿いや美術館の紅葉も見ごろになっていくでしょう。
お薦めです。