3.0
お役所的ミュージアムの一つ
館蔵の浮世絵の保管状態のきれいさがすばらしい。明治期の浮世絵との共演も珍しい展示方法だと思う。ただ、係員や警備の人達の応対がお役所的であると感じた。
近くにある「たばこと塩の博物館」と展示物をはじめその雰囲気がよく似ている。
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さぁ、江戸・明治の東海道の旅へ!
江戸幕府により整備された東海道は、政治経済等で重要な役割を果たしましたが、その風光明媚な情景が初代歌川広重の「東海道五十三次」などに描かれ、多くの人を魅了してきました。
本展では、「東海道五十三次」、「東海名所改正道中記」等の錦絵により江戸時代と明治時代の東海道を紹介するほか、「東海道五十三次」を題材とした「国際文通週間」切手、江戸時代の街道に関する当館収蔵資料等を展示して、当時の東海道と旅の情景を感じていただきます。
会期 |
2020年10月12日(月)~2020年12月4日(金)
|
---|---|
会場 | 郵政博物館 Google Map |
住所 | 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ9F |
時間 |
11:00~16:00
(最終入場時間 15:30)
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休館日 |
土曜日、日曜日、祝休日 ※現在、平日のみの開館となっています |
観覧料 | 大人 300円(250円) 小・中・高校生 150円(100円)
|
TEL | 03-6240-4311 |
URL | https://www.postalmuseum.jp/ |
3.0
館蔵の浮世絵の保管状態のきれいさがすばらしい。明治期の浮世絵との共演も珍しい展示方法だと思う。ただ、係員や警備の人達の応対がお役所的であると感じた。
近くにある「たばこと塩の博物館」と展示物をはじめその雰囲気がよく似ている。
3.0
まさかの土日休館に驚き、2度も足を運んでしまったこの展覧会。
東海道の浮世絵は、広重が実際には訪れていないという話もあるが、そんなことは気にならない。
当時の旅の様子がわかった気がしてうれしい。
浮世絵は芸術作品というだけでなく、当時のニュースや旅行案内だったことを実感できる。
4.0
大手町にあったそうですね。ソラマチに移転したとのことで、初めて伺いました。
コロナのため、機械を動かすような展示は使えませんでした。
お子様向けのように作られていますが、さすがのこだわり内容です。
世界の切手コレクションもすごいですし、郵便の歴史的資料もすごいです。
今回、伺ったのは、東海道の展示を見るためです。浮世絵好きなので。
旅、という視点でまとめていただくと、宿場町や、途中の悪天候や、河や山を越えることの難しさ、昔は旅は命がけだったこと、等々、とても良い構成で展示されておりました。
他に誰もいなくて、独り占めでしたし、休憩スペースも少しあったりしましたし、何といってもコスパが最高です。大人たった300円です。しかも、JAFの加盟者割引があります。そして、売店が、これまたマニアックで楽しいです。
難点は、場所がわかりにくいこと。★一つ減らした理由です。
曳舟駅からをお勧めします。
曳舟駅からソラマチのイーストヤードに直結しています。8階まで普通のエレベーターで上がり、もう一つのライフ&カルチャーフロアへ行くエレベーターに乗り換えます。8階からは階段があり、足腰問題なければ、階段が早くて近いです。
職員さんも好感度高いまじめさですし、また伺いたい博物館でした。
4.0
大手町からスカイツリータウン内に移転してから初めての訪問。
9階の博物館まで直通のエレベーターがなく迷子に…。とにかく場所がわかりづらくて展示を観る前から残念な気持ちになってしまいました。
入場者も居なく、貸し切り状態でした。
ただ、展示は素晴らしく初代広重「東海道五十三次」と三代広重の「東海名所改正道中記」と一緒に、国際文通週間で発行された「東海道五十三次」の切手も展示されていて、郵政博物館ならではの展示でとても面白かったです。
江戸、明治期の東海道中の違いも良くわかり、道中手形や状箱の展示もあり旅気分が充分に味わえます。
常設展示では国内外の切手コレクションや郵便の歴史がわかる展示もあり、ギフトショップには古い切手(使用済み&未使用)や郵趣関係の品が沢山あります。
切手好き&浮世絵好きな私にはとてもテンションの上がる時間でした。
とても良い博物館で、スカイツリータウンと言う観光地にあるのに、場所がわかりづらい所で損をしているのが残念です。
5.0
東海道シリーズは保永堂版と隷書版、行書版との比較展示は多いですが、三代広重の東海道との比較は貴重です。更に初摺りを採用している東海道切手も併せて展示、後版との比較も楽しめる、特に大津、池鯉鮒の切手図像との比較は注目、初版と後版で背景の山が描かれていたり、消えていたり、更に広重の狂歌入り東海道、北斎の東海道も展示、色々比較出来て興味深く鑑賞出来ます。
5.0
同じ東海道の名所を異なる2つの版で描いた作品がならべられているので、どこに注目してえがかれているのか、異なる時代でどのようにその場所がかわっていったのか、など、風俗的にも地理的にも面白い展覧会だったと思います。
前期と後期で完全に入れ替えだったので、今は東海地方から京都までの旅の後半部分が展示されています。(前期は品川から東海まで)
名所や笑み物も描きこまれているので、それを見つけるのも楽しいです。
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