5.0
スツールが欲しくなる
artekのスツールの製作動画が面白かったです。あれを見てるのと見てないのでは椅子の価値が変わる。世田谷美術館も自然の中の素敵な美術館であの建築と合わせて鑑賞する体験は贅沢でした。
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国 311 の美術館・博物館と 534 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルト(1898-1976)。
使い手の視点に立ったきめこまやかなデザインと、地域や社会に根ざした建築を目指す姿勢――その原点は、もう一人のアアルト、妻・アイノ(1894-1949)の強い信念によってかたちづくられたものでした。
アイノがまだ無名のアルヴァと出会ってから先に没するまで、互いを補い合いながら同じ理想を共有した25年間の軌跡を、初公開となる貴重な数多くの資料をまじえてたどります。
会期 | 2021年3月20日(土・祝)~2021年6月20日(日) |
---|---|
会場 | 世田谷美術館 Google Map |
住所 | 東京都世田谷区砧公園1-2 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日 ※祝・休日の場合は開館、翌平日休館 ※5月3日(月)は開館、5月6日(木)は休館 |
観覧料 | 一般 1,200円 65歳以上 1,000円 大高生 800円 中小生 500円 ※日時指定予約制(2月25日販売開始、詳細は世田谷美術館ウェブサイトを参照してください)
|
TEL | ハローダイヤル:050-5541-8600 |
URL | https://www.setagayaartmuseum.or.jp/ |
5.0
artekのスツールの製作動画が面白かったです。あれを見てるのと見てないのでは椅子の価値が変わる。世田谷美術館も自然の中の素敵な美術館であの建築と合わせて鑑賞する体験は贅沢でした。
5.0
アァルト夫妻が手がけた「ものづくり」を惜しみなく扱った、充実した展示であった。序盤〜の建築模型と実際の写真を交互に見ることでその場には行けないものの講堂はどこか、ここのアーチの作りはどうなっているのかなど素人ながらに想像力を膨らませて楽しむことができた。今回は、アァルトの展示でよく見るArtekのスツール60だけでなく他のアァルトのデザインのものが充実しておりとても楽しめた。それらもモノだけでなく映像でスツールが作られる過程を知ることができたり、スツール1つとってもさまざまなものを並べることで比較したり、何が違うのかを考えることができて良かった。総合的にとても素晴らしかったのだけど、1つ注文をつけるとしたらアイノの作品が比較的少なかったように感じた。売店でアァルト夫妻の関連する書籍も行った時にあまりなかったように感じた。また、フィンランドデザインということで、他のデザイナーや建築家を小出しに出すことで知の展開にもなると思ったのでハッリ・コスキネンや最近の公共サウナなども最後の展示などに入れるなどすればさらに素晴らしい展示になるのではないかと思った。
4.0
妻アイノについては、iittalaのアアルトグラスくらいしか知りませんでしたが、本展は、建築家アルヴァ・アアルトと出会い、才能を開花させていったアイノと、二人のデザイン思想に着目したものです。「住み心地の良い家とは、広さや間取りでない。住む人が幸せでなければならない」という夫婦のビジョンを強く感じる展示でした。開催している世田谷美術館も建築家・内井昭蔵が「公園美術館としての美術館」というコンセプトで設計された建物であることが、展示内容と重なり調和していて、素晴らしい空間が生まれています。おすすめです。
5.0
『アイノとアルヴァ 二人のアアルト』
(事前予約制です、ご注意ください。)
日本でも彼がデザインした家具、ガラス製品、テキスタイルなど販売されている、
フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルト。
その作品は、同じく建築家の妻アイノの存在があるからこそ出来たものが多い。
今回の展示は、妻のアイノにも焦点を当てています。
この時代に建築家になる女性は、かなり稀だった事でしょう。
アイノがどんな人物なのか興味深い。
この展示では、アイノの生い立ち、アルヴァとの出会い、夫婦の写真など色々見ることができました。
控えめな雰囲気の女性でした。
アアルトが設計した建築物の図面や模型、写真など多く展示してあり、
代表作のサナトリウムを始めとする建築物たちは
それぞれが自然の光の取り入れ方が工夫されており、
曲線づかい、色づかい、がとても印象的。
全てが機能的、シンプル、美しくておしゃれ。
そして、今の時代に生きる私達がみても、素敵だな、と感じるアアルトデザインのアームチェアやスツールたち。
そのスツールの脚の製造工程が映像で見れるコーナーもあります。
artek(フィンランドの家具メーカー)を使ったインテリアが展示してあったり、イッタラの花瓶(サヴォイ)が飾ってあったり、と北欧好きな方、インテリア好きな方は間違いなく楽しめる展示です。
展示5〜は写真撮影可なので、
ぜひ良いカメラを持ってお出かけください。
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都世田谷区で開催中の展覧会