月岡芳年 血と妖艶

太田記念美術館

  • 開催期間:2020年8月1日(土)~2020年10月4日(日)
  • クリップ数:30 件
  • 感想・評価:6 件
月岡芳年 血と妖艶 太田記念美術館-1
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月岡芳年「風俗三十二相 いたさう」(太田記念美術館蔵)前期
月岡芳年「英名二十八衆句 因果小僧六之助」(太田記念美術館蔵)後期
月岡芳年「東錦浮世稿談 向疵与三」(個人蔵)前期
月岡芳年「英名二十八衆句 福岡貢」(太田記念美術館蔵)後期
月岡芳年「英名二十八衆句 稲田九蔵新助」(個人蔵)前期
月岡芳年「魁題百撰相 阪井久蔵」(太田記念美術館蔵)後期
月岡芳年「近世人物誌 近衛家の老女村岡」(個人蔵)前期
月岡芳年「風俗三十二相 あつさう」(太田記念美術館蔵)後期
月岡芳年「和漢百物語 不破伴作」(太田記念美術館蔵)前期
月岡芳年「月百姿 吼噦」(太田記念美術館蔵)後期
月岡芳年「奥州安達がはらひとつ家の図」(太田記念美術館蔵)後期
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

「血」「妖艶」「闇」。3つのテーマで月岡芳年の魅力に迫る

月岡芳年(つきおかよしとし 1839~92)は、幕末から明治時代前半にかけて活躍した浮世絵師です。当時も大変な人気を誇っていましたが、その迫力あふれる構図や鋭い筆遣いは、現在の私たちが見ても決して色あせていません。

本展覧会では、「血」「妖艶」「闇」という3つの妖しいキーワードから、月岡芳年の魅力を掘り下げます。展示点数は約150点。前期と後期に分け、全点展示替えをします。

閲覧注意!凄惨な血みどろ絵

月岡芳年は、残酷な殺戮シーンや死骸を描いた「血みどろ絵(無惨絵)」と通称されるジャンルを手がけました。飛び散る血をセンセーショナルに描いたそのおどろおどろしい表現は、江戸川乱歩や三島由紀夫など、大正・昭和に活躍した文学者たちを惹きつけたことでも知られています。

血みどろ絵の代表作「英名二十八衆句(えいめいにじゅうはっしゅうく)」全14点のほか、「東錦浮世稿談(あずまのはなうきよこうだん)」や「魁題百撰相(かいだいひゃくせんそう)」など、芳年が描いた残酷な作品をまとめて紹介します。

妖艶な美女と深い闇

月岡芳年の美人画には、単に外見が美しいだけではなく、どことなく妖しさが漂う女性たちが数多く登場します。また、夜を舞台にした作品には、張り詰めたような緊迫感や、妖怪や幽霊たちの不気味な存在感があふれています。

美人画の代表作「風俗三十二相」や、月にまつわる歴史や物語を描いた「月百姿」、あるいは妖怪を題材とした「和漢百物語」や「新形三十六怪撰」など、さまざまな作品を通して芳年の妖しい魅力を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2020年8月1日(土)~2020年10月4日(日)
会場 太田記念美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区神宮前1-10-10
時間 10:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日 
4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)
4月27~4月30日(展示替えのため)
5月7日※ただし、5月4日は開館
観覧料 一般 800円
大高生 600円
中学生以下 無料
  • ※中学生以上の学生は学生証を要提示
    ※団体(10名以上)は1名あたり100円引き(一括にてお支払い願います。事前のお申し込みにご協力ください)
    ※障害者手帳提示で本人と付き添い1名100円引き
    ※その他各種割引については、美術館までお問い合わせください
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル) 
URLhttp://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

太田記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

太田記念美術館 太田記念美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

感情に訴える作品

「血と妖艶」と言うテーマの今回。
まずは「風俗三十二相」や「月百姿」といった美しさや、物悲しさを覚える作品が並んでいます。
美しい色使いや細かな描写に溜息が出るほど…。
そして地下階には血みどろ絵、無残絵の数々が並んでいます。
血が苦手な人は本当に駄目でしょうね…。
芳年ならではの細かい人の描写の中に色々な心情を感じられて、ゾッとしたり哀しくなったり…。
月岡芳年と言う人の素晴らしさを再認識させてもらった展示でした。
こんなに素晴らしいなら前期も観に行けばよかったと思いました。
川崎浮世絵ギャラリーでも月岡芳年の「月百姿」を展示中なので、そちらもオススメです。

4.0

画面から叫び声が聞こえて来ませんか?

今回、血と妖艶と云う主題の通り、生首や血飛沫が!時代の大きなうねりの中、今までの様な風景画や役者の大首絵では物足りなくなったのでしょう。手先足先まで張り詰めた描写、画面から飛び出さんばかりの迫力。そして空刷りや正面刷りなど生で見ないと分からない技術はとても美しい。
今の時期、川崎浮世絵美術館でも月岡芳年が見られます。こちらは美しい「月百姿」が一挙公開されます。一部作品がだぶりますが是非両方とも見ていただきたい内容です。

4.0

タイトル通り、さすがの芳年

血みどろ絵(無惨絵)で有名な芳年。サム・ペキンパー監督ばりの血しぶきw。なんというか、特異な立ち位置だったのかなとも思う。「月百姿」のような物語的な物も良いのだが、やはり真骨頂は血しぶき!無茶苦茶筆が走ってる。
「風俗三十二相」も良かった。美人画で表情を読み取るのは難しい気がするのに、微妙な表現でわかるところが絶妙。特に「かゆそう」が良かった。

THANKS!をクリックしたユーザー
fumiko773さん

5.0

血と妖艶

という副題に違わない内容。地下展示が主に血みどろものだが、1階2階の展示には妖艶さが漂う作品が多く展示されている。完全入れ替えのため、後期展示も楽しみです。

THANKS!をクリックしたユーザー
fumiko773さん

4.0

いつもながらの鉄板展覧会

芳年の血みどろ絵が有名ですが、それ以前のものも数多く展示されており、いつもながら太田さんの収蔵品の質と量には感激します。
前期後期で完全入れ替えなので、後期もぜひ見に行きたいです。
軸の展示がコロナのために中止になっているけれど、それを抜いても十分に楽しめる展示数です。

-

残念ながら開催中止に

展示間隔を開け、展示スペースもとって開催予定でしたが、残念ながら開催中止になってしまいました。次回展示江戸の土木も開催日延期だそうです。

  • 0
  • BY TK

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月岡芳年「近世人物誌 近衛家の老女村岡」(個人蔵)前期

月岡芳年「風俗三十二相 あつさう」(太田記念美術館蔵)後期

月岡芳年「和漢百物語 不破伴作」(太田記念美術館蔵)前期

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