4.0
若冲と応挙を中心に
前半は若冲についてのエピソード、例えば若冲が素麺が好きだったことなどの資料を紹介しています。釈迦三尊像や鹿苑寺大書院障壁画を堪能できます。1788年の天明の大火により相国寺も伽藍の大部分が焼失、その伽藍復興に関する資料と板戸絵を紹介し、後半は若冲の鹿苑寺大書院の襖絵の続きと、与謝蕪村の慈照寺方丈障壁画から応挙の代表作の「孔雀図」や「七難七福図巻」、京焼の名工たちの作品と十八世紀の京都の数々の絵師たちの共演をじっくりと心行くまで愉しめます。
期間中のみの釈迦三尊の御朱印も授与されています。