5.0
何の気なしに
予備知識なしにふらっと立ち寄ったら、特別展並みに素晴らしいほとけさまのオンパレード。
数が少ないだけで、観てお得な企画です。
- THANKS!をクリックしたユーザー
- ファイさん
この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
奈良県北東部に所在する岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺は、いずれも7～8世紀に創建された古刹で、きわめて魅力に富んだ仏像を伝えています。
奈良時代に流行した木心乾漆造の岡寺・義淵僧正坐像、平安時代初期の重厚な特色を備える室生寺・釈迦如来坐像、鎌倉時代に高度な技術で造られた長谷寺・十一面観音菩薩立像、安倍文殊院本尊の像内に納められていた文書など国宝4件、重要文化財9件を含む名品を展示します。
卓越した造形と厚い信仰を物語るみほとけをぜひご堪能ください。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2019年6月18日(火)～2019年9月23日(月・祝)
|
|---|---|
| 会場 |
東京国立博物館
 Google Map |
| 展示室 | 東京国立博物館 本館11室 |
| 住所 | 東京都台東区上野公園13-9 |
| 時間 |
9:30～17:00
|
| 休館日 |
月曜日 7月16日（火）、9月17日（火） ※ただし7月15日（月・祝）、8月12日（月・祝）、9月16日（月・祝）、9月23日（月・祝）は開館 |
| 観覧料 | 一般 620円（520円） 大学生 410円（310円）
|
| TEL | 03-5777-8600（ハローダイヤル） |
| URL | https://www.tnm.jp/ |
東京国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 ｜ 鑑賞レポートREVIEWS
5.0
奈良の仏様をトーハクで。
関西在住なので、親しみのある奈良の四寺の仏像などを東京で見てもらえて、自分も見られるというのが嬉しいです。
しかも総合文化展の展示というのがビックリです。
本館入ってすぐの１部屋と展示スペースは狭いですが、国宝・重文だらけで、これだけで特別展１つ開けそうな豪華さです。
他の展示室よりは少し人が多いかもですが、特別展のように行列ができるなんてことはないので、１つ１つゆっくり自分のペースで見られると思います。
どれも本当に美しいので、是非トーハクに行かれる方は本館11室に立ち寄ってほしいです。
ただ、この部屋はすべて写真撮影禁止なので、スマホの操作などには気をつけた方がよいと思います。
5.0
長谷寺の十一面観音菩薩は必見です。
一室に奈良の四寺の仏像が集約されていますので、他の美術展などのついでに足を延ばされてはいかがでしょう？
実際に巡るとなかなか大変な四寺の国宝重要文化財が一挙に見られるのはありがたいですね。
4.0
奈良大和四寺のみほとけを一気に見えます
奈良大和四寺のみほとけを一気に拝むことができました。コンパクトに展示されているので、時間のない人にとてもいいですね。
5.0
何度でも
金堂で勢ぞろいで拝観できるのが最後、と聞いて
４月に室生寺まで出かけて行ったのに、
またまた東博まで会いに行きました。（以前仙台にも行きました。笑)
お寺のかたによると、移動は仏像にはどうしてもダメージがあるそうです。
平常展示なんて申し訳ない・・・
他のお寺の仏像も粒ぞろい、すばらしいものばかりでした。
胎内仏のかわいらしさ。
涅槃像の螺髪、あんなに近くで頭を見ることなんてないのでまじまじと見てしまった。
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- TomTさん、Kimusan5057さん、他1人
- 3
- BY kamakura23
5.0
美仏を間近で
仏像ファンに人気の高い室生寺の十一面観音、室生寺式と言って良い素敵な光背と共に間近で拝し、暫く佇む。国宝釈迦如来座像もエッジの効いた翻波式衣紋も美しいです。貞観彫刻の代表作。長谷寺本尊の脇侍の雨宝童子と難陀龍王が意外に法量が大きいのに驚きました。図録も良く出来てます。
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- lotus8さん、Kimusan5057さん
5.0
国宝仏像が見られます！
常設展示料金で鑑賞出来るミニ仏像展ですが出品作はスゴイです。
特に室生寺の国宝《釈迦如来坐像》は素晴らしいですね。
一木造りの衣紋が大変美しい美仏です。
前から左右からじっくり眺めました。
本館入ってすぐ右の11室が会場ですがこちらの企画は一切撮影NGです。
観光客も多く、結構人が入っているんですねぇ。
他に常設展示で良かったものは、
椿椿山《佐藤一斎夫妻像》、こちら好きな作品で奥様の辛苦に堪えたような表情が素晴らしい。
岡本秋暉《波濤図》、熊斐、良寛の書も良かったです。
陶磁は志野茶碗、道入黒楽茶碗も良いし、仁清茶碗もとってもクール。
近代美術では尾形月耕、望月玉泉、お初の熊谷直彦が良かったです。
川合玉堂の《家鴨》が結構デカくてビックリしました。
洋画は原田直次郎が見られて嬉しい。
東洋館では青磁や中国絵画（賛がちょっとしつこい）を楽しみました。
一月ぶりのトーハクでしたので展示替えも多く大変楽しめました。
やっぱりトーハクはイイ！
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- Kimusan5057さん
5.0
東京で国宝が大集合
4つの寺院の国宝・重文が大集合！！隣り合わせてみることなんて普段はかなわないようなお寺さんの仏さまが同じお部屋に並んでいるだけで圧巻です！
本館の常設展示室内の１室に展示されているので、とってもお得なのもあり、土日は混雑しています！奈良までいかずともこんなまじかで拝見できる機会はそうそうないと思うのでぜひおすすめです！！
- THANKS!をクリックしたユーザー
- Kimusan5057さん
- 1
- BY sasaneko0211
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出展作品・関連画像IMAGES
国宝 十一面観音菩薩立像、平安時代・9世紀、奈良・室生寺蔵 撮影・三好和義
重文 菩薩半跏像、奈良時代・8世紀、奈良・岡寺蔵
国宝 義淵僧正坐像、奈良時代・8世紀、奈良・岡寺蔵 画像提供・奈良国立博物館
国宝 釈迦如来坐像、平安時代・9世紀、奈良・室生寺蔵 画像提供・奈良国立博物館
重文 十一面観音菩薩立像、鎌倉時代・13世紀、奈良・長谷寺蔵
画像提供・奈良国立博物館
重文 難陀龍王立像、舜慶作、鎌倉時代・正和5年（1316）、奈良・長谷寺蔵
国宝 文殊菩薩像像内納入品『仏頂尊勝陀羅尼・文殊真言等』、
鎌倉時代・承久2年（1220）、奈良・安倍文殊院蔵 画像提供・奈良国立博物館