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三国志展
横山光輝の原画、三国時代の副葬品ー家、穀物サイロ、船、動物などの土製模型、曹操のお墓、遼河文明ー龍の原型、
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日本でも、小説、マンガ、ゲーム、映画、人形劇など、さまざまな切り口から広く親しまれ、非常に人気の高い「三国志」。
本展では、近年中国で発掘された選りすぐりの文物が来日、最新の研究成果をまじえてその実像に迫り、これまでに知られた三国志を超えた、考古学ならではのリアルな三国志像をご紹介します。
◆ 必見! 最新の発掘成果が解き明かす三国志の実像
三国志研究最大の発見で、海外初出品となる河南省の曹操墓や、2005年に発見された呉の皇族クラスの墓と目される上坊1号墓などの最新成果に基づき、三国志の実像に迫ります。三国志の物語に親しむ人なら誰もが知る、あの英傑、あの武将、あの戦いにまつわる「リアル」な出土品が眼の前に。
◆ 潜入! 曹操墓
三国志のなかでも抜群の知名度を誇る曹操。その墓の可能性が非常に高いと考えられている遺跡が、2009年に発見され、ニュースをにぎわせました。墓は盗掘でひどく荒らされていましたが、本展では近年の研究をふまえて、埋葬当時のすがたを会場内に復元。日本初公開の出土品も多数展示します。
◆ 発見! 本物の三国志の世界
中国各地から貴重な文物が日本に集結!担当研究員が各地を調査し現地で見つけたリアルな三国志を紹介します。
会期 |
2019年7月9日(火)~2019年9月16日(月・祝)
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会場 | 東京国立博物館 Google Map |
展示室 | 東京国立博物館 平成館 |
住所 | 東京都台東区上野公園13-9 |
時間 |
9:30~17:00
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休館日 |
月曜日 7月16日(火) ※ただし7月15日、8月12日、9月16日は開館 |
観覧料 | 一般 1,600円(1,400円/1,300円) 大学生 1,200円(1,000円/900円) 高校生 900円(700円/600円) 中学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://sangokushi2019.exhibit.jp/ |
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横山光輝の原画、三国時代の副葬品ー家、穀物サイロ、船、動物などの土製模型、曹操のお墓、遼河文明ー龍の原型、
5.0
出土品から、NHK人形劇『三国志』の人形、横山光輝さんの漫画原画まで、色々楽しめました。個人的には、人形がとても懐かしかったです。やむを得ないことですが、あまりの人の多さに写真撮影可能という事もあって、大混雑ぶりに少々疲れましたが…。
4.0
平日だと言うのにかなり混んでいました。ケースの下に置いて陳列してある小さな展示物はなかなか見えない程。
それでも今回の目玉になっている関羽像のカッコよかった事。学芸員さんのお薦めの角度から見ると最高でした。
ぶらぶら美術・博物館などの番組で予習して行ったのでその部分は良く理解できました。NHKで昔放送していた時の人形も展示されていたので人物が身近に感じられました。
中国ってすごいなぁ、と改めて感じました。「三国志」読んでみたくなりました。
3.0
三国志が好きで色々な出土品が見ることができて楽しかったです
が、人が多すぎて見るのが大変でした
写真撮影が可能なので取るのに必死な人が多すぎて鑑賞しづらかったです。
作品は武器や金印などの実物が展示されており
その時代に使われていたことを想像し、感動しました。
4.0
三国志に詳しい人だけでなく、私のように映画やゲームで興味を持った程度の人でも楽しめる内容でした。
ポスターのインパクトに反して、地味な展示物(石とか…)も多かったのですが、それを補うような大量の矢の展示や、実際の曹操高陵を模した柱の配置など、硬軟取り合わせた内容で、飽きさせません。
全部見るのに2時間くらいかかりました。
写真撮影OKなのは嬉しいです。同行者と「どちらがカッコよく関羽像を撮れるか」競ったりして楽しみました。
また、公式のtwitterアカウントが、混雑状況やTV放送の予定などをマメに呟いてくれるのも、参考になり、ありがたかったです。
5.0
後漢時代に経書の文字の異同を正すために石碑に刻した石経が印象深かったです。董卓の乱によって破壊されたそうですが、董卓が漢の時代の文化を塗りかえようとしていたのではないかと想像を掻き立てられる展示物でした。
4.0
今回の特別展は、兵馬俑以外至って人気の薄い中国の古代史です。前史としての後漢、1世紀末から始まり、メインの三国時代、最後の頃にやっと日本の卑弥呼が顔を出し、そして西晋による統一で、3世紀後半までで終わりの、ほんの短い動乱期。ここに沢山のドラマがあり、多くの故事をも生まれました。私は考古ファンだから、特別に三国志ファンではないけれど、見てみたいと思ったのだけれど、これはなかなかに面白い展覧会でしたね。たぶん三国志ファンにはたまらない企画のはず。みな日本なら国宝級の超一級文物ながら、古代の、基本土色をした出土品や壁画など、が並ぶ中、「カッコイイ!!」としか言いようのない関羽の像で思わずカメラをバッグから出しました(本展は全展示品撮影OK)。NHK人形劇『三国志』の人形や横山光輝さんの漫画がところどころで眼を楽しませつつ、展示品周辺のドラマで盛り上げてくれています。すすけた小さな考古遺物も、ドラマのリアルを見せるものとして、ガゼン輝きを得ます。また度肝を抜く演出力と思うのは、戦場で使われた武器の説明や考古遺物の展示しつつ、会場中観覧者の頭上を飛ぶかのごとき大量の矢です。昔見た映画「英雄~HERO~」後に始皇帝となる男を狙う暗殺者の物語だったと、のラストで、数千の矢が一斉に飛び来て、一瞬の暗転の後、大量の矢が突き刺さった門に人型だけがくり抜かれるようにして空いている、ってシーン 。とても印象的でした。時代は違うけど同じような武器「弩」で一斉に放たれた無数の矢の演出は、あたかも三国志時代にタイムスリップして戦場に紛れ込んでしまったような臨場感で、武器の凄さや戦いのすさまじさがリアルに感じ取れる、素晴らしい展示だと思いました。終盤のあっけらかんとした「曹操墓」の表現も、なかなか面白かったです。「オーパーツ」のような白磁壺も、なんだかそそられます。
人其々に感じ方はあるでしょうけれど、少なくとも、「三国志」のドラマは好きでよく知っていても、あるいはあまり知らなくても、それが中国の歴史に実在し、それもこんなに古い昔の話であることを、そしてまた寒冷期という生きるのも非常に厳しい時代の出来事であったことを、多分皆、あらためてしっかり頭に焼き付けてくれる特別展だったと思います。「日中文化交流協定締結40周年記念」ですか。知っている様でちっとも知らないお隣の国… Read More
5.0
三国志の人形劇の世界が実物大で!!
やはりなんといってもあの矢の展示が大迫力でした。
歴史があまりわからなくても楽しめるけれど、できることならちょっとだけでも漫画とかであらすじをおさらいしてあるとわかりやすくていいかもしれません。
音声ガイドも2種類あるので、お好みのほうを!!
両方借りても楽しいです!!
写真も撮れるのですが、じっくり見すぎてタイムオーバーになってしまったので(2時間半でも足りませんでした・・)歴史ファンの方はもう少し時間のゆとりをもっていかれることをお勧めします・・3時間くらい必要かも。。。
5.0
コーエーのゲームから入り横山三国志の漫画、小説は吉川英治とハマって30年以上たちました。そしてこの展示会では中国全土から「一級文物」など161件の文物が集めら展示されています。まさにリアル三国志の集大成と思います。
矢の部屋は1000本以上あるそうです。写真撮影したものを後で見ても
圧巻です。近年発見された曹操高陵の復元もあり三国志好きならたまりません。
なお音声ガイドは吉川晃司さんです。これまた渋い声でガイドしてもらえます。
4.0
三国志人形劇の人形が所々に展示されていて、人形劇を見たことのある方には嬉しい限りです。
三国志に関する入門講座もあり、遠い世界から身近な世界に感じることができました。全作品写真撮影ができるのも嬉しいですね。
4.0
三国志展、なかなか良かったです。
関羽、曹操、劉備、諸葛亮孔明くらいしか知らない自分でも結構楽しめました。
古代中国の技術が凄くて感嘆の声を漏らしながら鑑賞していました。
矢とか曹操墓とか流石トーハク!と唸らせるかなり魅せる構成です。
今回特別展としては珍しく全作品写真撮影可能です。
初週金曜夜間に伺いましたがみんな楽しげに撮影していました。
フラッシュ撮影はいませんでしたがシャッター音は結構していましたね。
無音カメラにしておくと良いと思います。
観たい人も撮りたい人も譲り合っているような感じで現状環境は良好です。
これから夏休みにかけてどうなるか取り組みの今後も含めて興味深いです。
午後8時過ぎになると特に第1会場は空いてきて快適です。
まずは夜間入館をオススメします。
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