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きらめいてました
まずは、曜変天目茶碗の輝きに心奪われ、続く仏教美術の数々も素晴らしいものが多く感動しました。いくつかのビデオも展示物の由来などとても参考になり、より一層興味の持てる展示になっていたと思います。仏功徳蒔絵経箱の展示が終わってたのが残念。藤田美術館の休館が明けたら改めて見に行きたいと思います。
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大阪市の中心部にある藤田美術館は、国宝9件、重要文化財53件を含む世界屈指の日本・東洋美術のコレクションを所蔵する美術館です。
明治期に活躍した実業家・藤田傳三郎(ふじたでんざぶろう)(1841~1912)とその長男 平太郎、次男 徳次郎の二代3人によって収集された美術工芸品を公開するため、昭和29年(1954)に開館しました。
約2千件におよぶコレクションは、茶道具、水墨画、墨蹟、能装束、絵巻、仏像、仏画、経典、仏教工芸、考古資料など多岐にわたり、その中には奈良にゆかりのある仏教美術が数多く含まれています。
このたびの展覧会は、2022年春に予定されるリニューアルオープンの準備に向けて現在休館している藤田美術館の名品を奈良国立博物館新館の全展示室を使用して紹介するかつてない規模の展示となります。
世界に三碗しか存在しないと言われる国宝「曜変天目茶碗」をはじめ「玄奘三蔵絵」「両部大経感得図」「仏功徳蒔絵経箱」などの仏教美術を中心に、館外初公開を含む多彩なコレクションを紹介します。
膨大な私財を投じて、近代以降散逸の危機にあった文化財を収集し、国宝の殿堂と呼ぶにふさわしいコレクションを築いた藤田傳三郎らの功績にも光を当てていきます。
※ 現在、藤田美術館は、施設の全面的な建替えに伴い、2017年6月12日より休館中。2022年4月にリニューアルオープン予定です。
会期 | 2019年4月13日(土)~2019年6月9日(日) |
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会場 | 奈良国立博物館 Google Map |
展示室 | 奈良国立博物館 東新館・西新館 |
住所 | 奈良県奈良市登大路町50番地 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 5月7日(火) ※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・振休)は開館 |
観覧料 | 一般 1,500円(1,300円) 高校・大学生 1,000円(800円) 小・中学生 500円(300円)
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TEL | 050-5542-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2019toku/fujita/fujita_index.html |
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まずは、曜変天目茶碗の輝きに心奪われ、続く仏教美術の数々も素晴らしいものが多く感動しました。いくつかのビデオも展示物の由来などとても参考になり、より一層興味の持てる展示になっていたと思います。仏功徳蒔絵経箱の展示が終わってたのが残念。藤田美術館の休館が明けたら改めて見に行きたいと思います。
4.0
曜変天目3つ中、2つめ鑑賞。MIHO MUSEUMで展示されていた龍光院のものとは、また全く違う様子。写真ではわからない色合いもじっくり見られて満足。そのほかの展示も、キャプションも見やすく展示されていて、なかなかよかった。
5.0
前期、後期それぞれ1回ずつ行ってきました!!!!
さすがの藤田美術館!!!茶碗、お茶席に使用されていたお道具、どれもこれも素晴らしい茶道具がそろっています!!!墨蹟も素晴らしいものだらけで、
目玉の曜変天目も展示方法も独立したお部屋で素晴らしくライトアップされていて、ますます輝きが協調されていて素晴らしいです。
歩きながら見るので、ゆっくり見ることはできないのですが、それでも一見の価値ありです!!
5.0
色々な意味で圧巻の展覧会でした。
美術館自体の建て替えのために長期休館中の藤田美術館の全貌を知ることができるほどの展覧会です。
藤田美術館には何度か行ったことがありますが、その10回分を超えるほどの内容でした。
所蔵する国宝9点が全て展示されているというのも「太っ腹」だと思います。
茶道具から仏教美術に至るまで、思った以上に幅広い分野の所蔵品があるようです。
一番の話題の「曜変天目茶碗」は独立したコーナーにあり、それを見る専用の列が展示室内にできていて、70分待ちでした。
図録は立派な装丁で印刷もきれい(発色がよい)で2300円。
これがあれば、藤田美術館が新装オープンして「所蔵名品集」を作っても要らないほどの内容とボリュームです。
ものすごい数の展示品と混雑で、時間に余裕を持って出かけた方がいいと思います。
「曜変天目茶碗」も最前列で見たければ、全部で4時間ぐらいは必要です。
5.0
MIHOさんは光を当てすぎて底は白とびしてましたね。奈良さんのは宇宙感のある天目ですね。
こちらで評価している皆さん目が悪いのかな?
それとも…と感じさせますね。旧態依然な展示なのは確かですがね。それが悪いわけでもないしね。他の国博は冒険してますが、質はどうかと言えば…
まぁ天目はそれぞれ全然違う宇宙を持ってますので、比較すること自体が間違えていると思います。好き嫌いはあってもね。
3館全てを楽しんで見れば良いのではないでしょうか。
4.0
奈良国立博物館とミホミュージアムの窯変天目を見てきました。
奈良博の方は皆さんも書いておられるように照明が暗く、ごく小さな部分しか見えません。自分が動くことで見える部分は移動しますが、ポスターやちらしにあるような光景には出会えません。
ただ、藤田博物館館長の講演によれば、この茶碗は光を当てないときれいに青く光らないそうですので、やむをえないもののようです。でも、ポスターやちらしであれだけ見せられると、それを期待して行きますので、少々疑問ではありました。
3.0
藤田美術館展、国宝重文多数で見応えあります。
曜変天目茶碗のみ行列ありで10分程度でしょうか。
360度観覧可能です。
2列目後方は並ばなくてOKです。
ただし、奈良博の照明は悪いです。
曜変天目茶碗が台無しで、藤田さん可哀想です。
会期もまだ長いので奈良博さん何とか頑張ってね。
MIHOを見てからだったので差が歴然でした。
惜しい展覧会です。
4.0
開館30分前に到着しましたが、既になかなかの行列でした。列がチケット購入、未購入で分かれていましたのであらかじめ購入しておくことをお勧めします。
第二展示室に曜変天目があるので、先にそこへ行き、その後に戻って最初から見たほうが、ゆっくり楽しめると思います。開館後あっという間に曜変天目の部屋はものすごい行列でしたので。
MIHO MUSEUMの大徳寺の曜変天目を過日見てからの来訪でしたが、個人的には瑠璃色の輝く様子や色の出方や紋様など、大徳寺の方により惹かれました。好みや照明の当て方などもあるとは思いますが。
国宝や重文の展示物も並んでおり、MIHO MUSEUM同様に油滴天目もあります。
どうしても曜変天目が注目されていますが、藤田傳三郎が一代で収集したコレクションの数々は、明治時代の実業家の道楽をゆうに超えた見所があり、幅広い分野の美術品を堪能できると思います。
2.0
一生に一度は見たいと「曜変天目」に期待して行きましたが、展示方法(特に照明)が良くなく、折角の曜変天目が暗くて、よく見えないという悲しい展示でした。
環境的に難しいところもあるかと思いますが、他の展示品も旧態依然とした展示方法で、もう少し展示を工夫されては?と思ってしまいました。
研究を熱心にされているだけに残念です。
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