5.0
京都駅に着くと
真っ先に目に飛び込む五重塔。
その東寺から素晴らしい仏像がやってきました。
しかも360度どこからでも拝むことができるという贅沢の極みを体感できます。
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東寺(教王護国寺)は、平安京遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立されました。
唐で新しい仏教である密教を学んで帰国した弘法大師空海は、823年に嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場としました。2023年には、真言宗が立教開宗されて1200年の節目を迎えます。
空海のもたらした密教の造形物は、美術品としても極めて高い質を誇り、その多彩さや豊かさはわが国の仏教美術の中で群を抜いています。
本展は、空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全貌を紹介するものです。
空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の21体の仏像からなる立体曼荼羅のうち、史上最多となる国宝11体、重文4体、合計15体が出品されるほか、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の最高峰が一堂に会します。
東寺が1200年にわたり、空海の教えとともに守り伝えてきた至宝をご堪能ください。
会期 |
2019年3月26日(火)~2019年6月2日(日)
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会場 |
東京国立博物館
![]() |
展示室 | 東京国立博物館 平成館 |
住所 | 東京都台東区上野公園13-9 |
時間 |
9:30~17:00
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休館日 |
月曜日 5月7日(火) ※ただし4月1日(月)[東寺展会場のみ開館]、 4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)は開館 |
観覧料 | 一般 1,600円(1,400円/1,300円) 大学生 1,200円(1,000円/900円) 高校生 900円(700円/600円) 中学生以下 無料
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TEL | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://toji2019.jp/ |
記念講演会(1)「東寺の歴史と真言密教の至宝」
2019年4月27日(土) 13:30~15:00
講師:新見康子(東寺 文化財保護課長)
記念講演会(2)「東寺と仏像曼荼羅」
2019年5月11日(土) 13:30~15:00
講師:丸山士郎(東京国立博物館 特別展室長)
応募詳細はこちらから
5.0
真っ先に目に飛び込む五重塔。
その東寺から素晴らしい仏像がやってきました。
しかも360度どこからでも拝むことができるという贅沢の極みを体感できます。
5.0
5月中旬に行ってきました❗東寺の最大行事である後七日御修法がどんなものかを前半でクローズアップした上で、そこで使われた法具に始まり、曼陀羅を見せた上で最後に立体曼陀羅を見せるというコンセプトが非常にしっかりしており、曼陀羅にも立体曼陀羅の仏像にも大変興味をもてました。さすがに立体曼陀羅にたどり着いた時には疲れてしまったけれど。図録も曼陀羅や図像に論文がうまく当たっていて、初めて寺社展で図録を購入しました❗色々寺社展に行ったけれどその中で最高ですね
5.0
普段見ることの出来ない姿を間近にじっくりと見せてくれる貴重な展示です。圧巻は、360度堪能できる立体曼荼羅ですね。京都とは違う感動が溢れています。
5.0
東寺の立体曼荼羅、なんたってメインはこの仏像群です。ここで曼荼羅の世界にどっぷり浸ってきました。実際の講堂内に安置されている21体のうちの半分以上が出展されている。それだけでもすごいけど実際に東寺に行っても一体一体360度間近には見られないですから。会場はゆったりした感じですし、近くに行くと隣の人なんてもう目に入りません。仏像の配置は実際とは違うのは、曼荼羅の5体の真ん中の方がそれぞれいないのでしょうがないかと思います。
ミュージアムシアターで上演している「空海 祈りの形」で、VR技術を駆使した立体曼荼羅の映像紹介をしていたので、そちらとセットで見ると世界観などがとても分かりやすいし、いいですよね。
両界曼荼羅や後七日御修法の展示など展示替えがあり、2度観に行きました。
4.0
京都の東寺では鑑賞エリアからだと遠いし、後ろの方にいらっしゃる方はほとんど見えない・・でも、「東寺展」では今まで見れなかった後ろ姿から何を持っているかまで間近で見れる。一体一体、時間かけて堪能できるのが嬉しい! ただ、掛け軸等は展示替えが多々あるので何回行けばいいんだろう??
5.0
唐沢寿明似の帝釈天。かつてソドムとゴモラを滅ぼし、「ラーマーヤナ」ではインドラの矢と恐れられた天空のラピュタの雷を放つ恐るべき兵器を右手に持っている。涼しい顔してやることエグい。
細野晴臣や蛭子能収、古田新太にそっくりなお面や像もあるから、密教美術に興味なくても楽しい。自分は書や曼荼羅図とか全部すっ飛ばして、ほぼこの仏像神像のとこしか見てないから、空海のこととか全く理解していない。
ポスターには兜跋毘沙門天立像が映ってなかったので、今回は来てないのかと思ってたら、ちゃんとご降臨されておりました。人生で三度もその御威光を拝むことができたので、成仏してしまいそうだ。
土曜日の午前中に行ったけど、そんなに混んでいなかったし、立体曼陀羅の展示室は広いので人を押し退けて進むということもなかった。
5.0
貞観彫刻の中でも東大寺造物所から流れてきた仏師の最高の技術と卓越した空海のプロデュース力が融合し、数年のみ誕生した承和様式の傑作仏像群❗️更に最初期の神像、兜跋毘沙門天、支院から唐時代の五大虚空蔵菩薩も展示されております。360度観賞、降三世明王の暴悪大笑面のチェックも忘れずに。仏像フアン必見❗️
3.0
よくまとまって見やすく展示されていたが、立体曼荼羅は前回(2011年)は俯瞰で一覧を鑑賞できるよう工夫されており、今回は一体一体は360度鑑賞できたが如来坐像群の展示は迫力をそいでいた。兜跋毘沙門天立像は是非360度鑑賞したかった。
5.0
とにかく、荘厳なあの空間に足を踏み入れただけでゾクゾクします!いつもどおりの360度からグルグル見える展示方法はすばらしく、いろいろな角度でたのしめるので、何時間でもすごせそうな空間です。
曼荼羅もたくさんあるので、じっくり一枚一枚見ていると結構時間を忘れて没頭できます!
実際の後七日法会の展示もすっごい!!!
これは必見です!!
4.0
東寺展、なかなか良かったです。
特筆すべきはやはり第2会場メインの立体曼荼羅ルームでしょうか。
《増長天立像》《持国天立像》が素晴らしくカッコイイ!
帝釈天さんはアイドルさながら撮影会に大忙しの模様です。
この部屋はいいですね、決まった動線もなく、ゆったりと配置されているので
混雑なく仏像を堪能出来ます。この辺り東博は上手いですよね。
さて問題は後七日御修法です。
これが今ひとつというか混雑の原因で何かパッとしないんですよねぇ。
絵画群は結構展示替えあります。《十二天像》は良いです。
《五大尊像》はあまりカッコよくないです。醍醐寺のほうが良いです。
GWにかけて展示される国宝《両界曼荼羅図》が気になるのですが
また行きたい!と思える程の展覧会ではないんですよねぇ、残念なことに。
GW中と後期以外はそこまで混まないのではと予想します。
夜間開館がオススメです、
5.0
運慶たちの工房がこの仏像群の修理に携わって、多大な影響を受けたというのが本当によくわかる。
1200年近くも前のものとは思えない完璧な造形、重量感には圧倒される。
仏像群が素晴らしいのはもちろんだが、神像や十二天像、五大尊像を間近に見られたのも良かった。
帝釈天、ライティングが素晴らしいけれど、撮影スポット要りますか??
フラッシュの切り方がわからない人や、他のもバシバシ撮る人など、邪魔なだけ・・・
ホームページの搬出映像は必見です。
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仏像曼荼羅イメージ 東寺蔵
東寺五重塔
国宝 兜跋毘沙門天立像 中国 唐時代・8世紀 東寺蔵
国宝 帝釈天騎象像 平安時代・承和6年(839) 東寺蔵
国宝 持国天立像 平安時代・承和6年(839) 東寺蔵
国宝 増長天立像 平安時代・承和6年(839) 東寺蔵
国宝 降三世明王立像 平安時代・承和6年(839) 東寺蔵
国宝 両界曼荼羅図(西院曼荼羅)[伝真言院曼荼羅])のうち金剛界
平安時代・9世紀 東寺蔵 [展示期間:4月23日(火)~5月6日(月・休)]
国宝 両界曼荼羅図(西院曼荼羅)[伝真言院曼荼羅])のうち胎蔵界
平安時代・9世紀 東寺蔵 [展示期間:4月23日(火)~5月6日(月・休)]