4.0
おもったよりステキでした
写真はニガテだったのですが、とにかく、雰囲気が味があるというか。
見ていて時間が一瞬止まったような気持ちになる。絵画のような写真がたくさんです。
普段買ったことないのですが、写真集、買ってしまいました。
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1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍しながら、1980年代に商業写真から退き、世間から姿を消したソール・ライター(1923-2013)。
写真界でソール・ライターが再び脚光を浴びるきっかけとなったのが、2006年にドイツのシュタイデル社によって出版された作品集でした。時に、ソール・ライター83歳。この新たな発見は大きなセンセーションとなり、その後、展覧会開催や出版が相次ぎました。
2012年にはドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」(日本公開は2015年)が公開され、その名前と作品はさらに多くの人々の知るところとなります。
本展は、ニューヨークのソール・ライター財団の全面的な協力を得て、同財団所蔵の写真作品(モノクロ、カラー)、絵画作品、その他貴重な資料を一堂に集め、天性の色彩感覚によって「カラー写真のパイオニア」と称されたライターの創造の秘密に迫る日本初の回顧展です。
会期 |
2017年4月29日(土・祝)~2017年6月25日(日)
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会場 | Bunkamura ザ・ミュージアム Google Map |
住所 | 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 | ※5/9(火)、6/6(火)のみ休館 |
観覧料 | 一般 1,400円(1,200円) 大学・高校生 1,000円(800円) 中学・小学生 700円(500円)
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TEL | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
URL | http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter.html |
4.0
写真はニガテだったのですが、とにかく、雰囲気が味があるというか。
見ていて時間が一瞬止まったような気持ちになる。絵画のような写真がたくさんです。
普段買ったことないのですが、写真集、買ってしまいました。
5.0
ソール ライター、存じませんでしたが、要は、モノクロ写真こそ、芸術写真と思われていた時代に、いちはやく、カラー写真を撮っていたという人。
しかし、名声には関心なく、「ザ ファミリー オブ マン」展に出品を勧められても、それを断り、ひたすら、市井の人々ばかり、60年に渡って、自分のアトリエを離れず、撮影し続けた。という。
会場は、彼方此方に、この人の残した言葉が散りばめられており、理解に役立つ。
つまり、当時撮影したカラー写真が残されていなければ、歴史に埋もれたままであった。とも言え、日本の浮世絵なども愛したというこの人の回顧展が、日本で開催されるのは喜ばしいが、今なら、自閉症スペクトラム障害、と診断されたかもしれない。
4.0
ソール・ライターといえばファッション・フォトグラファーとして知られているが、本展ではむしろ市井の人々を撮ったものが多く、彼の表現の広さが現れた展覧会だった。特に日本の浮世絵に造詣が深かったことを知って腑に落ちるところがあった。窃視的な画面構成がとても洗練されていたり、色彩の具合が適度に抑制が効いていたり。
彼が描く絵画、そして写真の上にペイントが施された作品も多数出展されていて美しかった。
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