4.0
撮る藤田と、撮られる藤田
名古屋市美術館での「藤田嗣治 絵画と写真」展に行ってきました。藤田自身が撮影した写真の断片を切り取り、それらを繋ぎ合わせて何の違和感もなく一枚の絵画として完成させる手法に驚かされました。また、自分自身のイメージを作り上げるため、「撮られる藤田」の徹底したナルシスト振りにはアーティスト気質が大いに感じました。絵画だけでなく写真をプラスすることで、藤田の魅力がリアルに伝わってくる見ごたえのある展覧会だったと思います。
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藤田嗣治の作品を、写真をキーワードに読み解きます。若い頃からカメラを所有していた藤田は、生涯にわたって数千点におよぶ写真を残しました。
本展では、写真を利用した絵画制作のプロセスを解き明かすほか、国内外の写真家がとらえた藤田のポートレイト写真などを展示。自らが撮影者でもあり、被写体ともなった藤田。描くことと撮ることの間を絶えず行き来した「眼の軌跡」を追いかけ、知られざる魅力に迫ります。
| 会期 | 2025年9月27日(土)~2025年12月7日(日) |
|---|---|
| 会場 |
名古屋市美術館
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| 住所 | 愛知県名古屋市中区栄2-17-25 (芸術と科学の杜・白川公園内) |
| 時間 |
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| 休館日 |
月曜日、10月14日(火)、11月4日(火) ※ただし、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、11月24日(月・休)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,800円(1,600円) 高大生 1,000円(800円) 中学生以下 無料
|
| TEL | 052-212-0001 |
| URL | https://www.nagoyatv.com/program_event/foujita25.html |
4.0
名古屋市美術館での「藤田嗣治 絵画と写真」展に行ってきました。藤田自身が撮影した写真の断片を切り取り、それらを繋ぎ合わせて何の違和感もなく一枚の絵画として完成させる手法に驚かされました。また、自分自身のイメージを作り上げるため、「撮られる藤田」の徹底したナルシスト振りにはアーティスト気質が大いに感じました。絵画だけでなく写真をプラスすることで、藤田の魅力がリアルに伝わってくる見ごたえのある展覧会だったと思います。
4.0
東京開催時はノーチェックだったんですが、名古屋遠征に組み込んで行ってみたら、大正解!
いろいろ気づきがあって、面白かったです。
まずは、以前から気になっていた自画像の細眉。
こんな細眉のオジサンがいたのか?と思っていたんですが、さまざまなポーズを決めたポートレートを見ているうちに、「手入れしてたね」に落ち着きました。
1枚だけ太眉の写真を見つけて、なんか納得(笑)
『オランダの少女たち』は以前にも見たことがあったんですが、今回、元となった写真と解説パネルで写生ではなかったことが判明。
複数の写真からいいアングルを選んで、配置を変え、反転させ、コラージュを楽しんでいるような制作過程が楽しそう。
勝手に写生と思い込んでいた自分がバカすぎたことと、写真によって表現の幅が広がったことを実感しました。
アンディ・ウォーホルみたいなポートレートあり、ソール・ライター作品のような街角ショットあり、いまでも評価の高い芸術家たちの先を行ってたんですね。
気に行った作品『マドンナ』がハガキになっていたので購入。
褐色の肌をしたマドンナと彼女の周りに描かれた子供たち(天使かな?)の顔が
なんとも可愛らしい。
しばらく机の上を飾りそうです。
5.0
藤田嗣治 絵画と写真 に行ってきました。Art Agendaの検索もですが、TVのCMもポスターになっている写真が印象的だったので、これは行くしかない!と思わせてくれました。今回の作品展もとても見ごたえがあります。パリで活躍し、油彩画のオリジナリティーは、日本画の筆の繊細さも感じる柔らかで迫力もあり、実物でなければ分からない質感もとても素敵です。また写真撮影を資料として行っていたり、作品としての撮影表現もさりげないところがとても勉強になりました。また、猫が作品に頻繁に登場するなど、猫好きなところや、撮られることも表現とし積極的にファッションや髪型、愛猫も全面に出す!など。お付き合いしていた女性たちの姿も垣間見え、人間としての藤田嗣治を感じられる展示でもあります。作品のボリュームもある貴重な企画展だと思います。藤田嗣治をテーマにして下さったことに感謝申し上げます。
名古屋市美術館の「藤田嗣治 絵画と写真」展に行ってきました。
藤田嗣治といえば、私にとってはやっぱり絵画。
とくに有名なのが、あの“乳白色の肌”で描かれた人物画です。
絵なのに肌が透き通るように見えて、静かだけど強い存在感があり…readmore
3.0
藤田嗣治の写真か意外と色が効いている感じのものが多くて、びっくりしました。よく見る絵はモノトーンな印象なので。撮られる側に立つ時のインパクトを重視した感じはすごいです。
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